2003年05月23日(金)
運命の糸
「夏の魔物」という曲を初めて聴いたのは6年前の長崎の野外コンサートだった。
ライブツアータイトルは忘れてしまった。
けどspitzらしいタイトルだったと思う。
何故かそのライブはデビュー当時のナンバーも多く取り入れていて知らない曲も結構あった。
その中で印象に残ったのが「プール」と「夏の魔物」だった。
このライブに行かなかったらspitzの1stアルバム「スピッツ」や2ndアルバム「名前をつけてやる」を買わなかっただろう。
時が流れに流れてvelvet under//misinが「ナツの魔物」なんていう公演でもしない限りは。
人生で私が知るべきもの、出会うべきものはどんなに長く時が掛かっても絶対に出逢えるものだと思っている。
嫌いなものも私という人間を知る上で必要なものなのだろう。
何が許せて何が許せないかのボーダーラインを知ることが出来るから。
今日はまた1つ好きなものを知った。
町田康の「へらへらぼっちゃん」という講談社文庫。
松尾スズキの「大人失格」といい
椎名誠の「哀愁の町に霧が降るのだ 上・下」
といい、私は本気でアホなことをやることが出来る人達が作るものが大好き。
自分もそうありたいと思ってるがまだまだ修行は足りない。
日々研鑚(?)中。
「小堀裕之はヒュー・グラントに似てるといわれればそう思えなくもないような気はするけど実際のところはどうなん?説」
を知って以来映画のCMを見る度笑けてしょうがない。
「ヒュー・グラントに似てるといわれればまぁそう思えなくもないような気がする小堀さん」
がおかしいのか
「小堀裕之に似ているヒュー・グラント」
にウケてしまうのか。
よく分からんけどヒュー・グラントが何かカッコイイことをする度に一緒に小堀さんがクローズアップされて私はやっぱり笑えてきそう。
ヒュー・グラント作品は家でひっそり見ることにしよう。