さて、私はまだまだあまい。 カキ氷の話の続き。
何故か頭に残っていたので もう少し色々考えてみたが……。
問題となるのは氷とシロップの割合、 そしてシロップを砂糖水とした場合、砂糖水の濃度の問題だ。 こんな基本的な味に関わる項目を見落としたのは 不覚としか言いようがない。
さて、比率の問題であるが 100ccの水で一杯のカキ氷が出来たとする。
世の中とは便利なもので、 数学に置いて黄金比と言われるものが存在する。 最も美しいとされる比だそうだ。
さしあたっては最高=最も美しい という事で、この比を使ってみたいと思う。
黄金比とは x^2=x+1の正の解らしい。 具体的には 1:(1+√5)/2 となる。 約、1.618程度になるので シロップが多いのも困るし 1:(1+√5)/2 = x:100 と考える。 ここでxはシロップの量である。
するとx=62ということになるので シロップの量は62ccである。
さらにこの62ccにたいして黄金比から 砂糖を溶かす量を決めると 38グラムとなる。 水0度のときのショ糖の溶解度は179グラムなので 十分溶けきる量である。
これだけ考えてもまだ不足があるとすれば あの、フワフワカキ氷に液体がかかったときの 微妙に硬くなってしまう悲しさと 時間の経過とともに溶けてゆく切なさであろう。
前者の問題は解決が難しいとはいえ 後者の問題は容器一つを考えればよい。 単純に液体窒素を内部に含めた容器を考えてもよいが 冷たすぎて凍っては元も子もない。 ここは0度に保つようにコンピュータ制御する必要が出てくる。 そして、ただの容器にコンピュータを搭載するのも工夫がない。
そこでしゃぶしゃぶをするための鍋の形を思い出す。 あの中心に、富士山のような出っ張りの付いている鍋だ。 あれならば中心部に伝熱するため 0度の容器を作った場合、中心部も冷え より長く楽しめるであろう。
ジンギスカンをするときの鉄板も考えたが あれでは底上げしていると勘違いされそうなので却下する。
さて、これだけ考えてようやく最高のカキ氷になったわけだが…… 絶対失敗するとしか思えないのはなぜだろう。
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