つらつらきまま


2003年12月07日(日)
じんわり報告

土曜日は本来、「ハイジア」の2丁拳銃、テンカウント、ダイノジの二回ステージを見に行く予定だった。
 しかし、PC購入に関する事務的手続きやロッカー探しに思いの外時間が掛かり、15時からしか見れなかった。

ハイジアに入ると、そこにあるのは田舎のスーパーの営業を思わせるような舞台設備。
 「ザ☆営業」「キング・オブ・営業」という言葉が浮かんだほど。
 7月にハリガネやカリカを見に行った時はB1でやり、そこそこのステージ設備とそこそこの集客数だったのに。
 今日は舞台もお客さんもこじんまりだった。
  
 聞く気がなくても耳に入ってる“ミムってる(=三村ツッコミをする人)”男性の会話を苦笑しながら聞いてたら

 「2丁拳銃ってさ、今度のM-1に東京吉本で唯一受かったんだよね」
 「え〜、それすごくない?」

 とか

 「今度のM-1にこの中で唯一出るのが2丁拳銃なんですよ。
  だから、この人達のネタは期待出来ると思いますよ」

 とかいうセリフも耳に入った。

 (これから楽になるんだなぁ)とそれを聞きながら思った。
 2丁拳銃を説明する時
 「今年のM-1に出る(出た)んです」
 と言えば、結構片付きそうだ、と。

ハリガネがM-1に落ちたことについてそれほどショックを覚えていないけれど、2丁拳銃が受かったことについても手放しではしゃぐ気持ちにはなれない。
 受かったことは本当に凄いと思うし、嬉しいんだけど。
 まだ始まってもいない内から「絶対優勝です!」なんて断言出来るものじゃないと思うし。
 
 ハリガネロック・松口さんの名言といえば
 「ファンは芸人に似る」
 を挙げる人は多いかもしれないけど、私の中で彼の名言は
 「1位になるより10位にならない」
 である。
 「?マジっすか!」をやっていた頃の日記に出て来たフレーズ。

 M-1は「1位」と「それ以外」の世界だけど、私がM-1に出る2丁拳銃に求めるものは
 「1位になるより9位にならない」
 かもしれない。

 順位が9位で終わって欲しくない、というのではない。
 順位は9位でも良い。
 9位でも放送が終わった後に
 (今日、2丁拳銃のネタを見て多分贔屓目なしに笑えたなぁ。
 順位はアレだったけど)
 と思えるネタだったら。

 たとえ順位が9位じゃなくても(むしろ高ランクだったとしても)、放送が終わった後の感想が
 (今日の2丁拳銃…。あれは…)
 じゃないことを願う。

 ある程度、今回のM-1で結果を残せたらいまだにしつこく間違われる
 「二丁拳銃」
 を払拭出来るかもしれない。
 「修二」も同様。
 
そんなこんなで、ハイジア営業。
 PCの環境設定が落ちついたら備忘録かレポートを作る予定です。

 2丁拳銃がMCだったけど、小堀さんがすごく顔色悪く見えてビックリした。
 (こんな青白かったっけ?)と思ったほど。
 修士さんとの会話から察すると、睡眠時間が足りない感じだった。

 ダイノジ、テンカウント、2丁拳銃、の順でネタ披露。
 私はダイノジをそんなに深く思い入れなく見ているから、的外れかもしれないけど、今日の舞台は少しハラハラしたというか戸惑った。
 同じことをハリガネや2丁拳銃がやっていたら、恐らく方々にメール送るだろうなぁと思った。 
  
いまいち客の気持ちが掴めてるようでバラバラな雰囲気の中、出て来た2丁拳銃。
 小堀さんが
 「自慢じゃ無いねんけど。ホンマ、自慢じゃ無いねんけど…」
 と、それはそれはしつこくしつこく前置きしながら(笑)
 「M-1出場決定」を告知した。
 記者会見の時の裏話とか色々なことも。

 (今年受かって良かったなぁ)
 と、それらを聞きながら思った。
 私個人としては、今年で本当に良かった。
 M-1の初年度にハリガネロックとともに2丁拳銃も受かっていたら、勘違いにも程がありすぎるほどの
 “イタイファンサイト”
 をやっていたかもしれない。
 当時の私は今以上に世界が狭い浮かれ者だったんで。

 2年連続落ちた時は、そこそこへこみはしたものの
 (こういうことはこれから先何度も起こり得ることだ)
 ということが分かったという意味で良い経験となったし。
 
 
M-1について語る2丁拳銃は思ったより淡々としていた。
 でも淡々とした報告のなかにも、喜びはじわじわと伝わった。
 (今年で良かったなぁ)
 としみじみ。

 M-1に関するフリートークに重点を置いてネタはさっと切り上げられるやつをやるのかなぁ、と思っていたらM-1を絡めて意外な方向から「オカンと銭湯」ネタへ入った。
 好きなネタなので嬉しかった。
 営業のイメージが薄いネタでもあるから。
 13時は何をやったのかな。

ED、大谷さんがおおちさんについて色々やったり言っていたら、小堀さんが
 「相方や。アカンで」
 とポツリ。
 <中川さんに怒られてるワッキーを見ていたら自分の方が泣きたくなる>
 と言っていたのをちらっと思い出した。

M-1特番を見た。
 「ナンバ壱番館」のセットだなぁ〜、とにんまり。

 2丁拳銃は合格順が若いのでインタビュー順も一番。
 関東は一時間の短縮版だけどそんなにひどいカットでは無かった。
 去年のあのことを2丁拳銃は言っていた。

 今年ってあんまり「前へ、前へ」系がいないような。
 ドラマ的盛り上げを今年もやりたかっただろうけど、無理な雰囲気。
 スピードワゴンの腰の引け具合といい。

 もっとも、堂々と
 「フットボールアワーが優勝候補と言われとる訳やけど〜」
 と、ぶっちゃけられる今年の雰囲気は良いと思う。



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