2003年11月04日(火)
どうでもいいですよ♪(byだいたひかる)
仕事をしていたら、部長が
「どう!?」
と言って来た。
おもいっきり
(はぁ〜っ?)
だった。
ハリガネ漫才の「学校の先生」ネタで、松口さんが英語教師にイキる時の口調バリに。
何についての「どう!?」なのかさっぱり思い当たる節無し。
唯一思い当たったのが彼から依頼された仕事の進展具合だったので
「えぇ〜と、ボチボチというか、まだまだです。
申し訳ありませんが」
というと
「えぇ〜、まだまだ?きついねぇ、結構」
と不満そう。
どうも、仕事の進展具合では無さそう。
ならば、一体何のことだ?
全然話が読めず、困惑。
そんな私の困惑をよそに、彼は
「ダメかなぁ、これ」
といいながら、メガネを外した。
外したメガネには、金ぴかの細いチェーンがついていた。
PTA会長がつけてそうな。
要するに、彼が私らにたずねたのは
「メガネにチェーンつけてイメチェンしたオレってどうよ!?」
だったらしい。
本っ当に、
「どうでも、いいですよ〜♪」(以下、延々と繰り返し)
だ。
世の中で、これほどどうでも良いことはないわぁ、と目からウロコが落ちるほどに感心してしまった。
キングオブ「どうでもいいこと」。
そして、偶然とはいえ、どえらいコメントを発した自分を褒める。
ナイスタイミング。
彼はしぶとく諦めず、
「若い女の子のコメントくれくれ光線」
を出している。
しょうがないので
「あぁ、メガネにチェーンつけたんですね〜」
と、“感想”ではなく“事実”を繰り返した。
それも、彼の口から発せられたものの。
すかさず、ミカコさんが
「あら、メガネにチェーンつけたんですね〜」
と、私の発言の間投詞の語尾のみ変えた発言。
主任は、
「へぇ〜、メガネにチェーンつけたんですね〜」
ちょっと、間投詞に“感心”というお世辞を付け加え。
結局、部長がウチの班から得られたコメントは
「メガネにチェーンつけたんですね」
という、ただそれだけの事実の確認以外何も無かった。
あんなにどうでも良いものを見たのはどれぐらいぶりだろう。
そして、どうでも良いコメントを発したのも。
帰省分の飛行機のチケットを会社から取った。
中々ネットが繋がらなくてどうしようかと思ったが、なんとか希望の便を行きも帰りも確保できた。
さっき、確認したら私が福岡に帰る日も東京に戻る日も満杯になっていた。
こういう時、なんだかとってもにやりとしてしまう。
しめしめ。
今年の初ライブは、「ハリガネロック」に決定。
4年越しの夢が叶った。
出来れば2003年のシメは2丁拳銃にしたいが、それはいつになるだろうな。
数日前、
「今度、新譜で買う予定はKICK〜のベスト」
と書いたけど、違うものを買う。
いずれはKICK〜も買うだろうが、私が今月買うCDは
「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」。
ゆらゆら帝国初のライブアルバム。
今年の5月に恵比寿でやったライブから「ゆらゆら帝国のしびれ」「ゆらゆら帝国のめまい」の収録曲のみを取り出したもの。
全10曲で、税込1050円、という破格値。
もちろん、惹かれたのは値段ではなく、音楽。
私が「しびれ&めまい」収録曲で好きな「傷だらけのギター」や「冷たいギフト」は入らないのは、ちょっと惜しいけども楽しみ。
好きなものが新しく見つかると、どうしてこうも楽しいのだろう。