パントラルリーグ
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| 2001年10月05日(金) |
そうでもないんですが。 |
ファン●ーゴのラジオ版のCMで
「ニャンニャン ニャニャニャニャニャニャニャーン (中略)ニャン ファン●ーゴー!」
っていうのがあるじゃないですか。 あれは三村が普通に「ファン●ーゴはいいぜ〜」っていうのを 早口で喋ってるんだけど普通の人間には「ニャンニャン」としか 聞こえず、唯一杉村が「ああ三村頑張って喋ってるな…」 と気付くくらいのものだと思います。
朝会社に行く途中で、女の子をいつも見かけるんですが。
非常に可愛らしいのです。 中学生くらいでしょうか。 始めは気付かなかったのですが、何となく、 「あ〜、いつもあそこにいるよな〜」くらいになり、 「今日もいるな〜」に変わり、 日々車の中からコッソリと見てるんですけど。 (というか山しかないから人が浮く浮く。)
もう本当に可愛い子なんですよ。 通勤時の目の保養と言いますか何と言いますか も、萌え〜〜
…ではなく可愛いんですよ。 これドラマに出来るよな〜と思うのです。
福夫は山奥の会社に勤める平凡なサラリーマンであった。
そう、平凡過ぎたが故だろうか、東京では華やかな活躍が出来ず、 つまりは左遷されてこの地に来たのだ。
(ど田舎だ、畜生。)
福夫は不満であった。全てが不満であった。 妻も子どももいた。愛してもいた。 しかし彼女たちに愛されていたかというと、そうでは無いと 今ならわかる。 仕事仕事仕事…家族のために働いてきた自分。 それが正しいと思っていた。 彼女たちもきっと満足していていただろうと。 が、そうではなかった。彼女たちは次第に自分から離れていった。 それが何故かはわからない。…が、ふと思う。
自分も彼女たちを本当に愛していたのだろうか、と…。
ある日福夫は、ひとりの少女と出会う。
山の中の小道に毎日佇むその少女。 名も知らぬ少女に福夫は心を奪われた。 毎日だれかを待つようにそこに居続ける少女。 福夫の中で長い間眠り続けていた「何か」が蘇る。
福夫にとって彼女は「華」だったのかもしれなかった。
ある日転機が訪れる。
福夫の乗っていた車がその山道で故障したのだ。 その時なんと、少女が自ら話しかけてきたではないか。
彼女は自らを「花子」と名乗った。 「ハナハナ星人・ハナハナ課」だと。 実は彼女は宇宙人であった。宇宙船が墜落して以来 毎日迎えを待っているのだが現れず、非常に困っていたらしい。 「でももういいや、宇宙船の方が早いけど、 飛んで行けない距離でもないし。」とのこと。
「ハナハナ星人か! そりゃ華もあるはずだよネ!」
福夫は納得した。そして故障した車を自力で押して会社まで 行った。爽やかな気分だった。爽やかな、爽やかな春だった。
「いやあ。あの時は本当に驚きました。 まさか宇宙人だったなんて。 ビックリビックリビックリド●キーみたいなもんです。」
当時の様子を福夫はこう語ったという。
〜福夫くん、ど根性とカンガルー fin〜
ということを考えながら通勤しているので それほど退屈でもないです。
福
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