つらつらきまま


2005年08月27日(土)
予想の斜め下を行く展開にカンパイ


曲者@大阪に行って来た。
 ハイ、実は行っていた。
 21日〜28日まで夏休みを申請した後、何かの拍子に26日に大阪で曲者があることに気づき
 (あ〜、行こうと思えば行けるなぁ)
 ということで、チケット&新幹線フリープランをサクサク手配。
 その頃の私は“行こうと思う”人だったということ。
 1人だけ行くのは何故か気が引けたので、曲者には誘わないものの大阪旅行をしようということでチチと一緒に金、土と大阪観光してきました。

曲者@大阪。
 FCで取らなかったが、割と整理番号は早かった。
 だが、お昼に大阪市内を歩いていたらどうも軽い日射病になったみたいで、とてもじゃないが前の方で飛び跳ねる体力と気力が無かった。
 水分を取っているのにカラカラ。
 なので、後ろのブロックで時々もたれたりしながらの参加。
 
 後ろだから分かったが、開演時間はやっぱり早すぎる。
 前半1時間の集客率は8割程度で、フロアの後方はスカスカだった。
 (これ、赤字だろうなぁ。残念ながら)
 と、日射病のぼんやり頭でそう思った。
 「何か…寂しいなぁ」「何か空いてんなぁ」という会話もちらほら。

集客率よりも気になるものが1つ。
 いつの間にやら季節限定を通り越して、2005年の定番系になりつつある悪寒がする“サマ様”。
 
 来てるだろうとは思っていた。
 予想というか覚悟していた。
 「修士様〜」に関しては、覚悟を決めていた。

 
 だが。


 まさか。


 「修士」と書かれた看板持ちまで現れるとは予想しておらずorz。


 ご丁寧にレタリングまで施してあるのを見つけた時は、2丁拳銃のイベントなだけに“鳩が豆<鉄砲>を食らったら恐らくこんな顔”という状態に。


実を言うと私、“サマ様”の顔を知らない。
 インストアの時、修士さんが「あっ、あの子や」と言っていたが、その当時はまさかこの方がここまで大物だとは思っていなかったし、聴覚に加えて視覚までこの方について記憶を留めたく無かったので、敢えてその方向を見なかった。
 でも、今思えばちらっとでも見ておけば良かったなぁと少々悔やむ。
 看板持ちがサマ様と同一人物なのか、それとも分家が出て来たのかの識別がはっきり出来ないからだ。

もし、看板持ちがサマ様と同一人物だとしよう。
 「修士様〜」という場の雰囲気を一瞬にしてぶち壊すこの発言について、(声に出して思いを打ち明けるからいけないのね)と分析した結果の看板なら、もう完敗である。
 何をどうしたらこう人の予想の斜め下を行く行動が思いつくのか、と。
 
看板持ちとサマ様が別人だとしたら。
 本家だけでもまだ衝撃覚めやらないのに早くも分家1号が誕生しているということは、今後の分家誕生の勢いがますます加速を増すということもある意味予言しているとも考えられ、眩暈を覚える。
 
出てくるのが当たり前だと思っていて、単独ライブで対象が登場しているのに<キャー>の1つも飛ばさない客層よりは、「修士様〜」なんて熱い志を持っている人の方が見方によれば良いファンなのかもしれないが、限度があるだろう。

 声援は無いよりある方がそれは良いに決まっている。
 だが、タイミングや場の空気を考えず、ただ自分の思いだけをひたすら連呼することは、もうそれは“声援”じゃなくて“騒音”だ。

 看板を作るには、時間もお金も掛かるだろう。
 どうしたら見てもらえるかをかなり考えただろう。
 でも、あれを高々上げられると後ろの人間は迷惑だ。
 (立ち見のライブなんだから見えやすい前の方に移動すれば良い)
 とかいう問題じゃない。
 どうしても自分の方を見てもらうために視覚でアピールしたいなら、物凄い目立つ色のTシャツに、アップリケやらラメやらスパンコールやら蛍光塗料やらで“修士”を縫い取ったものを着たら良い。
 “アイタタ”加減ではどちらも同じだが、看板よりはまだ他人に与える害は少ない。

うたツアー4公演にサマ様は全部行くらしい。
 平日17時開場18時開演の公演に、東京だろうが大阪だろうが駆けつけて“修士様〜”と叫ぶ行動力を持ってらっしゃる方だ。
 その頃まで今のテンションを持ち合わせていたら、きっとやるだろう。

 10月か11月のGBに修士さんがゲストで出るらしい。
 愛しの修士様のソロゲスト出演だ。
 サマ様は絶対に駆けつけるだろう。


 私はといえば、サマ様が来ると思うと最近停滞気味だったライブへのテンションが輪を掛けて下がって行く。
 (これには絶対に来るまい!)と思っているというかある意味祈っている後藤さんと小堀さんのライブで、
 「小堀様〜」という、たった3回しか聞いていないのにすっかり覚えてしまった声が聞えたら、うめだの真ん中で「**(自主規制)〜っ!」と終演後絶叫するかもしれない。

 (一番は修士様だけどやっぱり2丁拳銃を応援する気もあるし)
 という気持ち、この方に関してはあまり持って欲しくない。
 修士様だけに抑えてもらった方が被害の拡大が防げる。

それにしても、せっかく一般人には予想もつかない発想や、その発想を行動に移せる実行力と度胸を持っているのだから、それを違う方向に生かせば良いのになぁ…とつくづく勿体無く思う。
 何故、こうも全てを見当違いの方向に動かしてしまうのかがある意味不思議でしょうがない。


曲者東京公演&大阪公演。
 メモを取っていないので、今回レポートを作るかどうか微妙です。
 何せどの公演でも一番印象に残ってるのが素人の言動と行動なので。

東京と大阪で違ってたのが、GBが「東京」を唄わなかったこと。
 2丁拳銃が「青風」じゃなく「青色」でシメたこと。
 キム兄、ジュニア、大輔さん、小堀さんらにネタにされようとも、大阪でも「オマエらの好きな色何色や〜!(×3)、聞いて下さい、『青色!』」をやったシュウちゃんは律儀だと思った。
 テンション上がったコホリロックは終いには上半身裸になったが、相変わらずなんともいえない真っ白ガリガリだった。
 ライブで裸になったのは随分と久しぶりな気がする。

 FUJIWARAはトップで出てきてトラジハイジの「ファンタスティポ」をやったが、1曲で終わったのでファンからブーイング(笑)。
 ブーイングで始まるライブというのも凄い。
 後藤さんはミスチル2曲。
 後藤さんの後を継いで出て来た心さんは阪神への愛を込めたオリジナル曲2曲を熱唱。
 ビッグポルノは名前どおりの歌を3曲やり、EDでは久しぶりにHGではない住谷を見た。
 盆地で一位の人気は不動。

終わった後は、サイトで知り合った方と食事。
 なんば周辺は意外と早い時間で店じまいするので、結局めしや丼に行く。
 オアシスな時間。
 



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