つらつらきまま


2003年08月04日(月)
ワチャワチャした1日

「ゆらゆら帝国」を聞いてたら地震発生。
 (これが本当の“ゆらゆら”帝国)
 なんて思う余裕なんてある訳無い。
 震度1〜2で半泣き。
 テーブルの下に潜り込もうかと思ったぐらい。

今日の朝、会社でお茶を飲みながらメールチェックをしてたら、お茶をぶちまけてしまった。
 キーボードから、ワンピースから。
 幸いにも少し冷めてたので火傷はしなかったけどびしょぬれ。
 しゃぁないので、家に着替えにちょっと帰った。

 今日は主任も先輩も午前中通院のため午後出勤。
 先輩に
 「お茶を飲んでたら、ガーッ零れて、ビャァーッ濡れたんで家に着替えに帰ったんです」
 と昼食の時に言ったら
 「テンパリ具合がすごく伝わる表現」
 と言われた。

 この間、「せりさんって忙しいんですかぁ?」と聞いてきたアルバイトさん。
 今日は、「せりさんって仕事何してるんですかぁ?」と言ってきた。
 これは…悪意が無いんだろうか、本当に。
 主任がいない時しかこういう質問して来ないし。
 説明した後の、(フーン)みたいな反応といい。

 お茶をこぼしてもわしゃ仕事はきっちりしてるわい。
 ふ〜んだ。

 ちなみに主任は水をぶちまけていた。
 午前中は私がお茶をこぼしたというと
 「今日はここは厄日だわ、きっと」と脱力していた。
 そして
 「何なら午前中半休にして良かったんだよ」とも言われた。

 ワーカホリックという訳でも、会社が大好きなわけでもないが、何となく休みづらい。
 1回休んだらずるずると出社拒否症になりそうな危うさがあるから。
 やっぱりまだ年休は取りにくい。気持ち的に。
 班の人達は「休みたい時はいつでも言って良いんだからね」と言ってくれる。

そういえば、今日、会社で人が倒れた。
 一緒にお昼を食べることが多い人だったので驚いた。
 寝不足と過労がいっぺんに来たのだろうということだった。
 何故か彼女の班は残業・早朝出勤が当たり前の風潮。
 責任感が人一倍強いから、きっと休むタイミングを逃してるんだろう。

 「仕事」って「仕える」「事」と書くけれど、自分の健康を損なってまで仕える事は無い。
 デリカシーが無いうちの部長ですら
 「もう今日は帰りなさい。
  顔色が尋常じゃない。
  今日出来ることは明日やれば良いんだし、仕事が終わらなくても死なない。
  でも休まなかったら人は死ぬんだから。もう今日は帰って休みなさい」
 と必死に説得していた。

 (おぉ〜、偶にはオッサンも良いこと言うやん)と思ったが、よくよく考えたら彼女の仕事はこのオッサンが発注したものなので
 (オマエがしょうもない雑用まで頼むから休まれんのやんけ!)ということに気づいたら、腹が立ってきた。

 結局、彼女は定時を過ぎても帰らなかった。 
 責任感があることは良いことだけど、ここまで来たら切なさまで覚えてしまう。

 「お茶をこぼして服がびしょぬれになったんでちょっと30分ぐらい抜けます」
 と、小学生みたいな理由で脱け出すような私に言われたくないだろうけど。
 私は彼女が好きだから、余計に思う。
 「もっとズルい人になって下さい」と。

ちなみにこの人と私は、先週偶々同じ番組を見ていたことが判明し、お互いその内容につっこんで楽しんだ。
 行方不明者を探す番組。
 今週は彼女のことを思いながら行く末を見届けた。
 私なら…帰らないなぁ思った。
 どの面下げて帰れば良いのか、と。己が悪いとはいえ。
 好かれたり愛されることは素敵だと思うけれども、私はやっぱり追いかけられる愛は苦手。
 追いかけるから逃げたくなる。



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