昨夜の興奮が心地よく残りつつも気持ちの良い目覚め。 化粧をしてゆっくり目に朝食をとって10時ごろいざUSJへ。(遅いちゅうねん) いきなりチケット売り場で長蛇の列。30分ほど待ったかも。 ホテルでチケットを買えば、そのまま入場できるのだけど、あたしらのように安いツアーに含まれてるチケットは、売り場で「スタジオ・パス」というものに交換してもらわねばならないのだった。しまった。 その間、息子は入り口左にある例のユニバーサル映画の最初に出てくるあの地球がぐるぐる回ってるモニュメントの周りを走り回っている。 あたしは、お土産をチェック。 入ってまず最初は、「E.T.アドベンチャー」に並んだ。50分待ち。 でも、待ち時間もモニターに映画のワンシーンなどが映し出されるので退屈しなかった。ディズニーランドの2時間待ちとかに比べるとまだましかな。 実際は30分くらいしか待たなかったような気もする。 しかし、正味5分もかからないアトラクションに1時間近く待つなんてきちがい沙汰だ。ほんとに日本は不景気なのか。 それにしても、修学旅行生の多い事。憤慨する。 おまえらなんでこんなとこで遊んでんだ。寺にいけ、寺に。 学校もなに考えてるんだろう。なんで、修学旅行でUSJなのだ。それともおまえらみんな映画学科か。
夫もあたしも学校を休ませるのがあまり好きでないので、今回はどうしてもフェリーのスケジュール上今日1日休ませなくてはならず、すごく迷った。 息子は夫の実家に預けて、2人だけでこようか、とも思った。 学校を一日も休んだ事のない息子は、迷ったが最終的には自分で決めた。 ただ、今日はクラスの皆で育てたさつまいもの「芋堀り」があるそうで、息子は「月曜日、雨降らないかなぁ。みんなと一緒に芋掘りやりたかったなぁ。」と出発前は何度か言っていた。 それにしても、小学生を連れた家族連れもたくさんいる。 おまえら、なんでこんなとこで遊んでんだ。学校にいけ、学校に。 親もなに考えてるんだろう。なんで学校休んでUSJなのだ。 あ、ウチらか、それ。
E.T.はたいしたことなかった。入り口で名前を言うとそれを兄さんが入力してくれて、出口でE.T.が呼びかけてくれるという趣向になってるのだが、夫の名前、あたしの名前、その後なぜか「ヒデ子」と呼ばれた息子は激しく落ち込んでいた。 次に、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」(60分待ち) これは、おもしろいよとの夫のお薦めどおり楽しかった。キャーキャー叫んでしまった。乗るまでの期待の持たせ方が上手だなと思った。もう一回乗りたいなぁ。
「ターミネーター3D」は最初50分待ちだったので、その間ブルース・ブラザーズショーを見ながら昼食。 ワゴンのクロワッサンサンド3つとバドワイザー350ml2缶とペットボトルのお茶1本で3020円。高っ! おばちゃんがアレサ・フランクリンばりの美声で、主役の2人を完全に喰っていた。 それから「ターミネーター」が10分待ちになっていたので入る。 最初の3D映像で思わず息子はのけぞっていた。 スヌーピーに乗りたいと息子が言うので、20分待ちのため夫と息子だけ行かせてあたしはお土産を買ってしまう。 次に夫の勧めの「ウォーターワールドへ」 これは、映画見てなかったんで考えになかったが、楽しいショーだった。 始まる前に、息子を見失ってしまい、夫と二手に分かれてあせって探したら、一番はじっこの一番前の席で悠々と拍手をしているのが見えた。 この子は、はぐれても親を探すということをしないので、ある意味怖いわ。
4時には退園しなくてはならないので、年賀状用の写真を撮ってもらったりしながらゲートへ。 息子は「ジュラシックパーク」に未練たらたらだった。 「バックドラフト」が20分待ちになってたので、どうしようか迷ったがぎりぎりダメそうなのであきらめた。 まぁ、いいや。また今度来た時でね。 そうだ、すっかりあたしはまた来ようという気になっている。 TDLはもういいか〜って感じだしあたしはあまりエレクトリカルパレードとか見て「きれい〜」とうっとりするタイプではない。 あそこで楽しむには、夢の王国に迷い込んだ純真無垢な少女、それがこのワ・タ・シって感じの気分にな持ってかんといかんが、USJは単純に「お〜」とか「ぎゃー」とか楽しめる。 スタッフやキャストも気取ってないというか、距離が近いような気がする。 それだけ、舞台裏がわかっちゃうという貧乏臭さはあるが、ま、ようは楽しけりゃいいじゃん。なんか大阪らしい親しみやすさがあって好きだな。 I'll Be Back、だな。
来る時のフェリーは8時の遅い方の便だったので、新しい船だったのだが、帰りは夕方5時40分に出発し、明け方5時40分に着くもの。 時間帯的にドライバーが多く、船は古いほうだった。 2等船室は段違い。古いし、8人部屋に先客が2人いて息が詰まる。 ただ、レストランなんかはメニューはほぼ一緒だけど、カップラーメンやうどんとか安めのものもあって、8時の便より良心的かも。 寝台さえよければ、こっちのほうが雰囲気的には好きだな。 レストランでは、ドライバーのおっちゃん達が焼酎のボトルを囲んでわいわいやっている。 あたしは、またワンカップ焼酎のお湯割と梅干しにする。
なかなか寝られなかったので、ロビーでサッカー見たり携帯でポールのコンサートリポート見て余韻に浸ったりしていた。 船の古さのせいか、天気のせいかわからないが結構揺れて、10時過ぎまで息子もなかなか眠れなかったようだ。
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