陰摩羅鬼の瑕

「陰摩羅鬼の瑕」読了。やっと読んだよ! 今調べてみると発売は2003/8だった。なんと1年も放置していたのだ。だって重いんだもん! 一念発起して通勤電車の中で読みましたよ!
で,今回はネタは即割れます。犯人もすぐ分かる。本の表紙にも「本格小説」って書いてあって,推理小説とか探偵小説とか妖怪小説とか書いてないもんなー。ペダンチックな会話はいつもの通りで,今回のお題は「儒学」です。榎木津が炸裂しないとか,京極堂がちょっとしか出てこないとか,ストーリーがシンプルすぎるとか,いろいろ批判されていまけど,京極作品は「本を読む愉しみ」を与えてくれる。これが一番大事なところだと思う。
2004年07月20日(火)

ま2の本日記 / ま2