2003年07月04日(金)
東京在住1週間
東京に住んで1週間が経った。
地元の友達や親戚からは東京や仕事の感想をよく聞かれる。
自分では…よく分からない。
毎日は手放しで楽しい訳ではないが、逃げ出したいほど辛いという訳でもない。
ただ淡々と今日をこなして明日が来るのを待つ、という感じ。
私は大体のことについては
(こんなもんだろう)
と思う。
過剰な期待はしない。
最悪な場合を想定していることが多い。
そう思ってたら、現実はそれよりはマシということが大体多いから。
ただ、分かったことは私は
「残業」
が死ぬほど嫌いらしい、どうやら。
自分の仕事が終わらないから残業することは構わない。
だけど、「付き合い残業」というのか。
自分が出来る範囲内で与えられた仕事はこなしたんだから定時に帰って良いのに同じチームの人が揃って残業をしていたら帰りづらい。
しょうがないので資料を読んでたりするが、はっきりいってそれが苦痛。
仕事中には何も思わないのに残業タイムになったらチームの人が叩いてるキーボードの音が
(アンタは良いわね〜。のほほんとしちゃってさぁ)
と言ってるかのように思えるんだから、プチノイローゼだね、これじゃ。
今日もそうやって残ってたら、胃に激痛が走り出したので、帰ることにした。
「お先に失礼します」
と言ったらみんな
「ハイ、お疲れ〜」
と笑って挨拶してくれるのは分かってるのに、言い出しづらい。
いつ言おうか躊躇ってた15分があれば恵比寿には間に合ってたかもなぁ。
このように侵入社員、もとい新入社員の私が悩んでる傍で部長は定時前にすたこらと帰る。
なるほど、主任じゃなくても殺意は覚えるな。
今日は部長が外勤から帰って来なかったので私達は日常業務が滞りなく進んだ。
部長、来週も来んかったらエエのに(^^;。
東京といえども下町に住んでる私は、会社から家に帰りつくととてもホッとする。
TVは必要な時しか見ない。
消してる時は主電源をばっちり消している。
節約生活。
何せ会社の人とお昼を食べるんだが、その値段がどの店も1000円前後なので…(悲)。
お金のことを考えたらとにかくブルーになる。
どうしようもなく気分がどん底までいったら私は恐らく都庁に夜景を見に行くだろう。
眼下に広がる「東京の灯」。
この灯りの分だけみんな頑張って生きてるんだよなぁと思うと、ちょっとはまたやってみようという気になるかもしれないから。
まだ1週間でいうのも何だが、私は東京は嫌いじゃない。
会報が来ない。
住所変更も郵便物の転送手続きもしたというのに来ない。
このまま来なかったら退会するぞ、なんて思ってたら実家に届いていた。
ダイレクトに。
私、6月27日からは東京の住所に転送するように郵便局で手続きした筈なのに。
そういえば…。
妙に私の東京転出を初対面に関わらず残念がってたあの局員。
アイツが妙な小細工をしたんじゃなかろうか。
「郵便物が届かないから福岡に帰る!」
と私が思うように。
会報は父から送ってもらうことに。
半年近く見てないなぁ…諸事情により。
昨日私を泣かせた60リットルの水。
父に電話したら
「かわいそうといえば可哀相だが笑えるといえばこれ以上無いぐらい笑える」とか
「明石家サンタに電話して出てみれば?」
と深刻に思ってもらえず。
けれど50リットルは引き受けてくれることに。
「お父さんも今1人暮しなんだがなぁ。
もう今度からは気持ちだけ貰うことにして断れ。
毎回毎回60リットル送られても困るだろ」
と言われ、やんわりと次回から水はいらないと親戚にメールする。
好意とは分かってるんだけども…。
好意なだけになお困るといえば困るんだな…。
いたずらでピザ10人前とか注文されてしまった人の気持ち、今は分かる。