The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年11月24日(木) ニュースから(はやぶさ/偽造事件の補償) / 経県値 & 経県マップ / GoBack

それは墜落…
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は小惑星イトカワへの着陸と岩石採取を目的としていた探査機「はやぶさ」が「『人類初』の小惑星着陸をしていた」と発表しました。

着陸を試みて高度10mまでは降下したのですが、その後うまく制御が出来なくなったようで、着陸をあきらめ上昇指示の命令を出した頃から「安全確保を最優先」するモードになったため数時間の間通信も切れてしまい、状況が分かっていなかったのです。その時のデータが送られてきて解析をした結果、はやぶさは1回バウンドしたのち約30分にわたってイトカワの表面に居た「模様」なのだそうです。それを今回「着陸」と発表したのですが、例えば、飛行機が「着陸する」というのは飛行機の運転手が飛行機を操って滑走路におろすから「着陸」というのであって、運転手が制御していない、または制御できないものは着陸ではなく「墜落」と言うのではないかと思うんですよ。

「人類初の」という定冠詞は魅力的ではありますが、やはり「墜落」状態ではなく、きちんと「着陸したこと」を誇りたいと思うんですけれど如何なものでしょうかね。

被害者の鬱憤…
千葉の設計事務所による強度計算偽造事件、建築主側と住民側の対話というものが始まって、やはり予想通り住民は被害者として無理難題を言い始めたようです。

テレビに映っていましたが、建築主側に「おまえの時計でも売ってこっちに回せ」というヤジ…今回の事件では、確かに「なぜ、そんな設計事務所を使ったんだ」という憤りがあるでしょうね。でも、それは建築主にもある憤りだと思うんですよね。
私たちも家電製品を買うような時、またはもっと身近に食品を買う時、1円でも安いところから買うのが「主婦の知恵」と言われていたりしますよね。消費者がそうやって「1円でも安く」と望むのですから、供給する側も他よりも安くと考えるのは当然で建設主が費用を圧迫しようとすれば泣くのは下請けなんですよ。「これしか予算がないから」と言われたら、これ以降仕事が無くなるよりはと泣く泣く受けざるを得ない状況があります。それでも稼ぐためには、量をこなさなければならないと言うその話自体は本当に今の世の中の縮図だと思います。まぁ、だから偽造をしても良いと言うものではありませんけれどね。偽造をしたのも悪いし、せざるを得ないほど経費を圧迫した建設主、渡された設計書を勝手な判断で正しくチェックしていなかった検査会社…どれもが悪いのですけれど、少なくとも建設会社もある意味被害者ではあるのです。会社が倒産することも視野に入れ、出来るだけの誠意を見せて対応をしようとしているのに、感情的になった住民の攻撃に晒されるというのは見ていてかわいそうだなと思います。

確かに「耐震設計」は嘘で遠くから引っ越してきて子供は転校までしたのにとか、「購入した時はローン審査を通ったけど、今はどうかな?」と言う人もこのご時世ですからあるかもしれません。いろいろ言い分はあると思いますが、幸い誰が死んだと言うわけでもないこの事件で被害者と称する住民はいくら損害賠償を要求するつもりなのでしょうか。
野次馬的意見で申し訳ないですが、これは別に損害賠償なんて不要の話だと私は思いますよ。単に建設会社が不良を認めた上での誠意としてどう対処するかだけの問題だと思います。
一昨日も書いたことですが、どちらとも関係のない第三者として意見の言える仲立ち業者が入るべきだなぁと改めて思いましたよ。



経県値 & 経県マップ

いつも愛読させていただいている「もの・ま・にあ」さんでおもしろいものを紹介されていました。

経県値 & 経県マップ:http://www.geocities.jp/karasugawahekiheki/keiken-map.html
占いとかではなく、単に自分が各都道府県にどれだけ足跡を残したかを色つきで眺められるというものです。余りで歩かない人は白いままでしょうけれど、私の場合は公私ともに出歩くことが多かったので結構真っ赤ですよ。

私の場合はこんな感じです(結果)←本当は5カ所が「泊まった」ではなく「住んだ」なんですけれど、「住んだ」も「泊まった」に変換してあります。それにしても、後かすってもいないのは「沖縄」「鹿児島」「長崎」の3県だけなんですよね。まぁ「高知」も限りなく0に近いかすり方(海路で通過)なんですけれど…この4県を制覇できるのはいつの日なんでしょうねぇ…

皆さんはどうでしょう?


Norton GoBack

10月の末、今使っているPanasonic CF-W2の調子が悪くなりました。何が悪かったのかは良く分かりません。その時点であるソフトをインストールしようとしたのですが、インストール画面は出てくるけれど、そこから先に進もうとしないので「まずいなぁ」と思っていたのですが、それからどんどん駄目になっていく感じでした。そんなことがあったので改めてシステムを再インストールして、全ての環境を再構築した時に、今までは使ったこともなかったNorton Gobackと言うソフトをインストールしてみたのです。
このソフトを入れておくと、再起動をした時やソフトウェアをインストールした時など様々な時の環境を記憶していて、いつでもその「時」に戻ることが出来るというのが売りなのだそうで、システムの環境を元に戻すだけではなく消失したファイルも復元してくれるのだとか。パッケージやインストールメニューの説明を読むと便利そうなので入れてみたのですが、多分そのソフトウェアが情報を収集しているためだと思われますが四六時中ディスクがゴロゴロゴロゴロ動いていて、正直うるさいんですよ。それだけならまだ我慢も出来ますが、例えばこうやってタイプをしている時、ゴロゴロとHDが動き始めタイプしている文字の表示が止まってしまったり、無変換で確定されちゃったりすることもあって、正直鬱陶しいのです。
一年に何回あるか分からない、インストールの不具合や必要なファイルの消失におびえて、こんなに不自由な生活をする必要があるのか甚だ疑問に感じてきました。実際、先日試しに環境を数日前に戻してみようと思ったのですが、私の構築した環境で本当に元に戻せるのかがとても心配になって断念したと言うことも不要論に拍車を掛けています。果たしてこのソフトを活用されていらっしゃる方は居られるのでしょうか…いや、居られるとは思うんですけれど、果たして「入れていて良かった」と実感しているのか、それとも「ただの保険」と割り切っているのか興味あるところです。私は削除する方に心が傾いています。


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