2006年07月06日(木)
ハチミツ
テレビ欄の「ハチミツとクローバー2」を見ても“ハチミツ二郎”を連想し、これはいくら何でも強引だ、とちょっとだけ反省する今日この頃。
「ハチミツとクローバー」は作者がSpitzの「ハチミツ」というアルバムに入っている「歩き出せ、クローバー」から取った、と聞いた覚えがあり、連想ついでに「ハチミツ」を聴く。
このアルバムを買った時私は高校生だったが、「一見へなちょこ、でも実は凄い頑固」なものの良さを知るきっかけとなった。
陽の裏にある陰から目を反らさないことや、弱さを隠さない強さとか、曖昧で何通りにも解釈が分かれるような表現で大事なものを包む心地よさとか、Spitzを聴けば聴くほど自分が好きな世界が広がり、そういう世界が確かに存在することの安心感を貰っていたと思う。
1997年7月27日に稲佐山で行われた「THE GREAT JAMBOREE '97 IN NAGASAKI 行くぜ!稲佐山兄弟」が、私のSpitz初ライブ。
この時は1st、2ndからも結構唄っていて、ここで聴いて凄く気に入った曲を聴きたくなったので翌日1stを買った覚えがある。
それは「夏の魔物」。
Velvet under//misinが休止前最後に行う本公演のタイトルが「ナツの魔物」だった時、(好きなものは繋がるんだな〜)と不思議な感じがした。
今日はインストアイベントだったが、雨も上がったことだしさぞ人も集まった...だろう、多分、いや、絶対。
私が行かなかったら雨上がるということは、私が雨女なのか。
日曜日にお会いした人から「インストアありますよね。どうするんですか?」と聞かれたので「あっ、行かないっすよ。カメラも持ってないし」と答えたら不思議そうな反応が。
自分でも何で行かないのか不思議だけど、そういうときもあります、ということで。