内向的恐妻家の日記

   
目次昨日明日  この日記について |  特選日記 |  掲示板 new!! | MAIL


2004年09月06日(月) 達人やってくる

こんばんは、こうです。

何をいまさら、と思われそうですが、週末我が家に太鼓の達人がやってきました。
(ご存知ない方の為に説明しておくと、PS2のゲームでコントローラのかわりに太鼓を
 叩いて演奏するゲームです)

元々、私と子供とでは、ゲームセンターでよく遊んでいており、つれはそれを
冷ややかな目で見ているだけだったのですが、つれが子供の友達の家に遊びに
いって、皆でこれをやりつれがはまったのをきっかけに、購入のはこびとなりました。

しかし、つれの気に入った物の購入にかける執念というのは恐ろしいものがありますね。

土曜日の時点でタタコン(太鼓型コントローラ)を入手するのにあの雨の中、10件程の
店をまわって価格の比較検討を行い、次の日に朝一番で、一番安かったお店にソフトを
買いにいかされました。。。

そんな訳で、我が家の居間のテレビの前に、その存在感のある太鼓は鎮座なされた
のであります。

早速、プレステ2の電源を入れ、ソフトを起動させます。

一番最初に現れる、キャラクター達と、

『このゲームで遊ぶ場合は、近所等に迷惑のかからないように遊びましょう。』

の文字。。。

はい。確かに家の中で太鼓を叩いて遊ぶだけあって、かなりうるさいです。

特に子供なんかは加減をしらず、すべてのポイントを両方のバチでちからいっぱい
叩いている為、かなりの音と振動が響きます。。。

(私はささやかな抵抗として、素手で太鼓を叩いていたのですが、手の骨が疲労骨折
 しそうになりました。。。)

周りへの影響をきにしつつも、30分程、続けていたのですが、さすがのつれも、

「ちょっとこれは、上下の階の人に悪いよね。。。」

と殊勝な言葉を出し始めました。

そんなちょっとびくびくしながらゲームを続けていると、突然、それはやってきました。


ピンポーン


鳴り渡るドアチャイム。

思わず見詰め合ってしまった、つれと私。


「こう!!
 でてよ。」



短くも強く私に命令するつれ。

私は、ほんの少し目で抗議を行ったものの、つれの表情は全く変わらず、諦めて
インターフォンの受話器に手を伸ばしました。

そして、なるたけすまなそうな声を絞って、私はこう言いました。


「。。。はぃ。どちら様でしょうか。。。」

「あの〜、すみません。」

「はい。(ドキッ)」


「アンケートにご協力願えないでしょうか。。。」


「。。。今、忙しいので!!!」


ガチャッ。

叩きつけるようにして受話器をおく私。

紛らわしいんじゃ、ゴルァ。という感じです。

結局、苦情は来なかったのですが、下階の人はペット禁止なのに、でかい犬を飼って
いるので、あまりマンション内の他人と関わりたくないのだろうという結論になりました。


「一時はこれもヤフオク行きかと思ったけど、
 何とかそれは免れそうね。」


「うん。確かにね。」

「一応、上の階がうるさくて対抗したい時に使う事にする。」

「。。。」


そんな使い方でいいんでしょうか。。。


目次昨日明日 MAIL
こう |MAILHomePage
ご感想をどうぞ。
   


My追加