1日雑記

2005年07月24日(日)


『理屈じゃないんだ』

とは良く聞くが私は理屈っぽい人間だと思う。
……白状すると理屈というより屁理屈なので
屁理屈っぽい人間という方が確かかもしれないけど。

いずれにせよ理系ということもあるのか
理屈で考える事が多いのは事実。
物事をそうやって解釈しようとする。

物事の善悪や良し悪しは筋道を立てて
理論的に説明した方が分かりやすい。
それは恐らく小説でもそうだと思う。

そういうわけで、私が話を構想したりする時も
ついつい、理屈で考えてしまう。
というより、私の場合
10人の登場人物がいたら10人それぞれが
自分であるかのように感じることができないので
ある登場人物が居た場合、その人はどうやって行動するか
理屈で判断し、行動を決定する。

が、ふと考えてみると
世の中にある恋愛など多くのことは
理屈で考えて終わるようなものではない。

例えば世間で恋愛小説として認識され
人気がでているのであれば
それは共感を得ているということである。
要するに理屈だけではないはずだ。

理屈というのは、筋道が決まっている。
10人いれば10人が、ほぼ同じ道筋を辿ることができる。
理屈で無い場合、まさに十人十色である。

そう考えると、作家という人はとても大変なんじゃなかろうかと
今更ながらに考える。
理屈じゃない動きをしても10人全員が1人(作家)と
同じ行動をとるのであれば、それは不自然だ。

自然にするために10人いたら10通りの考えを
考えなければならなくなる。
100人いたら100通り。

そう考えるととんでもない作業に思えてならないわけで……。

世界が理屈だけだったらどんなに単純でどんなに楽で
どんなにつまらないだろう。


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