つらつらきまま


2004年02月14日(土)
DVD貧乏を覚悟する〜大阪旅行1日目

10時発の伊丹行きで大阪へ。
 伊丹空港からは高速バスでなんばへ行った。
 あまり混んでおらず、さくさくと到着。
 なんばのBOOK OFFとジュンク堂にちょっと寄ってみたが、欲しいものは売ってなかった。
 そういえば、BOOK OFFに岸和田愚連隊の撮影本があった。
 千原もニチョケンもハリガネも若い若い。
 そしてワッハ上方の4階にいった。

今回の一番の目的は
 『特別展「浮世はいとし 人情こいし」 〜しゃべくり漫才70年〜』
 を見に行くこと。
 展示物の1つひとつから、いとこいさんの漫才師としての重みや凄さが伝わってきた。
 漫才を「芸術」として世間に認めてもらうために、長い間闘って来られたんだなぁ、としみじみした。
 “はんなり”、“ほっこり”、“のほほん”、“飄々”という形容詞が本当にしっくり来る、見る人を穏やかで幸せな気持ちにさせるあの温かい漫才がもう2度と生で見れないことは本当に残念だ。
 あらためて寂しくなった。

 生で見ることはかなわなかったが、お2人の漫才の味をしっかりと心に留めておけることには間に合えて本当に良かった。
 最近ではめったに答えないアンケートにもしっかり答えてきた。
 今までありがとうございました、ということを書いてきた。

いとこい特別展を見ながら痛烈に思ったことがある。
 それは
 「自分が好きな芸人も、世代を超えた色んな人達から末永く愛されるような芸人になったら良いなぁ」
 ということ。
 特定の年齢層に特定の期間だけでも好かれることは、それはそれで凄い。
 だけど、やっぱり末永く愛されて欲しい。
 そのためには、世代を超えて楽しめる、安心して見ていられる笑いを創り続ける芸人であって欲しい。

 いとこい漫才には、誰かをバカにしたりけなしたりするネタは1つも無かった。
 誰も傷つけない笑いをするその姿は、とてもカッコ良かった。
 いとこいさんのそのこだわりを大勢の芸人が引き継いで欲しい。 

 今まで買うのを躊躇っていたいとこいさんのDVD。
 給料が出たら買う。
 プロペラ〜もプランもいとこいも、まとめて買ってやれ。
 この際、ついでだ。
 「浮世はいとし 人情こいし」も買おうではないか。

 20日の「徹子の部屋」にこいしさんが出るらしい。
  私の「いとこいライブラリー」ビデオに録画し、泣きながら見るとしよう。
 ちなみに、そのビデオに入ってるのはBSであった追悼番組とNHKアーカイブスの録画。

ワッハを出た後、腹ごしらえをしにうどんを食べる。
 立ち食いうどん。
 きざみきつねうどん(220円)が、かなり美味しくて感動。

そしてうめだ花月へ行く。
 関東組のトータルテンボスは「シノブ」を持ってきてた。
 ネタの選択は成功。
 結構ウケていたので嬉しかった。

本日の第二の目的は、芝居もんのプラン。
 転球さん作で、題名は「披露宴」。
 11月に見た芝居もんは、“うるっ”だったが、今回は“にやっ”かな。
 “にやっ”以上に笑いましたけどね。
 まさかプランの舞台であの大御所の芸が見れるなんて。
 軽〜く、気楽に楽しめた芝居もんでした。

この後は友達の家へ行き、「たこ焼きパーティ」といういかにも的もてなしを受け、大満足で就寝。
 この子のうちは非常に寝心地がいい。
 11時半には夢の中でした。



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