つらつらきまま


2003年12月01日(月)
3回目のこの日に何を思おうか

3年目にしてやっとあの名前が最後まで残った。


3年連続見たかったあの名前はそこには無かった。


結果の欄の1番上にある名前を目にした時、気が抜けた。
 (あるやん…)と間が抜けたことしか思えなかった。

 次に浮かんだのは

 (おめでとう)

 だった。

 (おめでとう、おめでとう、おめでとう)
 と、こころの中で3回繰り返した。

 そして
 (やっと…、やっと…)
 と思った。

 (やっと受かった)
 とか
 (やっと巡って来た)
 とか、まあ色々。

でも、不思議なことに私のテンションはここまでだった。
 嬉しいのにどこか淡々。
 もっとはしゃげるものだと思っていた。
 3年待ったんだから。
 

一昨年のこの日。
 結果を見た私は愕然とした。
 あちこちに“キ〜ッ!何でなのさ!”的メールを送りまくった。

 O.Aも楽しみとはいいがたかった。
 何かといちゃもんをつけながら見ていたと思う。

 そんな私の拗ねを取っ払ったのがハリガネロックだった。
 私は
 (是非ともハリガネにはニチョの分まで勝利を!)
 と見当違いな思い入れをしながら見ていた。

 だけどそんなのは途中からどうでもよくなった。
 彼ら自身のために勝って欲しいと思った。

 結局勝てなかったけど、“彼らの漫才”を見せてくれただけで充分だった。

去年のこの日。
 結果を見た瞬間
 (あーぁ)
 と確か笑った。
 (今年もないかぁ)
 と。

 いっぽうで
 (今年もあるわぁ。さすがやわぁ)
 と唸った。

 (今年こそ報われる)
 と思い込んでいた。
 願っていた。
 予定稿も書いていた。

 だから、まさか9組中5位、と中途半端な順位に終わったと知った時は驚いた。
 だけど、もう挑戦しない、と言ってるのを聞いた時は何だか納得行った。
 そのことについて、まるでこの世の終わりであるかのように嘆き合うかきこみが連発された時は戸惑った。
 (本人が出ない、って言ってるんならしゃあないやん)
 と冷めていた。

一度は手放した挑戦権を再び掴んで戻って来た今年のハリガネロック。
去年までの規定では、挑戦資格すら無かった今年の2丁拳銃。

結果は分かれた。
 敗者復活で是非とも!なんていう思いはあまりない。
 だけど、好きなようにして欲しいなぁとは思う。
 敗者復活に臨むならそれで良いし、臨まないならそれでもいい。


思うことは、
 「一度の結果でこれから先全てが分かるような気にはなりたくない」
 と、いうこと。
 したり顔で
 「今年はダメだと思っていた」
 とか
 「今年の彼らの漫才は…」
 なんていいたくないし言って欲しくもない。

うまく行かない時ほど、色んなものが見えて来る。
 「負け」とか「落ちる」という結果自体は全然カッコ悪いものじゃない。
 だけどそれに関する振舞い次第では、
 (カッコ悪!)
 それまでの思い入れが色褪せて見えるようなこともある。

 全ての結果が判明する頃。
 どうか、私の思い入れが冷めるようなことが起こっていませんように。
 自分の見る目を疑うようなことがありませんように。


<なんちゃってオッカケツアー・2丁拳銃編>
 をやることが決まりました(^^;。
 1/31の17:20に福岡に着き、2/1の18:00に福岡を発つ、というなんともまぁバカバカしくて忙しいツアーです。
 電話したら、チチは「好きだなぁ〜」といいつつもテヘヘ、と喜んでいた。
 ニチョが取り持つ親子の触れ合い。
 まぁ、素敵。



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