2003年10月31日(金)
「罪滅ぼし」という訳では無いけれど
仕事終わり、ミカコさんとルミネへ行く。
関西出身のミカコさん。
ベテランの人のネタでも
「あれやったら、そこらでやってるフツーの立ち話と一緒やん」
と、中々手厳しかった。
“ベテラン”=“面白い、うまい”
と、無意識的に思いこみながら舞台を見ていた自分を反省。
若手系だったら、多分そういうことはしないだろうと思うけど。
そんなミカコさんのお気に入りは、ブラザースだった。
“ブラザース”という文字を見ると、実際に手振りは行わなくても
「ブラザースが出てきたよ〜、ノッポとメガネが出てきたよ〜」
と心の中ではノリノリでそりゃ言っている(^^ゞ。
刷り込み、あるいは条件反射。
バッファローさんがやったネタが数年前のオールザッツで見て好きだった
「何でも屋タケキム軒」だったが、客層には合わなかったようで残念。
次課長は代表的ネタだけど久しぶりに見た「補習シリーズ」。
井上くんはSPコントだけではなく自分らの本ネタでもチョケていることを知った(^^;。
面白いキャラになりつつある井上くん。
今日の新喜劇は2丁拳銃が出ていた。
修ちゃんがかなり出ずっぱりだと聞いていたが、9割出ていたんでびっくりした。
「シュウジ」「シュウちゃん」と、かなり名前も呼ばれていたし。
ほんこんさんは時々ボケもしていたが、修ちゃんは全編通してツッコミ担当。
話の流れが変わりそうになった時はさりげなく流れの修正もしていた。
小堀さんは、ヘタレで小憎らしくて、ちょっと情けなくて、いじられ&いじめられキャラで、それでもイキリで…といういつも通りの役柄。
小堀さんが、舞台上で誰かから可愛がられてるのってもしかしたら私は見たことないかもなぁ…(苦笑)。
少しイキったら、100倍の勢いで返って来る文句に何とか反論しようと、頭をかきむしっている姿を何回も見た。
そんな小堀さんに笑ってるお客さんの声を聞きながら、ふと
(今の2丁拳銃のネタはどんな感じかなぁ)
と思った。
偶々とはいえ、ネタを見に行った時、連続してネタ運びに“ざらつき”や“いらつき”を感じたから。
最近、私も仕事が忙しくてルミネへ行ってなかったので、今はどうなのかなぁ、と思った。
そのために「NUTS」がある、という指摘もあるでしょうけど、それは無理なので、2日の4じ6じに行こうかなぁ、と思った。
“確かめ”でも“見きわめ”でもなく、“最近、どうしてんのかなぁ”的気持ちで。
やっぱり、気になる。
今日のルミネは次課長&バッファローさん以外は漫才だった。
センターマイクを何回も見た。
<センターマイクに狂った男達>という「マンザイマニア」のサブタイトルを思い出した。
どんなに狂おしく愛しても、センターマイクはごく僅かの選ばれた者にしか微笑みを見せてくれない。
年末、センターマイクの微笑を見るのは誰だろう。