2003年11月02日(日)
これ
4じ6じに行った。
考えてみれば、今日は大阪からゲストが来なかった。
とはいっても、ルミネ芸人の殆どは関西弁の兄ちゃんというかおっちゃんだけども。
パンクブーブー、おはよう。、じゃぴょん、はりけ〜んず、COWCOW、とここまでは予想通りの出順だった。
2丁拳銃→キム兄→130R、でシメかなぁ、と。
ところが、COWCOWの次が130R。
(わ〜、ニチョはトリから2番目なの!?)
と、かなりびっくり。
しかし、この後もっとびっくりする。
130Rがハケると、なんと明転…。
休憩のアナウンスが始まった。
(これって…「本日のネタ組終了」ってこと?)
と、あごが落ちるかと思うほど、ぽかーん。
(ち、ちょっと待ってよ!
ニチョは?キム兄は?
ロビーにも下にも出番取り消しは書いてなかったやん!
お目当て2組が2組とも出ないなんて、ありかい!)
と、今度は般若の面持ち。
心の中ではゴジラが暴れていた。
休憩後、ニチョのアニメーションが出て来た時は力が抜けた。
あー、良かった。
今日の4じ6じに行こうと思ったのは一昨日、新喜劇を見ながら
(そういえば1ヶ月ぐらい2丁拳銃のネタを見てないなぁ)
ということに気づいたから。
福岡にいた頃は、1ヶ月どころか半年ぐらいの間隔は当たり前だったのにね。
人間、贅沢を覚えると欲求は果てない。
今から書くことは、
「あくまで“感じ方”の問題で、“正しい”“間違ってる”の問題ではない」
ということ念頭に入れて、読んでください。
10月初めに2丁拳銃のネタを見た時、ちょっと戸惑った。
ネタ運びに“荒れ”や“ざらつき”を感じたから。
今までネタ中の2丁拳銃にそう思うことはなかった。
そして、3日後ぐらいに見た時も同じことを感じた。
それ以降、ネタを見てないのは単なる偶然ですけどね。
でも、見てないから余計に気になった。
SPコントや新喜劇は見る機会があったけど、それは“演じてる”2丁拳銃だから。
(ネタ組で出てる時、今の2丁拳銃はどんなネタ運びをしてるんだろう)
と、いうことを舞台を見ながらちらりと思っていた。
2日の4じ6じは、連休中に唯一2丁拳銃がネタ組で出る日。
やっぱり、これは逃せないだろうなぁと思った。
金曜日の新喜劇を見てから急に、だけど。
連休に見るお笑いは、東海大学代々木校舎の学園祭(無料)ぐらいしか予定に入れてなかったけど、
(2丁拳銃のネタを落ち着いて見たいなぁ)
と思ったので、お金を払って見ることにした。
「NUTS」を蹴ることだし…。
だもんで、130Rで明転した時は愕然とした。
(ここまできてお預けってありか!)と。
でも、基本的なとこは私はポジティブなのかどうか知らんが
(こうなったら、代々木校舎の整理券もらいに朝の8時から行ってやる!)
と、急に闘志が湧いてしまった(^^;。
前向き。8時に行って空いてるんだろうか、学校は。
と、短期間に色んな波乱万丈が個人の心の中でめまぐるしく起こった4じ6じ。
お目当ての2丁拳銃はどうだったのか、というと
(これ!)
と、力強く思えた。
(2丁拳銃の面白さはこれだ!)と。
最初、「ジョルジョーニ」かと思ったけど違ってた。
“ジョルジョーニ”ぽいけど、違う。
私はこれは初めて見た。
時々、小さなハプニングは起きたけど、飄々とそれらは片付けられた。
そして、“一本ネタ”。
3本くらいのネタをつなげるんじゃなくて、このネタだけで10分。
でも、全然ダレなかった。
見てる間、とてもほっこりできた。
にこにこっとした。
なんとなく、嬉しくなった。
(2丁拳銃は面白い)と、素直に思えたから。
小堀さんがツカミで言ってた一言が、なんとも小堀さんらしかった。
「僕ら、頑張ってるんですけど」。
大抵、こういう時って
「頑張っていかなアカンなぁって思ってるんですけど」
みたいなのが多いのに、と。
ちなみに
「僕ら、頑張ってるんですけど」
と言った時の口調は
(自分で言うなやー)
と、思わず言い返したくなるような憎たらしいものではなく、
(あぁ〜、そうなんですか〜)
と、縁側でお茶でも淹れたくなるようなほわんとしたものだった。
このトーンの一言を聞いた時点で
(今日、イケるかも)
と、直感的に思った。
何せ、私が戸惑いを覚えた日は、冒頭の挨拶すら無かったので(苦笑)。
挨拶を飛ばしたことに加え、
(う〜ん…。そんなん言っていいの?)
というような言葉を客にちょっと浴びせたりもし、舞台上と客席の空気が止まったりもしたなぁ、今思えば。
(行って良かったなぁ)と思うネタをした2丁拳銃が見れて良かった。
私自身も何かを吹っ切れた感じ。
ちなみに、今月から始まった「SP Menu」。
今日の4じ6じは面白かった。
ルミネであんなに楽しかったコーナーライブは初めてかも。
2丁拳銃が出たら、「もみじ」をやらされるのは100%小堀さんだろう。
久しぶりにボケまくる井本くんを見た。
SbFとか思い出した。
あと、今日「おはよう。」を見たので、元フルーツ大統領メンバーで生を見たことないのは、元シンドバットだけになった。
こればかりはどう頑張っても無理だ。
出る枠は違ってたとはいえ、2丁拳銃、COWCOW、おはよう。、ブラザース、と結構12期が揃っていた11/2。
明日は、どう考えても学園祭の実行委員が私と同じツボだと思わざるを得ない素敵メンバーの学園祭。
小田急線に乗るのは初めて。
ソフト化される「浪商」の値段が高い。
16000円には一体何か付録はあるんだろうか。
見に行った人の感想は好意的なものが多かったけど、自分の目で見ていないものに16000円を出すほど、のめりこんでもいない。
レンタルされるなら、まずはそれを見て、手元に置いておきたいかどうかを考える。
レンタルされないなら、
「浪商は、上映時も上映後も私に縁が無いものなのだ」
と、結論付ける。
今月は大阪行きもあるし、月イチDVD購入は止めた。
本当に手元に置いておきたいものだけ買うことにしようと。
「D関西」を思いきって買うか、「プロペラ〜」をひたすら待つか、楽しい検討中。