2007年05月28日(月)
生存本能
高校生の頃受けた生物の授業で、今も忘れられないことがある。
熱いものや尖ったものを触ると、思わず手をひっこめる。
いわゆる「無条件反射」だが、これは生物が生きていくために備わっている反応で、どんなに気持ちが弱って自暴自棄になっていても、これだけは絶対にやってしまうものらしい。
ウニのような頭をした生物教師はそう説明した上で、更にこう付け加えた。
「生まれてきた者は全て、生きていくように出来ている」。
だから、自分で自分を殺すな、と。
ましてや、他人のいのちを邪魔するな、と。
この教師の人間性は嫌いだったが、この授業に関しては受けてよかったなぁと今も思う。
今日のように、生きようとしてかなわなかった人と、生きることに決着をつけた人のニュースが同時に飛び込んできた日は尚更。
先週から鼻がグシュグシュしていて、黄砂の影響かと思っていたら今朝から咳き込みだしたので、風邪と確定。
それでも仕事はあるし、電話は相変わらず誰も取らないし、でホトホト参る。
マウス女は相変わらず自分の目の前の電話が鳴っているのに知らん顔。
私も底意地が悪いので、マウス女の部署の電話が鳴ると、マウス女がいるのかいないのか確認し、いる時だったら絶対に取ってやらないことにしている。
取ってやらなきゃいけない義理なんて、よくよく考えたら全く無いのだ。
あっちの方が何年か入社年次は先だが、役職は私と同じヒラだし。
他部署のことにまで構ってる余裕は無いわい。
相変わらず、挨拶しても絶対にガン無視だし。
なんじゃ、アイツ。