パントラルリーグ
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会社の忘年会でした。 サタンがなかなか倒せなくって苦労しましたが 最後の必殺技が効いたおかげで何とかクリアしました。 いやあ、まさかあの伝説の技を使うなんてね。
普通にしゃぶしゃぶ食って騒いでました。 楽しかったです。
T田さん(ダイエッターの漫画好き)から、 推理小説を借りました。
「京極とかいいよ、京極とか。また貸したる」 と言って持って来てくれた本、タイトルは「翼ある闇」。 ちょっと読んで、ふーん、これが京極なのか〜、 と思ってもう一度ちゃんと表紙を見ると、
摩耶雄嵩
違う人やないかい。
…それで、読みました。 日本の推理小説を読むのは初めてです。 (いや、細かく言うと「名探偵チビー」(児童書でしゅー) なら読んだことはありますが。チビーかわいいです。ネズミ。)
うーぬ、やはり名前は覚えやすいですぞ。
ストーリーとしては、 「もっさ凄い城っぽい屋敷に招待された名探偵木更津と、助手香月。 しかし来たときにはすでに2体の首無し死体が転がっていた。 そこから始まる連続殺人。密室の謎。 そこに何故か登場する銘探偵・メルカトル鮎。 もっさ凄い推理が冴える。」
…全然おもしろそうに見えないのは私のせいです。こういう文章が 上手く書ける人を尊敬する次第であります。
***以下ネタバレを含みます***
感想。 面白かったです。 面白かったのですが、好き嫌いで聞かれると、嫌いというか苦手な類です。 読んだ後ちょっと気分が悪い。 登場人物が皆事件に無関心であることとか。ラストも。 あ、ラストは本当にびびりました。ほー! と思いました。 でもちょっと。 好きな人は凄く好きだと思います。
あと、私はエラリークイーンを知らなかったのでこれもネックだったかと。 ドイルの「オレンジの種」とかはわかったんですが…。 ポアロの台詞とかも出てきますので(私はわからなかったんだけど) その辺詳しいと更に面白いのでは。 あとクラシック……全然わからなかったです。トホー。 台詞も難しいです…。白い鴉のあたりが特に。
というか、メルカトル鮎って。
サブタイトルが「メルカトル鮎最後の事件」っていうのも、 「?」と思ったのですが。だって木更津と香月が主役…ですよねこれ。 メルカトル鮎何者なんだ???
好きな人物は木更津ですなー。途中まで苦手だったのですが、 推理に失敗して山籠もりするっていうところでキューン。 かわいいな木更津……。
福
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