2003年03月16日(日)
博多の人情
月イチ恒例行事と化しつつある素敵さんとのトーク日。
芸人魂とかBBPの録画分などを色々取り揃えていそいそと出かける。
人力舎のイベント前とイベント後と2回に分けてトーク。
2〜3年前のSbFもそういえば2回公演だったなぁ、とちらっと思い出す。
1回目のトークは「ばん」にてオムライスを食べながら。
2人共結果を知ってしまったオンバトチャンピオン大会について。
もっとも私は率先して知り、あちらは偶々BBSを見たら1番目の記事がネタバレだったという違いはあるけど。
多分あの時私達の周りにお笑いファンはいなかったと思うんだけど何となく2人共
「ねぇ…」「そうか…って感じですね」「良かったとは思うんですが」
と、めちゃめちゃ曖昧に話を進める。
気遣いは忘れません。
もう一つの話題は会報に載ってきた小堀家というか2丁拳銃のアイドル「央人くん」の写真。
似てるのか似てないのか今の時点ではなんとも言えないけど顔立ちがしっかりしてて可愛いですよね、ということで落ち付く。
そして2人共「あの小堀さんがお父さんなんですよね〜」とちょっとしみじみ。
お互い“どの小堀さん”を“あの小堀さん”と言ってるのかは曖昧だけど。
ちなみに私がその時思い浮かべてた“あの小堀さん”は「TV超合金」で子供を追っ駆けてた“溶けたローソク姿”だけど(^^;。
イベントの開場時刻が迫ったので一旦お開き。
私は8FのネットカフェでPCをしたりドリンクを飲んで時間を潰す。
1時間経つので出て紀伊国屋にでも行こうかとエスカレーターを下ってた途中、冷や汗が出た。
<ポケットに入れた携帯が無い!>
ネットカフェに直行したが無い。
トイレにも無い。
ネットカフェの店員さんはブース周辺を隈なく探してくれたが落ちてないという。
動転しながら4Fのドコモショップで電波を止める手続きをするため向かう。
しかし止める前に電話掛けていいですか?とドコモショップの店員さんの携帯を借りて(ごめんなさい…)呼び出す。
誰も出ず伝言ダイアルに設定が切り替わる。
はぁ…とうなだれつつ電話を返し手続きをやってもらってる途中にリダイアル。
なんと、警備室に誰かが届けてくれたらしいので引取りに来て下さいとのこと。
警備室に行くと人の良さそうな警備員さん達が
「良かったね〜」「もう落とさんようにね」と温かく出迎えてくれた。
ドコモショップの店員さん。
ネットカフェポパイのスタッフさん。
警備員さん。
拾って届けてくれた方。
本当にありがとうございました。
博多の人情の厚さをしみじみと思いました。
博多好いとう!
ジェットコースターのごとく運が二転三転したなか、劇場ヘ。
素敵さんによれば今日の公演はチャブがかなり飛ばしていて「全部アンタッチャブルが持って行った」という感じだったそう。
今度は場所を「風月」に移して再びトーク。
渋公のことやマンスリーのことなど。
のんちゃんがオイシイということで一致。
男前ランキングの不可解人物など。
ファーストキッチンに場所を移してやっぱりトーク。
「デジマン」とか「ラジマン」とか「ライブの力(魔力、魅力、etc)」とか「原点の番組」など。
この素敵さんとのトークの何が良いかといえば、“余計な枕詞”が会話にいらないことだ。
「知らないと思うけど」とか「テレビには殆ど出てないんだけど」というような。
ガブンチョやプレステージ、5じからバトル組ならいざ知らず、タレプロ組や7じ9じネタ組の芸人にもこの枕詞を使わなきゃいけないのは何だか悲しいというか悔しいというか。
ちなみに「原点の番組」って私は「ひょうきん族」だと自分では思ってたけど案外「夢で逢えたら」かもと話してる時に思った。
素敵さんは「夢で逢えたら」らしい。
私はあれを初めて見た時、カルチャーショックみたいなのを感じたのを覚えている。
名前をあんまり知らない人達が夜遅い時間に楽しい世界を繰り広げてる、と。
夜7時とか8時に家族揃ってみる番組がお笑いだと思ってた私は、夜中に一人で楽しんで見るお笑いもあるんだとその時初めて知った。
当時私は小学校高学年だったと思う。
まだダウンタウンが東京に来て間もなかった頃。
小学生の子供にも「あのダウンタウンがいよいよ東京進出!」というニュースは入ってきてた。
(そうか、ダウンタウンはすごいんだ)と当時の私は刷り込まれた。
2丁拳銃やハリガネロックを知らなかった頃の私にとって
「2丁目劇場」
は
「ダウンタウンが司会の『4時ですよーだ!』をやってたところ」
だった。
「baseよしもと」もいつかは
「〜が『○○』をやってたところ」
になるんだろうか。
私にとって
「baseよしもと」は
「『超合金』『超合金F』でフジモンが雄叫びを叫んでることがわりかし多かった場所」
です(^^;。
そういえば3本セットの特典映像とやらが収められてるらしいVHS申し込みをしなければ…。
何だか日々の忙殺に追われて忘れそう…。