つらつらきまま


2004年01月02日(金)
最低、でも最高

第3回爆笑オンエアバトルチャンピオン大会。
 この時のハリガネロックは忘れようたって忘れられない。

この頃は私はまだお笑いを見るようになって半年ぐらいだったので、何もかもが新鮮だった。
 何でも知りたかった。
 でもまだあんまりわかっていなかった。

チャンピオン大会の収録直後にハリガネは福岡のイベントに参加し、私も見に行った(こちら参照)。 
 後日、
 「チャンピオン大会について何かハリガネは言ってました?」
 とある人から訊かれたので、私はハリガネが言ったとおりのことを伝えた。
 「4回間違えて、ボロボロだったたらしいですよ」
 と。

 当時の私には、オンバトのチャンピオン大会は1番組の1イベントに過ぎなかったから、軽くこう答えた。
 しかし、私の報告を聞いたこの人は
 「えっ!ハリガネがですか!?」
 と非常に驚き、落胆した。

 2週間後。

 ハリガネロックがテントの魔物に捕まり、翻弄される様が余すところ無く放送された。
 通常と違い、チャンピオン大会は低KBでもネタが流れる。
 半年しかハリガネを知らない私ですらあまりのボロボロぶりに愕然としたのだから、ずっとハリガネを見てきた人は呆然どころの騒ぎじゃなかっただろう。

この時の放送で忘れられないのがネタ終了後の楽屋風景。
 短期間でどんだけ吸ったんだ、というぐらい山のように吸殻が積まれた灰皿。
 
 「すいませんでした!」と正座して土下座に近い角度に頭を下げてカメラに向かって謝った2人の姿。

 これはいつまで経っても忘れられない。
 正直言って切なかったし、悔しかった。
 ネタ飛びやハプニングは起こりうることだけど、何故よりにもよってそれがあの日だったのか。
 何でそれをやってしまったのがハリガネロックだったのか、など色々。

 だけど、絶対にこのままで終わる2人じゃないと思った。
 このままで終わらせる2人であるわけ無いじゃないか、と何の根拠も無い確信を抱いた。
 ハリガネが会心の漫才をしているのを見る日まで、私は絶対ハリガネロックを追い続けると決めた。


…この肩の力の入り具合。
 まさしく、今の毒針BBSの雰囲気とほぼ同じ(^^;。
 今の私の心情がこのときぐらいなら、毒針BBSにさぞ通いつめたに違いない。
 「M-1のワイルドカードに残れなくていまだに号泣です…」みたいなかきこみをしてただろうなぁ。
 既に同じ内容のかきこみが何個もあるというのに。
 
ちなみに翌年のチャンピオン大会。
 「雪辱を果たし…」ということになり、結果は最高だったが、当時の私自身は不完全燃焼だった。
 (結果は望みがかなったが、内容は…)みたいな。
 年月が経つにつれどんどんどんどんすれますね。
 あー、ヤダヤダ。

年月が経っても変わらないことは、「舞台が大好き」ということ。
 明日は福岡競艇→よしもとゴールデン劇場の2部構成です(^^ゞ。
 
ハリガネロックが優勝した記念すべき第4回チャンピオン大会ではなく、今日放送される第3回チャンピオン大会の方をDVDに録画してもらう。
 ネタはボロボロだったが、この回から、私はハリガネロックに本格的にハマり、そういう意味では記念すべき回だったから。

ところで、GAORAで放送されたワッハ単独は誰か見たんでしょうかね。



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