1日雑記

2008年02月17日(日)

高校の頃、こんな事を考えた。

話の主人公が考え付く戦略は、
作者を超えられない。

ずば抜けた才能をもつ主人公が居て
彼の戦略には誰も付いていけない。
戦争でもいいし、麻雀でも良いけど。

戦略は基本的にそれが人の考えるものである以上
作者の頭から生まれる。
故に、作者の能力を超える戦略は作り得ない。

それでも、優れた頭脳を持つ人間に仕立てるためには
周りの人間の能力を下げるしかない。

極端な物言いをするなら、主人公の周りはバカでなければ
その個性が輝かないのだ。

……と、そんな事を高校の頃に考えた事が。

最近、ちょっと考えに付加が。

優れた主人公を演出するためには……
それで居て、作者が凡庸であったのなら。
主人公の周りをバカにするか
主人公が恐ろしいほど強運か
あるいは主人公が超人的な能力をもっているか。か。

話である以上、不思議な力を持っていても大丈夫。

あとは、都合のよい展開があれば
凡人を英雄にする事も可能なのです。
……これは物語に限っての話じゃないけれど。

環境しだいじゃ人は欠かせない人材にもなりえるし
足手まといにもなりえるってことで。


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