2006年09月24日(日)
ああ勘違い
佐藤多佳子の「しゃべれども しゃべれども」(新潮文庫)を購入。
書評を読んで面白そうだったので探していたのだがなかなか見つからず、偶々リブロに行ったら平積みされていたのでやっと購入。
(映画化されるのに何でこんなに探しきれなかったんだろう)
と不思議だったが、著者欄を見て納得。
著者の“佐藤多佳子”氏を“佐藤愛子”と間違えて覚えていた。
新潮文庫の佐藤愛子欄を見てもそれらしきタイトルが見つからなかったのは当たり前だわ。
ちなみに話は二ツ目の若手落語家と彼の周りに集まる不器用な人達が織り成す人間模様、といったら良いかな。
今、丁度半分ぐらい読み終えたが、かなり好き。
「寝ずの番」を読んで以来、落語家が主人公の小説を意識的に探している。
そういえば「タイガー&ドラゴン」も本が出てたけどどんな感じなんだろう。
シナリオや映像物を単行本化したものはあまり好きじゃないので、本当の小説なら読んでみたい。
角川ならそろそろ文庫化しそうな気もするけど。
東京の文明堂は、元々は長崎の文明堂の支店だが現在は別会社らしい。
だから長崎と東京で流れるCMが違うのか。
東京ではあやつり人形のクマが「カステラ一番、電話は二番〜」と唄いながらラインダンスを踊っているが、長崎は違う。
今はどうか知らないが、私が中学生ぐらいまでは、14時59分45秒ぐらいになるとどこからか飛んで来たキキとララのパチモンのようなアニメキャラが、花時計の針を2人で15時に動かす、というやつだった。
その際流れる音楽は「カステラ一番〜」ではなく、「♪まもなく三時〜」というもの。
字幕が出ないので耳コピで覚えたが、微妙に間違えていたことが判明。
私の耳では
「まもなく3時、テアタイム、(子供の声で「ももえやき」)、カステラ一番、電話は二番、文明堂のカステ〜ラ〜」
と聞こえていたが、正しくは
“テアタイム”→“カステラタイム”。
“ももえやき”→“ママの味”。
“テアタイム”は“tea time”の訛りやろう、と思い、“ももえやき”はCMの古臭さから、多分山口百恵の全盛期の頃に作っとって、何か百恵ちゃんに絡めたフレーズば入れたかったとやろう、と強引にこじつけていた。
あぁ、あのCMまた見たいなぁ。
21時55分ぐらいによく見た「西海讃歌」がバックミュージックに流れていた天気予報も。
あの天気予報、何故か冬によく聞いたイメージがある。
こたつで母親とさっきまで見ていたテレビの感想を言ってたらこれが始まるが、あまりに荘厳な曲調なので、オバカな番組を見ていた後ほど気持ちが沈んでしまう稀有な天気予報だった。
(私)「こん曲何かすかーん」
(母)「でも、こい團伊玖磨が作ったとよ」
(私)「加山雄三?」
(母)「そいは弾厚作やろ」
とかいうオバカな会話もあったなぁ…。
CM絡みでオダギリジョーが出ている「F902iS」。
CMソングを唄っているのは本人なのだが、途中から「ホエホエホエホエ〜」と聞こえてならない。