The Green Hills of Earth
| 2005年02月15日(火) |
代車の苦行(事故処理-4-) / 新しい代車と事故車の状態(事故処理-5-) |
保険の保障項目の一つとして、事故から30日以内(事故車が修理している間)の10日間日額7000円(業者価格)以内のレンタカーを代車として借りることができます。
そんな訳で今日、レンタカーが代車として運ばれてきました。トヨタのカルディナです。(link) 人気のある車種なんですか? 私はトヨタの車には殆ど興味がないのでよく分かりません。ただ、引き渡されて車庫に入れる100メートル程を乗った時に、やけに窮屈で乗りにくい車だと思った位です。そして、一休みした後、取り敢えず車で走ってみようとほんの30分ほどのドライブをしてみたのですが…帰ってきてすぐ、保険代理店の担当に「車を変えてくれ」と電話を入れました。
まず、たばこ臭い。すごい匂いです。運転していて頭痛がしてくるくらいに。その次に、実はこっちの方が大事なのですが、私もしばらく乗っていないので忘れていたのですが、トヨタの車と私の相性って最悪なんですよ。トヨタの車のシートに座ると私の背中は筋肉痛を起こすんです。全然私の体に合っていないんです。今回も500メートル程走って背中が痛くなり、「そう言えば」とその事実を思い出し、しかしあの苦痛から何年も経っているのだからトヨタだって少しは進歩しているのでは?と思ってあれこれ調整をしてみたのですが、さすが外面だけのトヨタです。中身は全く何の進歩もしていないことが分かりました。何をどう調整したって私の体には合いません。 更に、私がその中でもベストなポジションをとると、私の目の前にはバックミラーが鎮座して視界を遮ります。私は昔腰痛のため、RECAROのシートを購入して使っていたことがあるのですが、そこでは取扱説明書に座面や背もたれの設置角度が事細かに指示されて居るんですよね。人間工学に基づいてこの角度が一番疲れない姿勢で、それにあわせてシートのクッションは調整されていると言うことで、その通りに調整すると本当に「ほっ」とする座り心地が得られるのです。そしてそれ以来、できるだけその角度・位置に椅子を調整して座るようにしているのです。今の車の前にはロードスターに乗っていましたが、そのロードスターでも同じようなポジションに設定することができました。が、このカルディナではそうすることが拒否されているようなのです。多分トヨタの車に乗るのにはかなり背もたれを倒して座るのが正解なんでしょうね。でも、私はこんな姿勢で運転出来ないなぁ。
バックミラーが前方の視界を遮り、シートは腰を痛めつけ、エアコンからはタバコの匂いが吹き出してくるこの車を乗るのはとても大変…いや、不可能です。そんな訳で担当者に電話をしてギブアップ宣言をし、禁煙車とトヨタ以外の車にしてくれと哀願した次第。明日速やかに車を変えてくれることを祈っています。どうか皆様におかれましてもそう祈っていただければ幸いです。
結局、保険屋さんやカーリース屋さんなどと話をした結果、カルディナは返却することとなりました。代わりに「何が良いか?」と聞かれるので迷わず「ロードスター」と答えたのですが、残念ながらロードスターは弾数が少なく、全てが出払っていると言うことで実現しませんでした。それなら禁煙車なら何でも良いですよと言う話をしたら「では、ベリーサではどうでしょう」と提案をされたので、それでお願いしました。(ベリーサのページ:音が鳴りますのでご注意ください) 届いた車はなんと走行距離50km、1月に登録されたばかりの新車でした。良いのかなぁ… 残念ながらミュージックHDDは着いていませんが、アドバンスドキーレスエントリーシステムなんてものが付いていて、最初はドアの施錠はどうしたらいいのー!とか泣いてしまいました。シートは遙かに出来が良くて腰の痛みはないですが、アクセルに動きが付いてこないのは、やはり排気量の違いなのかなぁ…ま、贅沢は言いません。快適に動いていますので、それで良いとします。
その車で、事故車を見に行ってきました。 私が付いた時には、既に保険会社の確認も終って壊れた部品の取り外しがほぼ完了していました。ぱっと見た目は「バンパーが割れた程度」で20万円コースか?と言う感じだったのですが、下回りまで調べてみたら、そのバンパーを割った何かの突起物に下回りを結構やられていて、少なく見積もっても70万円コースだそうです。ラジエーター、エアコンの熱交換機、ラジエーターの送風ファンなどは軒並み割れており、更にそれを止めるフレームが折れ曲がっているのと、私は気付かなかったのですが、スリップして左を向いた時に右の壁に車の後ろをぶつけていたみたいで後ろのバンパーも壊れていました。更にボンネットも歪んでいますし、まだ確認はしていませんが足回りにも被害があるのかもしれないそうです。 もう、どんどん壊れて全部新品にしてくださいね。心の中の叫びです。保険屋さんは泣きたくなるかもしれませんが、こちらはこれまでこの時のために保険を支払ってきたんですから。どんどん頑張って貰いましょう。そんな気持ちです。
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