カルカッタ染色体

「カルカッタ染色体」読了。インド製マラリアSF。いやはや,これはどういう小説かなあ。インドが舞台で,マラリアのことばかり出てくるSFなんて,想像できないよね。

マラリアの原虫の発見(発見した人はノーベル賞を取った)には,なんらかの作為的な働きかけがあったと信じる変な男が主人公で,一言じゃ説明できないような展開を見せるのだけど,とにかく面白い。描写されるインドの街の様子とか,次々出てくる変なキャラとか,ひたすらカオスです。はい。
2004年07月26日(月)

ま2の本日記 / ま2