2005年06月26日(日)
100±○分
「百式」の前にタワレコへ。
チョップリンのインストアイベント告知を未練がましい目で見ながら雑誌売り場へ。
内容をまずは見て、次回来た時にまた手に取ったら買うつもりだった「LuckyRaccoon」。
何のことは無い、小堀さんのページのゲストが千原ジュニア氏であるのを確認するや否や、速攻レジに行ってたよ。
これを買うために少なくとも2月に1回はタワレコ新宿店に行く。
開場までロビーでLRを読む。
ジュニ写買いしたLRだが、買って良かったと思った。
小堀さんがジュニア氏のことをとてつもなく大好きで物凄く尊敬していることが、文章全体からダイレクトに伝わってきた。
特に好きだったところは、「歌」と「お笑い」に対するジュニア氏と2丁拳銃のスタンスと関係の違いを書いている部分。
ジュニア氏のそういうところにたまらなく惹かれてしまうんだろうなぁと思った。
「百式2005」開演。
結果を言うと、東京公演は96分。
でも見ている時は短いともダレたとも思うことはなく、丁度良かった。
とうとうネタにもなってしまった、“テンションが低いお客さん達”。
私もその一人だ。
身に覚えはありすぎる。
その低いながらも一応はあるお笑い面のテンションは2丁拳銃に今のところ一番注いでいるんだけども。
低いテンションのまま“好き”の温度を一定に保っている感じ。
極端に上がりもしないかわりに、よっぽどのことが無い限り急降下もしない。
今回は、見ていて一番心地良い百式だった。
毎年思うけど、年を経るごとに2丁拳銃を楽に見ることが出来るようになっている。
殆どの場合、安心して見ることが出来るようになった。
特に今回は、客席の空気や2丁拳銃の間、やり取りなど、全体を通じてお笑いの舞台を見る際には必要無い余計な感情を覚えることが無かった。
最初から最後までほっこりした気持ちで「百式」を味わうことが出来た。
全体の印象は“いくらでも繋がって広がる漫才を見た”という感じだった。
ネタの世界の大枠をまず提示し、その世界に合うパターンを何本か提示する方式が多かったことも関係すると思うが、初期の百式の時に時々感じた(あらあら、随分と強引に話を持ってきたなぁ)ということは今回殆ど無かった。
そのため、世界があちこち飛んで少々混乱するということも無かった。
(こういう見せ方もあるんだなぁ)と思った。
そして今回結構多かった掛け言葉系のネタ。
ニチョケン特有のライム漫才とはまたちょっと違う、オーソドックスといえばオーソドックスな漫才の一種。
でも、言葉が持つ独特の面白みを知らないと出来ない漫才。
今回私が一番感じた2丁拳銃のこだわりはこの系統のネタだった。
伝統的なものの中にどれだけ遊びとオリジナリティを取り込めるか。
“漫才”への挑戦と意地を見たような気がした。
…ということをアンケートに書いて提出出来ればなぁ…。
実際には上記の1割程度も書けていない理解不能な文章のまま提出。
「2人へのメッセージ」は、
小堀さん→お疲れ様でした。「乳」を連発しすぎるようにも感じましたが、小堀さんが自由に漫才している姿は好きです。
修士さん→いつにもまして、素っ頓狂なキャラの修士さんを見たという印象でした
だもんなぁ。
それにしても私は毎年小堀さんに対してロクでもないメッセージばかり書いてるなぁ。
反省。