つらつらきまま


2004年12月27日(月)
ゴール

今日だけは2丁拳銃でもハリガネロックでもなく、チャイルドマシーンを見たくて、ただそれだけのために仕事帰りにルミネに行ってきた。
 月曜日に残業しなくても良いように、家でも出来る仕事は土日に片付けて。
 「white」の前はもちろんのこと、「銃響曲」前にもやらなかったことだ。

今日の当日券は全て立見。
 「今日は170人以上既に出ておりまして」
 とか
 「姿は見えないで声だけの可能性が高いですが」
 とかいうのは承知してるから早く売ってくれれば良いのに、挙句
 「見えなくても払い戻しは致しませんが」
 だと。
 そんなに私、ちっこくて且ついちゃもんをつける奴に見えるの?

中に入ると、確かに全然見えん。
 今日は指定・立見合わせて670人入れたそうで、今年最大。
 
 今日はチャイマにひたすら照準を合わせるため、無理に背伸びして見る事はせず、体力を温存。
 音声だけ聞いてるからある意味ラジオの公開収録状態。
 そんな中でも、ルミネの客をトラウマ行きの列車に引きずり込む力ではあの虹子にも勝つ「アイガさん」で、舞台を走り回ってたユウキロックの後姿がちらっと見えたのは私らしいなぁと思った。
 どういう訳か客の肩の間がきれいにスパーンと空き、あれほど誰も見えなかった漫才がニチョの出番になったら割と苦労せず見えたことも。
 今日のニチョはアテレコ+ホスピタル漫才。
 シュウちゃんは自分が“いけず”なのかどうかは今日は深く追わないらしい。

トリから3番目にガレッジが出て来た時、あることへの期待が急速に膨らんだ。
 ガレッジが終わった後に流れたアニメーションが、見慣れたハグキちゃんとぶつぶつちゃんだった時
 (あぁ〜、ありがとうニチョケン!あんた達、やっぱり兄さんだよ)
 と訳のわからん感謝の念が湧いてしまった(^^ゞ。
 感謝する相手はニチョケンじゃなくて、出番を組んだ劇場関係者に対してだよなぁ。
 チャイマがトリを努めることも嬉しかったけど、今日で最後のチャイマの前が2丁拳銃だったことは、やっぱり嬉しかった。

流れる度にペナルティと間違えていたチャイルドマシーンのアニメーションを見るのは今日が最後。
 出囃子はいつもより長めだった。
 暗転の時点から起きていた拍手はチャイマが出てきてからはより大きくなった。
 そんな客席に、2人はちょっとテレていたようにも見えた。
 漫才を聞くことしか出来ないと思っていたから、2人の姿を見ることが出来てホッとした。
 フト辺りを見たら、必死に背伸びして少しでも2人を見ようとしている人達が何人も目に入った。
 もう私は見たし安心出来たから、他の人に場所を譲り後ろに下がった。

 チャイルドマシーンの今日のネタは
 ・珍しい苗字
 ・おゆうぎ
 ・「ちょっとだけEnglish」

 だった。
 よく見てたネタ。
 「〜in the park」でオンバトに受かってたのを見て嬉しかったこととか思い出した。
 

 20時半ちょっと前、山本さんはシメの言葉を言った。
 それはチャイマのネタを終わらせる言葉でもあるし、今日のネタ組が全組終わったことを意味するし、チャイルドマシーンというコンビの活動が全部終了したことを意味する言葉でもある。

 今日ほど、
 「もうエエわ」
 を聞きたくない日は無かった。

 聞きたくなかったけども必要な言葉。
 いつもならすぐ暗転するライトが、今日はすぐには消えなかったと思う。
 2人がお辞儀をすると凄く大きな拍手が起きた。
 袖からも拍手が起きていたらしい。
 客席には、笑いながら泣いてる人や、友達に縋りついて泣きじゃくっている人や、笑うことも泣くことも出来ないでどうしようと途方にくれたような顔の人達が何人もいた。
 
きれいごとだけど、「解散」は凄く悲しい言葉なので、私は(チャイマはゴールに着いたんだ)と思うようにしている。
 「チャイルドマシーン」として活動する目標地点に、2人でゴールした。
 次の目標はそれぞれ違うので、今度のゴールは1人で目指す。

 でも。
 もしかしたら。
 もしかしたら。

 また2人の目標が合うことが無いとは限らない。
 
 そういう独りよがりの空想をこれからしばらくやるだろう。
 
「感情のない子供」という意味のコンビのくせに、大勢の人間の感情を色々揺り動かしてさようならだなんて、そりゃないよ、チャイルドマシーン。


書きたくなかったけど、やっぱり書こう。


さよなら、チャイルドマシーン。


そして、


ありがとう、チャイルドマシーン。
面白かったよ。

++++++

今日の昼食(忘年会を兼ね、ちょっと豪華な料亭に行ってきた)の一コマ。

おじ様「最近、ヨン様とかいうのが流行ってるらしいじゃん」
私「あぁ、冬ソナが話題になりましたからね」
お「あいつの名前何だっけ?えーとキム・ヨンサム(金泳三)か」


…なんでやねんっ!
何で韓国の元大統領のおっかけを今更せないかんのか。

「しりとり王竜王戦」スタート。
 あ〜、「行こうか愛猫」出てないわ〜。
 残念!
 松本さんは審査員だが、例文は出してくれるのか。
 嬉しい。
 
 「愛猫」は出てないけど、「タコです」ことジョン・B・チョッパーが参戦してるので期待しよう。
 久しぶりに矢作氏もいるし。
 それにしても、あんな安い値段で笹塚の地下にある奇妙な構造のスタジオで、渡辺竜王のトークやギャグを毎月見て良いのだろうか。
 



 Written and  arranged by  seri   || スキン by エンピツスキンニュース++