2004年05月07日(金)
思い出の匂い
「チハラトーク」に行こうかなぁ、どうしようかなぁと、うだうだ迷い、一応草月ホールまでの経路も調べたが、結局止めて家に帰る。
お金無いのに今月は2つほど食事会が入ってるし。
節約、節約。
ビバ・松口。
世の中のアホどもにささげる千原兄弟の気迫がこもった「死ねーーっ!」を今月聞かないのは、かなりの笑いを損したなぁ、という気がしない訳でもないが、鐘さんの掲示板のお客さんが書いていた数年前のやましたさん(現・鼻油〜)単独についての身も蓋も無い感想にかなり大爆笑したので、それでよしとする。
そういえば、その年にあったオールザッツでも言われてたなぁ。
<東京でやった単独ライブで1回も笑いが無かった男>。
見てみたいよ、どんなライブだったのか。
会社から家に帰る途中、好きな匂いを嗅いだ。
新芽の匂い。
東京に来て初めて嗅いだ気がする。
先週の長崎では逆に至るところで漂ってたけど(^^;。
新芽の土臭い匂いを嗅ぐと、遠足の思い出が浮かぶ。
長崎は「遠足」といえば「山」だ。
私の場合、校区の関係で12年間連続で稲佐山に登っている。
おまけに公立はバスをチャーターする余裕が無いので、ひたすら歩いて現地へ行く。
ちゃんとアスファルトで舗装された登山道があるにもかかわらず、ご丁寧に裏道を登らせる。
誰か1人はついていけず、教頭先生の車に乗って山に行く。
福岡育ちの友達から
「福岡は遠足はバスよ。えっ、それが当たり前っちゃないと?」
と悪気無く聞き返された時は、うき〜っとなったもんだ。
小・中はそれでも遠足は楽しかったが、私が入学した高校は山の上にあった。
毎日がワンダーフォーゲルだ。
遠足は下山して長崎港で船の見学でもすれば良いのに、と思うが、やっぱりここでも遠足は隣の山だった。
何か隣の家に遊びに行くような感じで盛り上がりに欠けた。
そして、忘れもしない。
高校1年の遠足の最大の出し物は
「クラス対抗長縄飛び大会」と「クラス対抗校歌歌合戦」だった。
何が悲しくて必死こいて山登りをした挙句に長縄飛びなんかしなきゃいけないんだろうか。
私たちはそんなことしたくて頂上に来たんじゃないっ!と思ってたはずだが、いざ縄が回されると一生懸命飛んじゃうのが高校生のバカなところというか可愛いところなんだろうな。
しかし、これだけは声を大にして言いたい。
「稲佐山は、夜景か8月6日のさだまさしのコンサートを見に行くために行くところであって、断じて校歌をステージに上って40人全員で歌うために行くところではない」
今でもやってるのかしら。
先週、「うたばん」を見てたら芸人が出てた。
衝立があってシルエット状になってるというのに、そのシルエットだけで
(チュートリや)
(安田大サーカスや)
(かつさゆだ)
と分かる自分にちょっと赤面。
従兄弟の家で見てたら、従兄が
「そういえば、この間初めて2丁拳銃のネタを見た」
と言って来た。
「どうやった〜?」
と聞いたら
「若いのに正統派の漫才師だなぁと思った」
という答えだった。
私と2歳しか離れてないのにえらいじじむさい反応だなぁと思ったが、けなされないことは良いことなので、ありがたく受け取る。