つらつらきまま


2004年09月20日(月)
大事(“おおごと”?“だいじ”?)


微妙に福山雅治に似ている人を好きになるけれど、何だかよく分からないがとにかく別れなきゃいけないという夢を見た。
 目覚めた後、なんだか泣けてきた。

 夢とはいえ切ない展開(だったと思う)ことが1つ。

 もう1つは、夢の中なのに相手が「福山雅治本人」ではなく「福山雅治のそっくりさん」というしみったれたリアルさに。
 そっくり具合は、夢男<大山英雄。

久しぶりに椎名誠の「新橋烏森口青春編」を読んだら面白かったので、続編の「銀座のカラス」を買いにBOOK OFFに行った。
 うちもこじんまりとした会社なので、共感しながら読むことが多かった。

 学生の頃、「哀愁の街に霧が降るのだ(上・下)」をきっかけに椎名作品に一時ハマっていた。
 「あやしい探険隊シリーズ」や「岳物語」など。
 「新橋〜」は「哀愁〜」の続編的色合いなので買っては見たものの、当時はあまりピンと来ることがなかったので、そんなに読み返すことはなかった。
 「哀愁〜」「新橋〜」とあわせた三部作の最終巻である「銀座のカラス」はもっとピンと来なかったので今日まで買っていなかった。
 立場が変わると分かることってあるなぁと思いながら、久しぶりに読書を楽しんだ。
 分厚い上下巻だし、私はお気に入りの作品はほぼ暗記できるほど何回も読み返すので、この本もしばらくは何度も読み返すだろう。

「マンザイマニア」のレポートをアップした。
 色々考える。
 
 自分以外の人達はあのライブを見てどう思ったんだろうということを知りたくて、見つけられる範囲内で色んな掲示板や日記を読んでみた。
 それらを読んでいたら、殆どの人が反応したのに私は聞き流しているフレーズがあることに気づいた。

 それが、ライブの終わり頃に松口さんが言っていた(らしい)

 「これからもついて来て欲しい」

 という言葉。

 これに反応しないようじゃ、やっぱりダメだろう。
 今の私はハリガネに関することを見聞きしても、気持ちがポジにもネガにも動かないということも分かった。
 この状態だと、いくらハリガネロックが素晴らしい舞台をしたとしても、その半分も私は理解しようとしないだろう。
 それは凄く失礼な行為だ。

ハリガネロックの漫才の舞台を初めて見た時のことは今でも鮮明に覚えている。
 (漫才ってこんなに見ていてわくわくするものなんだ)
 (2人の言葉しかないのに、いくらでも世界を広げることが出来ることなんだ)
 と、圧倒された。
 漫才は、自分が思っていたよりもとても魅力的で高度な演芸であることと、その魅力を伝えることが出来る若手漫才師がいることの両方が、とても嬉しかった。

 そんなハリガネロックの舞台を大切にしたいから、ハリガネロックの舞台を真っ直ぐに味わう余裕が再び自分の中に生まれてくる日を待ちたい。
 ネガな感情や過剰な贔屓目に引っ張られたりせず、自分で自分の感情を処理出来るように。




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