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2022年08月03日(水) コロナカルトに支配された夏

家に籠ってずっと版下作業を続け、先月末、久しぶりに印刷所入稿の為、外出する。
猛烈な日差しと体温をも超える気温に押しつぶされるかの如く、喘ぐ。
陰々滅滅としたコロナ文革原理主義の見えない圧迫感がなければ、もう少し夏の暑さも楽しめよう。
例年なら夏風に乗って漂う盆踊りの音も3年連続聞こえてこない。
何時まで経っても感染症2類を市井の民に押し付け、PCR検査強要で限りなく「陽性者」を増やし、今や世界一の「感染者」数だ。
マスク、ワクチン接種率ナンバーワンだったのにこの様は何だ?
それでもこのコロナ文革原理主義狂信者たちは2類が正しいと喚き続け、コロナを悪魔の如く特別視し、ワクチン接種とPCR検査ををキリシタン弾圧の踏み絵の如く強要し、人々の自由と表現と祭典の場を奪い続けている。
その陰で己の覇権とコロナ利権確保に狂奔する姿勢はまさに唾棄すべき悪党カルトだ。
嘘と欺瞞、狂気とデマゴギーに溢れたこのコロナ文革原理主義に対する憎悪は日に日に募るばかり。
最初から徹頭徹尾、このコロナ文革原理主義が忌むなるイデオロギーと警告し続けていたにもかかわらず、この期に及んでもまだこの狂気から抜け出られぬ世情はもう、この文明の終わりすら予感させる。

元世襲宰相暗殺で、世間は一斉に某「カルト」教団非難に舵を切ったが、その欺瞞たるや噴飯物。
宗教にカルトの是非基準を求める様は滑稽ですらある。
「信仰」等というものは「信じる者は救われる」のであって、信じない者にとっては害悪でしかない。
本人が救われればカルトだろうが何だろうが破産しようが、家庭崩壊しようが、命を奪われようが、正しい行いをする救世主。
救われなければ悪党、犯罪組織、詐欺集団だ。
それだけのことである。

他人が首を突っ込んで宗教云々を語ったところで不毛。
一見まともなキリスト教やイスラム教が、その教えの下に歴史上何十億の人間を殺し、人々に戦争と紛争の災難をを齎したか歴史を紐解けば語るまでもない。
宗教は全て例外なくカルト。
そしてそのカルトたる宗教と政治は常に主従関係で成り立ってきた。
宗教なきところに政治はないし、政治なきところに宗教もない。
暗殺された元宰相も所詮は世襲。祖父の代から継がれた「票田」に縋る以外、己の地位を維持する手立てはなかった。
そんな「必要悪」に縋るしかない元宰相の国葬の是非が問われているが、では宗教と一切、縁のない政治家ならよいのか?
居たとしたらそれは政治家自体がカリスマカルトみたいな「教祖」だろう。
俗に「独裁者」という。
ヒトラーとか、毛沢東とか、スターリンとか、ポルポトとか、金日成とかだが。
これならよいのか?
「宗教はアヘンだ」と弾圧してきた共産主義もそのイデオロギー自身が宗教と何ら変わらない弾圧、虐殺、戦争を繰り返すカルトであったことは論を待たない。宗教よりもっとたちが悪い。
にも拘らず、「カルト」と政治の関連性を叩くマスコミの戯言には失笑しか漏れない。
お前自身もカルトと大した違いなどない「俗物」のくせして何を言うか。

結局は既存宗教同志の覇権争いに過ぎない戯言なのだ。
問題となった「カルト」宗教は強大な権力を持って昭和の大物政治家に食い込んでいた。
しかしそのカリスマ大教祖が死んで、跡目争いで内部抗争が始まると、影響力は低下し、これまでは教祖の力で抑え込んでいたネガティブ要素が噴出し、叩きやすくなっただけだ。
殺害された元世襲宰相の死をきっかけに堰が切れたように政権政党とこの宗教の関係を非難し始めたが、では今、政権政党と手を組んでいる宗教組織があったはずだが、それは非難しないのか?
「宗教はアヘンだ」と説いて成立している政党もその支持母体がコミュニズムイデオロギーというカルトで成り立っていることを知らない者はいない。
強大な宗教団体あってこそ成り立つ政治であることは誰も否定できない。
欧米では宗教名が党名の中に記されている政党など枚挙に暇がない。
宗教、イデオロギー、全て例外なくカルトだ。
それが「悪」というなら世界から全ての宗教を潰せ。
但しそれに代わるカルトイデオロギーも潰せ。
実際、そんなことは出来もしないのに聖人君子面するマスコミ界隈とそのシンパのどいつもこいつも嘘と欺瞞で溢れている。

現在、世界を覆うコロナ文革原理主義も正真正銘のカルトだ。
結局、それのお零れに預かり、紅衛兵の如くコロナ文革原理主義のイデオロギーをシュプレヒコールの如く連日扇動洗脳工作に邁進しているメディアとそのシンパがどの口でカルト批判をする?
宗教の壺売り強要とコロナ文革原理主義のワクチン強要と何が違うというのだ!
「この壺を買わないと祟りがあるぞ」
「このワクチンを打たないと恐ろしい病に罹るぞ」
これに何の違いがあるというのだ?
遣っていることは同じにも拘わらず、かたや非難し、かたや熱烈プロパガンダする。
結局のところ利権である。
もはやかつての壺売り宗教はじり貧で金蔓としては価値がなくなったのだろう。だから小遣い稼ぎに叩くほうが儲けになるとの算段なのだ。
一方、コロナ文革原理主義は今のところ金蔓として申し分ない価値があるので熱烈歓迎というところか。
まさに下衆の極みだ。

コロナ文革原理主義というカルトによってこの夏も暗澹たる空気に覆われ続ける。
ただ夏風邪を拗らせた者に「お前が壺(ワクチン)を買わなかった(打たなかった)せいで医療資源を圧迫させている異端者が!地獄に堕ちろ!」と責め立てるコロナ文革狂信者の声には虫唾が走る。
ただの風邪でも拗らせる例は幾らでもある。
しかしコロナ文革原理主義狂信者にとっては己の神聖な「経典」に逆らった逆賊に映るようで、ワクチンを打たないコロナ「陽性」者は偉大な教祖様に逆らう異端であり、遍く磔にして処刑したくて仕方ないのだろう。
これこそがカルト狂信者として非難されなくして何なのだ?

数多のウイルスは進化し、変異し、人間と共存共栄を図るのが生物学的ホメオスタシスだ。
それが「進化」の大原則。
その「進化」に逆らい、もはやその場しのぎのワクチン接種になんら意味もない。
宇宙船地球号で生きる限り、人間とウイルスの接触は不可避な不文律なのだ。
その科学的普遍法則を敵視し、コロナだけが人間を襲う特別なウイルスという狂信的デマゴギーで人心を惑わせ、洗脳し、財産、健康、行動の自由、果ては命まで奪うその狂信的教義を強要するコロナ文革原理主義というカルトを一刻も早く一掃しなければ、この世は不幸に不幸を重ねるだけだ。

蝉時雨も暗く、夏空も褪せるコロナ文革に支配された2022年の夏。
この人生、楽しめる夏は後いくつあるのか?
その貴重な時間を奪い続けるコロナ文革原理主義に対する積年の恨みはいつか晴らさねばならない。
この文革の嵐が過ぎ去った後、この恨みの報復はただならぬことになるぞ。
何人もの恨みを背負ったYAMAGAMIが現れ、「復讐するは我にあり!」と闘争に立ち上がるだろう。
覚悟するがよい。


絶望皇太子