つらつらきまま


2004年04月10日(土)
ゆりかもめ「青梅駅」は「あおうめえき」と読む

「バクタレ!」の観覧をしに有明まで行った。
 ゆりかもめに乗るのは2度目。

前回行った時、お台場は雪だった。
 しかも大雪だった。
 ただでさえ寒い海沿いの街に雪。
 寒さしのぎと観光を兼ね、フジテレビへ足を急いだ我々の目に映ったものは「本日休館日」という、味も素っ気も無い看板だった。
 「ひゅ〜るるる〜」というベタな漫画の効果音が頭をよぎったのは、あの時が初めてだった。

今回の有明は天気も良く、中々の行楽日和だった。
 公録が無ければ有明なんて来ることは無かっただろうな。
 12時頃着いたので「サイゼリア」でスパゲティを食べた。
 安いね〜、あそこ。
 まさかミートソースが400円足らずで食べれるとは思わなんだ。
 でも、ドリンクバーで水を汲むとき、氷が目に入ったのでガサ〜ッとコップに入れ、いざ注ごうとしたら
 「美味しい水なので氷を入れないで下さい」
 なんて注意書きがしてたのには、チトこけた。
 氷の前にも注意書き貼っといてよ。

公録の開場待ちの列に並ぶ。
 女性が多い。
 1人で来てるのは私ぐらいのもののよう。
 何かちょっと手持ち無沙汰。
 持って来てた松尾スズキの「大人失格」を読みながら時間つぶし。

しばらくすると、パナソニックのショールームの方から、緑の服を着て、ちょっと猫背っぽい痩せた男の人が近づいてくるのが見えた。

 (も〜し〜や〜)と思いながら文庫本と男性をチラチラ見る。
 案の定。
 その人は小堀さん。

 ちなみに、開場待ちの人のリアクションはゼロ。
 「きゃぁ〜!」も無ければ、「ひそひそ」「がやがや」といったこともなし。
 全く何事も変化無し、と言った感じで関係者入り口に向かう小堀さんを黙って見ていた人多数。
 「今、目の前を小堀が通った!」なんて浮かれたメールをつい友達に送ってしまったのは私ぐらいかもしれない。

 もっとも、私自身、近くの人が
 「今、修士が入ったね」「あっ、やっぱりあれ修ちゃんだったんだ」
 という会話をするまで、目の前を通ったライダーっぽい人が修士さんだとは気づかなかったんだが。
 私、街中で修士さんを見ても多分気づかないかもなぁ。
 新宿駅構内をめっちゃイキってガン垂れて歩いてたライセンスのフージーに気づくことはあっても。

30分ぐらい開場が押したが、やっとのこさ入れることに。
 スタッフさんと打ち合わせしてる修士さんの横を通って入るので、変な感じだった。
 「福岡・佐賀ローカル番組」を「東京」で収録するのも変な感じだったけど(^^ゞ。
 何分、どちらも自分の関係地なので、自分が今いる場所はどっちなのかいささか混乱することが多々あった。

公録は2本録りで約4時間あった。
 30分番組なんだけどね。
 個人的には2本目の収録が面白かった。
 ネタ見せの方に、ちょっとした共通点を持つメンバーが多かったのも嬉しかった。
 
 ゲストも中々豪華な人呼んでますよ。
 1本目のゲストトークでは、2丁目時代に小堀さんがやったちょっと硬派エピソードが聞けた。
 そういえばあの人らのファンってそういうのがよく問題になってたよなぁ、なんてことを久しぶりに思い出す。

 2本目のゲストとのトークは仲良しということもあってかなり弾んでた。
 「コンビをシャッフルしてまたM-1に出よう」という話の流れになった時、ゲストの方は2人とも「オレは修士と組む!」「オレも修士!」とシュウちゃんを指名し、トリオ漫才をするか、と小堀さん抜きで話が進む。
 そして、小堀さんは拗ねる(^^ゞ。
 番組の最後では「カルテットでもエエなぁ」「ギターとかしてな」ということになったけど。

MCは2丁拳銃だけど、タイトルコールなどは修士さんが主担当。
 空き時間、修士さんはスタッフさんと段取りを確認。
 その間、小堀さんはお客さんに話し掛けたりしていた。
 もしくは、お客さんや修士さんの気を惹こうと、気づかれるまで、妙なことをやってたり。
 気ままなようで結構気を使ってる、という姿を久しぶりに見た。

公録を見た限りでは、
 (福岡だけでやるのは勿体無いなぁ)
 と思うぐらい、しっかりした構成だったんで、結構嬉しかった。
 会報に載ってたことが実現出来たということが。

16時までだった公録が終わったのは17時30分近く。
 いつだったか忘れたけど、修士さんが時計を見て
 「もうこんな時間か!?」
 と、収録が押してることに驚いてたのが印象的。
 私たちの次の部が終わったのは遅かったんじゃないかな。

 そして、1日がかりで収録してる2丁拳銃やスタッフは本当大変だなぁと思った。
 それが「仕事」だからしょうがない、といわれればそれまでだけど。

収録後は「チハラトーク」を見に大門へ。
 abc会館は予想以上に分かりにくかった。
 地図を持って来てなかったらたどり着けなかったかも。

 今回は一番後ろだったんで、開演待ちの間、公録のメモを清書してたら、席を替えて欲しいと頼まれたので了承。
 一番後ろから前から4列目に移動した。
 何となくわらしべ長者の気持ちを味わう。

今回のトークは、あんまり「死ね!」という怒りトークは無かった。
 ただ、千原が「許せる女、許せない女」を決める、というトークのお題で
 「おしゃれとしてリストバンドをはめる女」
 が出て来た時、Jr.が
 「リストバンドってタオル地のやつか?
  タオル地のをはめとる奴ってハグキしか思いつかへん」
 という理由で、「許せない」だったのには笑った。

 「ハグキ」はいわずと知れた小堀さん。
 小堀さん、Jr.だけではなく、あれほど恐れてたキム兄とも徐々に近づきつつあるよう。
 そういうところは凄いと思う。
 もっとも、
 「ケータイにストラップをつけている」「ヴィヴィアン・ウェストウッド好き」「朝からイチゴを1個だけ食べて夜まで持つ」
 という小堀さんのエピソードの数々に、Jr.&キム兄はことごとく「小堀はオカマだ」というレッテルを貼ってるらしい。
 新喜劇で小堀さんのオカマキャラが見れる日は近いのか。
 




 Written and  arranged by  seri   || スキン by エンピツスキンニュース++