つらつらきまま


2004年05月02日(日)
世界の中心と、アホは叫ぶ

紀伊国屋書店には「KINOナビ」という検索機械がある。
 需要と供給のバランスが合ってるとは言いがたいため、使いたいと思う時は大抵ふさがっている。

 昨日、広島の紀伊国屋書店でKINOナビを使おうと思ったら先約がいた。
 (本屋に来ること自体今日初めてなんじゃねーのか?)と思うようなエセあゆもどきと、“2〜3年前だったらイマドキ”な格好をした男の子の2人組。

 エセあゆは、
 「発行年月日」「作者名」「書名」「キーワード」などの必須事項を何もいれずに「検索」を押した。
 
 当然ながらKINOナビの返事は
 「エラーです」
 だ。

ところが。


 このエセあゆは表示を見るなり


 「ムカツク〜。
  何でこの機械、あたしが考えてること分かんないわけ〜!?」

 
 と、のたまった。


 (えぇ〜っ!?)
 と、私は驚いた。
 そりゃぁ驚いた。


 しかし、エセあゆの彼氏である“遅れたイマドキ”も


 「だよなぁ!
  超信じらんねぇ。
  機械のくせに、頭わりーよ」

 と、調子を合わせたのには、
 (ひぇ〜っ!?)
 だった。

機械のクセに頭悪い”んじゃなくて“機械だから、人のことが分からん”ともいえる。
 でも、赤の他人の読みたい本を即座に当てるなんて、大概の人間には無理な話だ。
 ましてや、こんなオオボケの読みたい本なんて、当てたくないなぁ。
 いくら偶然でも。

福岡に帰ってくるとき、隣に座ってた女子高生らしき子が
 「世界の中心で、愛を叫ぶ」
 を号泣しながら読んでいた。
 
 泣ける本とは聞いてたが、ここまで人目をはばからずに泣けるものなのだろうか、と思うぐらい泣いていた。


 泣きながらもその子は、「ベビースター塩味」をむさぼり食っていた。

 更に、機内サービスのチョコやあられを4〜5個掴み取り(大概1人1個)、ベビースターの間食に当てていた。

 空港の売店で売ってたハンバーグサンドも完食。


 (人間は、泣きながらも食事が出来る生き物なんだなぁ)としみじみした。

シアターDでやるジャリズムのトークライブチケットが完売になっていた。
 キャパ考えたら当たり前か。
 2年ぶりぐらいのオールナイトライブ@渋谷。
 よくもまぁ、隔週で2丁拳銃はやってたなぁ。
 今頃になってしみじみ。

myon*さんのサイト「STICK OUT」が恒例のアンケートを開始してたので遅ればせながら参加。
 その中で「2丁拳銃と他の芸人の違いとは何か」という項目があり、ちょっと考えてしまった。
 私は別に2丁拳銃だけを追いかけてる訳じゃないだけに余計に。
 
 「2丁拳銃が全てにおいて1位」
 とは思わない。だけど、
 「これのこの部分に関しては2丁拳銃がズバ抜けて1位であって欲しい。
  そうじゃないと困る」
 
 という何かがあるから、2丁拳銃を見続けてるんだろう。
 その“何か”って何やろなぁ、と久しぶりに思った。

 
6月も「拳(GU)」は完売。
 何がどうなってこんな人気興行に?



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