The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2008年02月17日(日) トイレの使い方 / この弁護は正しい? / TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] Macro

最近は男性でも、周囲を汚すことを気にして(それを気にする人に気圧されて)小用を座ってする人が増えてきているそうです。私にしてみれば「それってネタでしょ」と思うくらいうそっぽい話なんですけれど、まことしやかに話題となっていますね。

なぜ、私がうそっぽいと思うかというと、会社などで入るトイレの使い方からわざわざ小用のために便器に座る人がそんなに多いとは思えないということです。

男性も大きな方をするためにはズボン(とパンツ)を下げて便器に座って用を足しますけれど、それと立ったままで小用を足すのでは、どちらがより簡単かと言えば、それは圧倒的に立ったままである訳ですよ。更に、便器に座るとき、私はほとんど気にしませんけれど、結構な数の人が、便器に座る前にトイレットペーパーをカラカラカラカラ言わせて大量の紙を巻き取り、それで便座を拭いているようです。便座の裏側ならともかく、便座の表側がどれだけ汚いというのでしょう。お尻の穴は汚いかもしれませんが、臀部は別に普通の腕や顔の皮膚と一緒でしょ。何を神経質になっているのかねと思いますが、まぁそれを気にする人は確かに結構な数に上るのです。その割りに会社のトイレなどは、ドアの張り紙にわざわざ鼻くそをこすりつけている、まるでここが自分のテリトリだといわんばかりの犬(並の)人間がいるので、その清潔感もただの思い込みというか自己満足程度なんだなと思う訳ですけれどね。

兎に角、便座をあげてすぐに用を足せる立ったままと、いちいち便座を拭いて、更にズボンを下げて座ってと手間のかかる座ってとどちらを選ぶかといったら、ほとんどの男性は立ったままを選択すると思うのですよ。ま、中には座った方がいいという男性もいるでしょうし、また女性人に逆らえない男性もいることでしょう。でも、それが広まっているとはどうしても思えないのですが、本当に自主的に座って用を足す方が良いなんて人がいるのか、私には疑問です。皆様はどうお考えでしょう…

余談ですが、最近はトイレのふたを閉める男性が多くなってきました。
人間誰しも、できるなら面倒はしたくないということなのか、以前は男性用トイレの洋式便器の蓋を閉める人はとても少なかったと思います。でも、最近はかなりの確立で、前に利用した人が蓋を閉めている個室に遭遇します。これは洗浄便座が普及したことを意味しているのでしょうね。洗浄便座には脱臭機能がついていることが多いですから、その機能を有効に利用するため(気休めかもしれませんが)蓋を閉める人が多いのだと思います(私もその1人です)。そういう所から勝手に「普及したんだな」と実感している次第。ただ、その反面、今でも洗浄便座を「ノズルにうんこがついている気がする」と毛嫌いする人も多いですね。あと、はるか昔、視聴者がビデオを使って自分の発明を発表するという番組があって、その中で「トイレットペーパー巻き取り機」みたいなものが出ていたことを興味深く覚えています。そのビデオの中で投稿者は「皆さんは、トイレットペーパーを巻き取るのが面倒じゃありませんか。私はそれを簡単に楽しくする発明をしました」って口上で、今まではこうでしたとトイレットペーパーをカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラと何メートルも手指に巻きつけるのです。そして、その代わりに簡単に言うと棒の上半分にかまぼこ板を横に打ちつけたようなものの下半分を持って、そのかまぼこ板にトイレットペーパーを巻くようなものを作ったという訳です。まぁその発明がどんなものかはどうでも良くて、ただこの家族は、その一巻きのトイレットペーパーが多分数回、数人が使ったら使い切ってしまうだろう程の大量消費をするのが当然と思っているということにショックを受けたのでした。多分、この家族(まだ小さな子供がいる若い家族でした)は、その両親から「お尻は汚いもの」と教育を受けたのでしょうね。ですから汚いお尻に触ることはまかりならんと、トイレットペーパーも何重にも巻き取って、お尻の感触も伝わらないくらい厚く重武装するのが正しいと信じているのでしょう。まぁ私はどちらが正しいとはいえません。私はそれを「紙の無駄遣い」と思いますし、そんな家族を1970年代初頭のオイルショックの頃(みんなで争ってトイレットペーパーを確保しに走り回った時代)にタイムスリップさせてやりたいと切に思います。でも、今でも時々会社のトイレに座って一息入れていると、隣の個室からカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラと延々と続くトイレットペーパーを巻き取る音が聞こえることがあります。そういうせくとの人は少なからずいるということなのでしょうか。そして、その人たちは、やはり汚いノズルが嫌で、そんな洗浄便座を利用したいと思わないのでしょうか。もし、洗浄便座を利用した後であの巻き取り量を利用しているのだとしたら、これはもう犯罪じゃないのと言いたい位の浪費家ですよね。果たしてどんな心理の人があんな使い方をして、それが普通だと思っていられるのかとても興味があります。


この弁護は正しい?

先ほど日本テレビ系で放送された「行列のできる法律相談所」でこんな設問がありました。「部長の指示を無視して勝手に商品企画を通した。結果としてその商品は会社始まって以来最大の売り上げとなった。部長は部下に対し、命令に従わなかったからと減給処分を通達した。この部下は以前にも命令を無視し、訓告処分を受けたことがある。」というもので、この部下を減給処分にすることができるかというものでした。

結論としては、4人の弁護士は意見が真っ二つに分かれたのですが、減給できると答えた弁護士の内一人にまったく説得力がなく、結果として「減給できるのは40%」という結果になってしまいました。でも、これは本当に正しいでしょうか。

できると答えた弁護士は、「会社組織だから、部下が上司を無視して勝手なことをするのは許されない」ということが根底です。できないと答えた弁護士は「成功したんだから、その処分は厳しすぎる」「上司が皆優秀だとは限らない」ということが根底です。

私は「減給できる」に一票です。いや「できなくてどうする」ってなもんです。
会社は組織です。だから、どんな馬鹿な上司でも、上司と決められた人には部下を管理する責任があります。もし、馬鹿な上司が反対したことでビジネスチャンスを逃したとしたら、それはその馬鹿な上司の資質の問題であって、その責任はその上司をその地位に据えたその上司の上司に問題がある訳です。兎に角、馬鹿な上司だから無視しても良いなんて話はどこをどうひっくり返しても正当性はありません。また、「成功して会社が大もうけしたからいいじゃないの」という話も、「では、もしこの企画が大失敗して大損をしていたら、この部下は首にされても良いということなのか」という疑問がわいてきます。上司の命令を無視して勝手なことをやった。それがたまたまうまくいったという結果だけで処罰はすべきではない、軽くするべきだというなら、もし逆の結果だったら、処罰は本来より重くして問題ないという話になってしまいますよね。処罰というのは、結果に左右されるべき部分もありますが、今回の話というのは結果以前にその経過に問題があるのであって、だからこそ売れたか売れなかったかの結果で処罰の大きさが左右されてはならないことだと私は思うのです。

もし、「減給できない」という派閥の意見が正しいのだとしたら、それはとても怖いことで、会社という組織は大きな博徒の集団に成り下がってしまいます。

「減給できない」と言った弁護士2人、確かにさまざまな視点があって、それぞれの信念に基づいて弁護活動をするというのはわかりますけれど、こういう弁護士が、山口県光市の母子殺人事件や、サリン事件の被告に対して「心神喪失状態にあったから無罪にするべきだ」なんて叫ぶのかなと、テレビを見ていて怖い気持ちになりました。

皆さんはどう思われますでしょう?


TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] Macro

なげータイトル!! はぁ…ため息

TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] Macro」というレンズを買っちゃいましたよ…

近々デジカメはNikonのD300からD3へ乗り換える予定です。と公言してきたのですが、果たしてデジカメには50万円もかける価値があるのでしょうか。もしこれが銀塩フィルムカメラのNikon Fシリーズだとしたら、(1シリーズの寿命が10年オーダーなので)それは価値があるものだったでしょう。でも、今のデジカメの世界は日進月歩で長くても2年くらいでフルモデルチェンジを繰り返しています。2年で50万円…月2万円という計算でしょうか。そう考えるととても高い買い物という感じがしますよね。あと10年もすればもう少し安定するのではとは思いますがね。

私がD300ではなくD3が欲しいと思うのはD3だけが持つFXフォーマットという銀塩カメラと同じ倍率でレンズを使える機能が欲しいということなのです。でも、あと数年待てば、この機能ももっと手ごろな値段のデジカメに載るのかもしれません…ただ、すでにAPS-Cサイズ(Nikonで言うところのDXフォーマット)というのは確立されたフォーマットですので、カメラ本体およびレンズを大型化するFXフォーマット(35mmフィルムサイズ)のフォーマットがどれだけ普及するのかは結構疑問な部分もあります。まぁ、私が持っているレンズの大半がFXフォーマットであり、DXフォーマット専用のレンズは1本しかない事、自分の目がFXフォーマットでの画角に慣れているということがFXフォーマットを欲している理由なのですが、それでこの値段の買い物をして良いのか…と悩んでいる訳ですよ。

さて、そんな悩みとは別に、先日から公言している四国旅行、近々実現する算段がついたというか、今週の休みはその計画作りと、交通手段、宿泊手段の予約に負われていたのでした。さて、計画が明らかになるにつれ、自分たちがやりたいことと、自分たちの手持ちの時間にかなりギャップがあることに気づきました。しかし、時間を増やす訳には行かないので、やりたいことをどんどん削って行ったのですけれど、結局は、会社が終わってから旅行に直行という計画になりました。という事で、この旅行は荷物をかなり絞り込む必要があります。←会社のロッカーがかなり小さいため、大きな荷物は持っていけないため。

何の制限もなければ、私は折角の機会ですから、カメラのレンズは一式持って行くことにしたでしょう。大きなショルダーバッグまたはザックに一杯の交換レンズです。しかし、荷物はA4のビジネスバッグひとつ程度の大きさに収めなければなりませんから、そんなにレンズを持っていくことはできません。そんな訳で以前から買おうと思っていた高倍率ズームレンズを買うことにしました。もちろん中古でです。

本当に狙っていたのは、NikonのD40などでセット販売用になっているAF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6GIIというレンズです。私はあまり望遠レンズは使いませんので、35mmフィルムカメラ換算で27-82.5mmというこのレンズは小さくて手頃な倍率で良いかなと思えるのです。大体中古価格は1万円前後のようです。
このレンズをオークションで探して、落札しようと狙っていたのですが、タイトルの長ったらしい名前のレンズがちょっと気になって、今日、たまたま寄った近くのカメラ屋さんで中古が出ているのを見つけ買ってしまった次第。

なぜ、このレンズが気になったかというと、実はね、私TAMRONっていう会社が大嫌いなんですよ。それは、もう20年くらい前ですかね、巷ではTR-55という手のひらサイズのハンディカムが大ヒットをしていた頃、私はその流れに逆らってCCD-V5000という肩に担ぐ一体型のビデオを買ったのです。小さなビデオは10万円台前半で手に入るのに、私が買ったビデオカメラは33万円だったかな。このカメラは当時テレビ局も報道用に仕入れて使っていたという素性のしっかりしたものだったんですよ。
でもね、写った映像がものすごいタコなんです。まっすぐのものがまっすぐに写らない。汚い。で、このレンズがタムロンのOEMなんですね。更に、当時私が使っていた銀塩カメラはNikonのFEで、このカメラで使っていたレンズもTAMRONのズーム。で、これがまたものすごく汚いのです。その後、Nikonの短焦点レンズ、ズームレンズを買って、今までどれだけひどい絵で我慢してきたのかが分かって腹が立ったという次第なんです。

デジタルカメラになって、受光素子(フィルムにあたる部分)が銀塩フィルムより一回り小さくなった事でレンズも小さくて済むようになったおかげで、銀塩フィルムサイズでは歪が大きくて使い物にならないレンズしか作れなかったメーカーもごまかしができるようになり、それなりに評価されるレンズを出せるようになったんですね。でもね、私の中では未だタムロンではなく「タムシ」レンズと蔑称で呼んでいるのですよ。しかし、20年も前の話を今に持ち出して毛嫌いをするって言うのは、やはりどうかと思いますので、本当はどうせNikon以外のレンズを買うならSIGMAの 18-200mm F3.5-6.3 DC OS/HSMとか18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSMが良いかなと思っていたのですが、今回はTAMRONのレンズを選んでみようと決めたのです。

お店の人も、18-200などという11.1倍ものズームだとF6.3などという信じられない暗さになってしまいますので、まぁ80mmより上(80-200mm)の部分はおまけだと思うのが正解だろうと正直な感想を言っていました。私もそう思います。あくまでも普通に使うのは中望遠までで、それ以降は「とりあえず撮れる」という気持ちで過度な期待をしない「あはっ!写っている」と思えればそれでいいんだということですね。そう割り切れば、それより前側ではまぁまぁよく写るってな話でしたので、それを楽しんでみたいと思います。

このレンズ、後釜として18-250mmというものが出てきたので、中古に出回り始めたらしいです。まぁ同じF値ならより望遠側があるレンズが良いのかもしれませんが、私はそんなレンズを欲しいとは思わないなぁ。というか、今回は2万円ちょっとだったので、まぁ買ってもいいかと思いましたけれど、これが2万5千円を超えたら私は絶対に手を出しませんね。いや、本当は今でもこのレンズじゃなく前述のNikonレンズでよかったんじゃないのかという気持ちで一杯です。

どちらにしても、これらのレンズはDXレンズですので、私がD3を買ったときには無用の長物となってしまいますので、D300につけて売りさばくことになる訳で、まぁその時はNikonのズームレンズというネームバリューと、18-200という素人受けするスペックどちらが武器になるんでしょうね。興味深い問題ですが、確認する術がないのが残念です。

ま、もう買ってしまったものですから、楽しんで使ってみようと思います。
それにしてもこのレンズで「いやータムロンを見直したよ」となるのか「やはりタムシはタムシだな」となるのか…責任は重大だぞ。(しかし、D3になったら結局今回の成績の如何にかかわらず多分TAMRONのレンズは使わないだろうなぁ)


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010