つらつらきまま


2005年12月09日(金)
がんばれ、もえちゃん!


今週から新しい派遣さんが来ている。
 喋り方が山口もえにそっくりなので、心中密かに“もえちゃん”と呼んでいる。

 このもえちゃん、喋り方とは裏腹に中々どうして凄い。

 まず、本来なら先週から派遣される筈だった。
 だが、5日。
 始業10分前に一本の電話がもえちゃんから入った。

 「あの〜、親不知になったので〜、“1週間休みます”〜」


 えぇ〜っ!とかなりたまげた。
 引継ぎのため金曜に来た時は3時のおやつに出されたせんべいをぱりぱり食べとったではないか。

 それでも、久しぶりに現れたunder 25にでれでれなおやぢどもは、

 「いや〜、親不知は大事にしないといけないよ」
 「顔が腫れるから女性は来にくいよね」
 「ゆっくり用心しなさい」

 と、電話を代わらんでもいいのにかわるがわるもえちゃんにエールを送っている。
 やぶ医者にかかったためヘルニアをこじらせ3ヶ月の入院後やっと退院したイトウくんに
 「時短でも良いからでてくれないと困る」「若いのに」「もう腰もあっちも使いものにならねぇんじゃないの」
 と平然と言った人達と同一人物とは思えん。
 
 親不知は上下4本あるので、週に1本ずつ治すのではないかと思っていたが(そういう展開も無責任に期待していた)、そういうことはなく、ちゃんと今週からもえちゃんは出て来た。
 始業20分前に来て、一人ひとりに「おはようございます」と挨拶をしていた。

 (あぁ、良い子だなぁ)
 と思ったが、もえちゃんはやっぱりもえちゃんだった。

 データ入力を任されたもえちゃん。
 やにわに立ち上がると指導社員に


 「すいません、“キタカイドウ”ってどこにあるんですか?」と紙を差し出し質問。


 数秒の沈黙の後、「…それは北海道だよ」と指導社員。


 更に数分後。

 (も)「何度もすいません。これ、何とお読みになるんですか?」
 (指)「…さっぽろ」
 (も)「あっ、そうなんですか〜」


 もえちゃん…。
 何でそんなに北海道に疎いの?

 その後も
 ・ゼロ発信は頭にあったが市外局番をつけないため、「東京以外に繋がらないんです」と総務に電話機交換を打診
 ・クレジットカード会社から身分照会電話がかかった際、「まだ使ってないのにどうして電話してくるんですか?もう掛けてこないで下さい」と発言
 ・部長と課長を間違えること度々

 …と、1週間分とは思えない数々のエピソードを我々の頭に刻み込ませてくれた。
 このもえちゃん話を聞いた友達は「大した人間になりそうにないが、かなりの大物だ」とコメント。
 何か分かる。

 でも、私も入った頃は(今もか?)、かなり周囲をハラハラさせてたんだろうなぁと思うと、もえちゃんを出来るだけフォローしたくなる。 
 最初から何でも出来る訳は無いんだし。
 
 それにしても逸材だ、もえちゃん。

会社帰りにスーパーで買い物をしたら、中国の方がレジ打ちだった。
 まだあまり日本語に慣れていないらしく、

 「いらっしゃいません」
 と挨拶をし、

 「おつり110円ほどです」
 と言っておつりをくれた。

 日本語は難しいね。

米倉涼子がねちねちねちねち厭味を言ってくるので、とうとう耐え切れなくなってキレた、という夢で起床。
 何で米倉涼子?私別に海老蔵のファンでも無いのに。
 しかし、これ以降米倉涼子のCMを見る度に、夢の中のもやもやを思い出し、イラ〜ッとするように(^^;。
 友達は、「何故か皇室に自分がお嫁入りをし、一般参賀で挨拶しようとしたら横にいた雅子様に睨まれた」という夢を見て以来、皇室特番を見ると腹立たしくなるらしい。
 夢って何なんだろう。




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