2003年09月28日(日)
苦手、現る
昨日というか今日というか、カリカ・家城さんのトークライブに行って来た。
@新宿ロフトプラスワン。
お姉さんが取ってくれていたのでご一緒する。
私は常々
「ライブに行きたいんですが、1人で行く勇気がないんです…。
誰か、一緒に行ってください!」
とか
「ライブ友募集します!!
誰か一緒に○○について盛りあがりましょう」
てなかきこみを見るにつけ
「1人で行けないと思うんだったら、行くな〜」
なんてなことをPCの前で思っていた。
気持ちの割合が
「ライブを見たい<誰かと一緒に行きたい」
という図式に思え、何か、引っ掛かるものがあるから。
「1人で行く勇気がない」というのは、「一緒に行く人がいないんだったら行かない」と言ってるのと同じだろう。
そんな理由でライブに行くのを見送ることは、非常に勿体無い。
しかし、この<新宿ロフトプラスワン>というライブハウスに関しては、
>「1人で行く勇気がない」
という考えは分かる。
今回、私は同伴者がいたから行ったようなもので、もし1人だったらドン・キホーテのとこで引き返してたかもしれない。
普段、ガテン野郎が大挙して訪れる焼き肉食べ放題屋で、1人黙々と肉を焼いてご飯をおかわりができる私ですら、ここの立地場所はたまげた。
並んでたら、
「妙に目つきが鋭くおそろいのバッジを胸元につけた、どう考えてもその筋系の人」
か
「金髪でちゃらちゃらふわふわした馴れ馴れしい兄ちゃん」
が、寄って来る。
(筋)からは
「こんなとこでちんたらちんたら並んでんじゃねーよ!
商売の邪魔だ!」
とか
「迷惑ってのを考えられねぇのか!
何、ぞろぞろ集りやがってんだ!」
と、罵られ。
金髪からは
「ねぇねぇ、何?これ、誰目当て?」
(偶々近くにいたため、ちょっかい出された人が仕方なく、「カリカ」、と答えていた)
「えっ?何それ?バンド?」
(「…お笑いの人」)
「面白ぇーの?知らねぇー(笑)。
つーかさぁ、そんな有名じゃないやつよりさぁ、絶対オレらの方が面白いって。
ねぇねぇ、そんなのよりさぁ、オレらとどっか行こうよ〜。
カラオケとかさぁ」
と、勘違い&腹立ちトークが、吹っ掛けられる。
今まで、新宿といえば「ルミネ」か「スペースゼロ」。
オールナイトトークライブといえば「egg site」。
ものすごく平和なとこでやってるライブにしか行ってなかったんだなぁ…ということを実感した。
180人近くが並ばれたらそれは邪魔だろうけど、何で見も知らぬ人から罵られないといけないのだ、とブルーに。
そして、トークライブ。
これもegg siteは真正面にしか席がなかったけど、このライブハウスは扇形みたいな感じで椅子&テーブルが置いてあるんで、「ステージの真横」なんていうスタッフ席みたいな位置もある。
「背中フェチ」の私だが、「横顔」っていうのも良いなぁとも思った。
完全なる真横なんて、相方以外見ることはないだろうし。
始まった早々、家城さんに寄せられた
「かわいい〜!」
コールにちょっと引く。
冗談かと思ったら、そういうのでも無さそうで。
私にはワカラナイ…(^^;。
2人でやってた「カリカトーク」や、林さんがやってる「喋林」。
このどちらも知らないので、これら2つとの比較は出来ないが、次回参加は恐らく見合わせると思う。
思ってたより盛りあがってたし嫌いではないけれども、(次回も引き続き…)と思うものが、私は今回、感じ取れなかったので。
時間も場所も、ヘタレの私にはきつい。
カリカは、活動の方向性で色々ファンにやきもきや憶測を呼んでたみたいだが、私はコントをしてる2人が見れれば、それだけで良いファンなんだろうなぁ。
私にとって、「解散説」は消えてはまた現れるある種の風物詩みたいなもんで、今回もそうなのでは無かろうか、と全然気にも止めていなかったから、あそこで家城さんが説明をしなきゃいけないぐらいの波紋を呼んでたとはおもわなんだ。