つらつらきまま


2006年11月06日(月)
花と笑い


「姑かっ!」とツッコミたくなるほどねちっこいオッサンから1時間ほどいびられる。
 土日に控えている「笑福亭鶴瓶落語会」のことを思い、我慢我慢。
 心の中では中指立てて「しねーっ!」だ。

録画して頂いた「東京ダイナマイト祭り」のDVDを見る。
 スピードワゴンのネタは丸々カットされていたのは残念だったが、あの日比谷野音の熱気と興奮を思い出し、見ながらテンションが上がる。
 東京ダイナマイトへのコメントを求められた2丁拳銃が2人とも「大好きです」「ファンです」なんて言っていたのも微笑ましい。
 
その流れで、同じく録画してもらった「2丁拳銃ヒストリー」も見る。
 「撃ちっぱなし」で「同じネタが使われて〜」と言っていたので、使われた漫才が全部同じだったんだろうか?とか思っていたが、そんな編成をするほどFandango!もバカではなく、私の早とちりだった。

 「漫才夫婦」は1回ぐらい、「うさぎとカメ」は一度も見たことが無かったので、それを見れたのが嬉しかった。
 「フィーバーマン」から「病室」のコントが選ばれたのは意外だった。
 全編を見たことが無い人がいきなりあれだけ見せられてどれぐらい笑えるのかなぁ、とも思った。
 私の場合、あのコントは見ている内に切なくて胸が痛くなり、つい泣いてしまう…。

 「天使と悪魔」、「好みのタイプ」、「ゴキブリの逆襲」、「銭湯」、「偉人」等の漫才は何回も見る機会があったので、大まかな流れはもちろん、セリフも割と覚えてしまったが、それでも飽きることは無い。
 持ち帰り仕事をしながら見ていたので、“見る”というより“聞く”という方が正しかったが、展開は分かっているのにそのボケをあの飄々とした口調で出されたら、反射的にふふっと顔がほころぶ自分がいた。

 “咲く”は“花が笑う”という非常に可愛らしい意味を持つが、考えてみれば“ほころぶ”も、“咲く”と“笑う”の両方の意味を持つ。
 固く結んでいた口が開いて笑い出す様子を、つぼみが花開く様子に似ていると思った最初の人は凄く豊かな感性を持った人だったんだろうなぁ。

小堀家次男くんは“響己”くんに決定。
 写真を初披露した「撃ちっぱなし」は見れなかったので、ブログに載せてくれた写真が初響己くんだったが、央人くんと同じく目力がある男の子だった。
 まだ生まれて1週間ぐらいなのに3ヶ月ぐらい生きているかのようなしっかりした顔立ち。

鶴瓶さんが門真の落語会で「たちぎれ線香」をやったと今日の「きらきらアフロ」で言っていて、それを聞けたお客さんをとてもうらやましく思った。
 にわか落語好きの私が言うのはおこがましいが、「たちぎれ線香」は悲恋物で、切ないとかいう感情はどの時代でも不変なんだなぁと実感した話だった。
 門真の落語会や繁盛亭でこの話を聞けた人が本当にうらやましい。

 同じことを2回も書くほどに。



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