凹村戦争

「凹村戦争」読了。ハヤカワJコレクションの一冊だけど,小説ではなくてコミックス。凹村(おうそん)の凹中に通う三人の学生(みんな苗字に凹がついている)の話だが,ストーリー的には要約不能。凹村上空を飛び交う流れ星を見て,主人公は何かが迫ってきているんじゃないかと思う。他の村人は村の外のことには一切関心がない。主人公の友人の凹伴は秀才で,何かを知っているようなのだが,主人公の「村の外へ」という衝動に冷たい視線を向けている。
こんな中で淡々と妙なことがおきる。独特の可愛らしい絵とあいまって,不思議な魅力があるよね。でもあまりに飄々としすぎて,金返せっていう人もいるかも。
2004年09月01日(水)

ま2の本日記 / ま2