つらつらきまま


2004年08月06日(金)
1人っ子の血


午前8時からNHKを見る。
 15分が近づいたので、洗濯干しを止めて正座。
 テレビに合わせて黙祷。
 
 広島・長崎に関係が無い人で黙祷をする人はどれぐらいいるのだろうか。
 広島・長崎市民でも、この日がどんな日なのかということを深く思わない人達が増えてきているみたいだし。
 そう考えるとむなしくなるが、どんなにむなしくても自分の良心に従い、「昭和20年8月6日8時15分」と「昭和20年8月9日11時2分」にはどんなことがあっても黙祷をささげる。
 それが、世界で2都市しかない被爆都市のうちの1つに生まれた者の宿命だし使命だとも思う。

話は変わり、19時から「はなまるマーケット」の特番を見ていた時のこと。
 岡江さんは男に生まれ変わりたいので、生まれ変わっても現旦那と結婚する気は毛頭無いが、男に生まれ変わって“岡江久美子”と結婚する気は満々だと言っていた。
 きっと良いことがあるに違いない、と。
 この“自分好きぶり”、何となく同類の臭いを感じるがもしや…と思ったら案の定、彼女は1人っ子だった。
 今日まで岡江さんが1人っ子とは知らなかったが、分かるものだなぁ…としみじみ。
 ちなみに彼女は子供も1人。
 色んな事情によって1人っ子なのかもしれないが、1人っ子の自分を大して不幸に思わなかったから、子供も1人っ子で良いと思ったのかもしれない。
 
 私自身も子供は1人で良い。
 子供が嫌いというわけではなく、自分の子供時代を振り返ってみても、1人っ子はそんなに悪いものでもなかったから。
 解釈次第で、物事は幸福にも不幸にも変わる。
 結果は結果として、少しでもポジなところを見出してそこに流れていきたい。

ローソンでイエモンのベスト盤の払い込みをする。
 早ければ9日には着く。
 今月はCDを割と買う。
 8月末は、私が唯一「声だけで泣ける」ボーカリスト・藤原基央が属するBUMP OF CHICKENのアルバムが出る。
 平熱のテンションでかれこれ9年ほどファンをしているspitzのボーカリスト・草野マサムネ氏の声も好きだけど、藤くんの声質は別物。
 歌声を聴いていたら、胸の辺りをがーっとかきむしられるような切ない気持ちに襲われる。
 詞も関係あると思うけど。
 「jupiter」に入っている「Title of mine」で何度涙したことか。
 同じアルバムに入っている「Stage of the ground」の「その足に 託された/幾つもの祈りのカケラ達と/叫んでやれ 絞った声で/ここまで来たんだよって 胸張って」というフレーズは、就職活動をしていた頃の私のある種テーマソングでもあった。

 久しぶりにspitzの1stアルバム「スピッツ」を聞く。
 「海とピンク」、「夏の魔物」が好き。
 一番好きなのは「スパイダー」。
 「だからもっと遠くまで君を奪って逃げる/力尽きた時はその時で笑い飛ばしてよ」がどうにも心をくすぐる。

 そういえば、ゆら帝ベスト。
 Disc2に「昆虫ロック」は入らないのでちょっとがっかり。
 「グレープフルーツ〜」のバージョン違いが2曲入る。
 新曲「アイドル」も。
 「太陽の白い粉」も。
 結構わくわく。

ニチョケンも初のセルフプロデュースアルバム「蛍光灯の虫」を25日にリリース。
 「青空」と間違えられる不憫な5男坊「青色」に続き、今回も早速「蛍光灯の光」と某Webショップでは間違われているらしい。
 小堀裕之がメインで仕切るとこういうことになりがちなのか(^^;?

 「LOVE ROCK」から3年。
 あの頃から変わらないのは、予約をしてまで手に入れる気持ちは無いこと。
 そういえば「バッテキ!」が始まって1年ぐらいした頃、1番だけとはいえ「かぁちゃん」のデモテープを無料で配ってたなぁ。
 実家にはまだ残ってるかしら。

27日はロフトでやっている家城啓之オールナイトトークライブの日でもあるらしい。
 それでも私はジャリズム☆ナイトへ足を運ぶ。
  



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