2003年12月09日(火)
笑ってたかぁ…
M-1特番は関東は1時間のみだった。
2時間放送された関西は何をやってたんだろうと思っていたら、合格発表の瞬間とか流していたらしい…。
なんと残酷な。
松口さんは落ちたと分かった時、笑っていたらしい。
私はそれを見てないからそれがどんな笑いだったのか分からない。
だけど、見た人達のかきこみがそれを見て更に落ち込んだ、とかいうものじゃなかったから、きっと良い笑顔だったんだろう。
それはそれで切ない。
というか、寂しい。
「今年のM-1の舞台に(現時点では)ハリガネロックは出れない」
ということが急に実感として湧いてしまったから。
ハリガネやますおかのようなタイプの芸人は今年の出場者にいない。
初年度のあの独特で重苦しいいや〜な雰囲気になった場合、誰がその雰囲気を蹴散らしてくれるんだろうか、とフト思った。
この話を聞いた時、やっぱりハリガネロックもまた私の中で特別な芸人なんだなぁと思えた。
最近、私はあんまりハリガネロックに悲壮なまでの思い入れを持っていない。
そういう目で見ることがしんどくなったから。
将来性とか方向性とか、そういうのは本人たちの問題だから外野がワイワイ言ったところでどうにもならない、と冷めた目でいつのまにか見るようになっていた。
だもんで、賛否両論渦巻いたワッハ単独も
(漫才はあんまり満足できなかったけど全体的には面白かったんで別に良いや)
と割合気楽だった。
この次見る漫才に満足できたら良いなぁ、と軽い気持ち。
M-1に落ちた時は驚いたけれども、ハリガネのこれからを危惧することも無かった。
思わず泣くとかいうほどの思い入れはどの人にも無いし(^^;。
いい感じで“ハリガネ離れ”が進んでるなぁ、と自分では思っていたけど、そういう時ほど、いやでもハリガネロックに目が行ってしまうような出来事が起こるんだな…と苦笑い。
そういえば、3年前の今日は初めてハリガネロックの漫才を生で見た日だった。
あの頃は時期的に辛く沈んだ日々だったので、このイベントに随分と救われたことを覚えている。
ハリガネロックはきっと大丈夫だ。
だって今までもそうだったから。
「逆境」とか「不利」とかいう状況の時ほど、なぜか生き生きしてる姿を見ることが多かった。
だから、今度もそしてこれからも大丈夫だ。
何の根拠も無いことを…と思われそうだけど、「信頼」もある意味、大事な根拠のひとつだ。
そう思う。
さんま御殿をちらっと見る。
若手芸人枠を知りたかったので。
(何か…地味なおっちゃん2人だなぁ)
と思いつつ、まじまじと見たらそれがFUJIWARAであることに気づいた。
さんま御殿のFUJIWARA出演が1回で終わらなかったことと、意識して見なければFUJIWARAを(地味なおっちゃん2人)と認識してしまう、という2つのことに驚いた。