クリムゾンの迷宮

「クリムゾンの迷宮」読了。なんかどっかで聞いたことがある題名だとずっと思っていたのだけど,これってずいぶん昔に角川文庫ででたやつじゃん! ノベルスにグレードアップして発売されたのを買って読んでしまった。"コレクターエディション"と書いてあるが,何か文庫版と違うのだろうか?

ある日目覚めるとまったく見覚えの無い土地にひとり置き去りにされていた主人公..ってあまりにベタな発端だけど,話は面白い。制限された状況の中に,複数の人間がいることが分かり,"ゲーム"に参加するか,"パーティ"を組むのかどうかといった選択を迫られることになる。状況の謎,"参加者"の謎,"主催者"の謎。さまざまな謎の中で,"ゲーム"は進行していく。

読んでいる間に色々と妄想が膨らんじゃって,エンディングに関してはちょっとかたすかしな気もしたけれど,ま,面白いからいいか。
2004年05月22日(土)

ま2の本日記 / ま2