つらつらきまま


2003年08月23日(土)
点と線

東京に越してからずっとやりたかったんだけど中々タイミングが合わずやれなかったことを、今日実行した。

 それは
 「都バスに乗ること」。

 東京は電車料金が九州に比べると安い。
 だから、都バスと電車が共存してるようなとこなら、どうしても電車で行ってしまいがち(ケチなわたしは、ということだけど)。
 そして最近は雨降りだったり、お笑いに行ったりして(ほぼ毎週、土日のいずれかはこれでつぶれている)るから、実行に移すタイミングを逃していた。
 今日、やっとタイミングが合ったので実行。
 200円と均一料金だから終点まで行ってみた。
 途中、不動産から紹介されたんだけど結局見に行かなかった物件の前も通った。
 やっぱり今の家が良いなぁと思った。
 下町を通る路線だったので、往来の風景が
 「私ら、地に足つけて生きてんだよ」
 てな感じで生活感溢れてたのが好きだった。

 結局終点についたところで、特に下調べもしてなかったからなんとなくぶらぶらしたら満足したので、またバスに乗ってしまったが、楽しかった。
 自分の家から色んな方向へ道は繋がってるんだ、とあらためて思う。
 こうやって徐々にテリトリーを広げていくことが今の楽しみ。
 知らない場所を見に行くことは面白い。

地元に着いたので、本屋さんへ行った。
 載ってることを知ってた「Kindai」と載ってるのを知らんかった「ポポロ」を見る。
 (別に買わないでいいな)とは思わなかったけども、サイフにとっさに手を伸ばすこともせず。
 しっかりサイフの紐は締められたまま(苦笑)。
 そういう心境。
 あんまり雑誌類は必死に集めなくなった。
 最近衝動買いしたお笑い系の雑誌は、やたらインタビューが載ってたんで
 (これを逃したらもう後はこんな良い扱いを見ることはないんじゃないだろうか)
 と思ってしまった「cut」だった。
 カリカが載ってたヤツ。4月か5月ごろ。
 (こういう扱いを偶にはされて欲しい…)と思いつつ読んだんだ、そういえば(^^;。

 話を元に戻して、アイドル系雑誌2冊。
 1つは帽子で1つは坊主だった。
 大上さんといい、修士さんといい、坊主組は
 「若返った」
 と思っているらしい。
 修士さんは、どっちかというと坊主になって
 「ドスが利いてきた」と思うが(^^;。
 修士さんを「ドスが利いてきたなぁ」と思うのと対照的に、
 今現在の小堀さんを「な〜んか、若返った?」と思っている私。
 多分、何の変化もない筈なんだけどな。
 アイパーになってないし。
 でも、今日見たどっちかの雑誌では、小堀さんが唇を尖らしてた。
 そして、不思議なことにその表情は可愛らしかった(苦笑)。
 「唇を尖らし」て「か〜わい〜い〜」のは、今までシュウちゃんの特権だったのに。

インタビューは主にDVD発売についてだったけど、「好きな街」を聞いてる質問で、ちょっとしみじみした。

 修士さんは大阪と東京をあげていた。
 東京を挙げた理由が「知ってる場所が多いから(大意)」。

 知ってる場所がたくさん出来たんだなぁ、としみじみした。
 3年前の「ピストルモンキー」について、修士さんは
 「東京での自分の“場所”をやっと見つけた」
 みたいなことをインタビューで言っていた。
 それまで確実にあった「場所」が東京に来てからはどこにあるのかずっと探してていらいらしてた、と。

 あれから3年。
 “物理的”“心理的”と様々なものを含めて、「自分の場所」を見つけていったんだろうな。

 インタビュー記事の中で、その部分はごく僅か。
 関西の人はあの箇所を見たら寂しく感じるだろうか。
 東京進出した直後だったらそう思う人は多いだろうけど、3年も経てば大丈夫だろうか。
 私は、新しい土地で「自分の“場所”」をたくさん発見したんだなぁ、と思ったら単純に嬉しくて、何かホッとした。

 勝手な思い込みだが、私も東京で自分の“場所”をまだまだ見つけられそうな気がしたから。

 とりあえず私が東京で一番好きな場所は「自分の家」。
 公共の場所では、サブナードにある伊藤園のジューススタンド。
 (ビタミンと〜、カロチンとってる〜、みたいな〜?)
 という気にさせてくれる野菜ジュースがお気に入り(笑)。
 あと、「上海チキン」という店の「豚バラチャーハン」。
 良い味だしてた。
 店も、料理も。



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