2004年05月08日(土)
念願の初「チクる!」
常々
(苦虫噛み潰したピーナツみたいな顔やなぁ〜)
と思っていた福田さんが昨日突然官房長官を辞任。
後任の細田さんはパソコンが得意らしく、朝日新聞によれば
「細(ほそ)ピューター」
という、韻も踏んでなければセンスのひとかけらも無い、というあだ名があるらしい。
命名者は、“しんきろう”こと、森前首相。
この人って、まだ“前首相”なんですね。
随分前に辞めた気がするのに。
話は変わり、「チクる!」に行ってきた。
言って良いですか?
大満足ライブでした。
私は松竹芸人については詳しくない。
今日の出演者も、名前は知っていても、ネタの系統や個々のキャラまでは知らない芸人の方が多かった。
そんな私ですら楽しめたんだから、松竹を知ってる人なら大満足どころじゃないのかな。
「芸人−客−スタッフが一丸となって、舞台を創る」
という感じでした。
吉本のライブでそういうことを感じることは殆ど無いだけになおさら。
こういうツアーライブに参加したのは3年前の「base JAPAN tour」以来。
プランを初見したのがこのツアーだった。
当時は3人編成。
あれはあれで楽しかったけど、出てる芸人のキャラを知らなきゃ楽しめないような演出もいくつかあるなぁ、今思えば。
歌のコーナーは特に。
“歌”も厳密にはカラオケコーナーだけど(^^ゞ。
…“コーナー”と打とうとして“こーバー”と打つ間違いが連続するのは、コバの呪いか?
久しぶりに浮かれ気分&新鮮な気持ちで帰り着く。
帰った後は、アンケートをWEBで送信。
これはいい仕組みだなぁと思う。
吉本も全面的に導入してくれないだろうか。
1人で来た女性や、社会人を何年か続けているような方もちらほら目に入り、良い感じの客席でしたが、やっぱり素っ頓狂な人はどのライブにもそれなりにいることが分かった。
たとえば、開演前に「マンスリーよしもと」を
「もう〜、井上さん、超イケメ〜ン!抱いて!って感じ〜」
なんて友達と騒ぎながら読んでた客とか。
松竹のライブ会場で吉本の雑誌を堂々と読む。
Jr.がいうところの
「ディズニーランドにキティちゃんのシャツを着てくる奴のデリカシーの無さったら無かったわー(「こうじ君44sentimental」より」
みたいな感じだなぁ、と思う。
ヴェートーベンの写真がスクリーンに出た時
「え〜っ、この人達知らな〜い」
と言った3秒後に「ヴェートーベン」と字幕が出た途端、
「超面白いんだって、この人達!」
と言ってた客とか。
何で顔知らないのにネタを知ってるんだろう。
この発言が聞こえた途端、椅子からコケそうだった。
でも今日一番のMVPは
「あたし〜、松竹芸人ってノーマークでさぁ、知らない芸人の方が多かったんだよね。
でも、オーケーはカッコ良かったから今度からチェックするわ。
でさぁ、チャップリンだっけ?
あれ、何か違うな。あっ、そうそう
チョップメンだ!
全然意味分かんなかったんだけど〜」
と帰り際にナイスなボケ2連発をかましていた名前は知らないこの方にささげたい。
<チャップリンInチクる!>。
夢のようなラインナップだ。
一度は見たいわ〜。
っていうか、チョップメン。
“チョップリン”でも“チャップメン(今年3月に解散)”でも無いパチモンセンス漂うこの名前、案外好きかも。
ルミネでやらない6月分「ハリガネロックのEVENT3」。
「南大塚ホール」ってどんなところなんだろう。
はりけ〜んずさんが声優さんとのイベントで使う会場みたいですが。
でも、色々会場に考えを馳せたところで私はルミネの「元クラウディーズ」をあっさりと優先させる訳なんですが(^^ゞ。
チケット代は同じだけど、先に取ったのはこちらだから。
東京で行われ、なおかつ先に取っていたチケットはこっちだった2丁拳銃の「NUTS」を蹴り、
大阪までハリガネ単独ライブ「失われた週末」を見に行ったのも私なら、
ハリガネの東京初シリーズイベントよりも先に取った「元クラウディーズ」への気持ちが揺るがないのも私。
同一人物でも、その時の状況と心境しだいでいくらでも矛盾が生じるもの。
それが人間…なんて、たかがお笑いライブのチケットを壮大な規模まで発展させてみた。
ハリガネが昨日何かのラジオに出たとかどうとか。
NHKの漫才特番にも出ていたとか。
前者は知らなかったから当然スルー。
後者は知ってたけどスルー。
ライブまでスルー。
あらあら、おやおや。
見に行けば、気持ちはたやすく上昇するんですけどね〜。