ふらりふらり帖
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2005年06月20日(月) *スーとご対面

上野の国立科学博物館で開催中の恐竜博へ行ってきました。
周りの人々にどれだけ熱く語ってもすべてスルーされていたけれど
なぜだか恐竜が気になって仕方ない。
壮大な年月の重なりを思うと、恍惚感に包まれます。

不自然な人だかりに、遥か手前からイヤーな予感がしていたのですが
予想は見事に的中して、恐竜博は長蛇の列。
炎天下で一時間近く並ぶのはさすがに避けたいと、
時間をずらして入場することに。
空いた時間でちらりと覗いたお隣の上野動物園では
ビーバーやペンギンなどの、マイナーな動物が気になりました。

 スキージャンプみたいな姿勢

 ちょい不良(ワル)ペンギン。目つき悪いです。

大人気のパンダは中に人が入っているみたいな動き。
笹の葉をわさーっと掴んではむしゃむしゃ豪快に食べています。
この生き物は食べることが人生最大の楽しみなのでは……と
ちょっとした同族嫌悪を感じてしまいました。ハハハ。

 怠惰ですなぁ

後ろ髪をひかれながら動物園を後にして、
日が陰ってきた頃に、ようやく科学博物館へ入館しました。

展示の目玉となっていたのは、
10億円で落札されたティラノサウルスの全身骨格。
今回展示されているのはその複製品です。
本物の骨ではないことを考慮に入れつつ
(てっきり本物だと思い込んでいたのでちょっとがっかり)
恐竜から鳥への進化の過程について勉強しに行くのが良い。
とてもわかりやすく、かつ、更に興味が深まるいい切り口でした。

元々一人で図書館や美術館へ行って
一日中勉強しているのが好きなのですが
ここ国立科学博物館も非常にそそられる場所でした。
常設展は時間がなくて見ることができなかったので
これはあと数回は通わないと、です。

宇宙やら恐竜やら、わたしにとっては
とてもロマンティックに感じられるのですが、
滅多に同意を得られないのが残念です。
帰宅後、恐竜についての資料でおさらい。
もしかしたら骨よりも化石の方がさらに好きかも!

 名前は「スー」。


 見上げた空に、またもや飛行船!



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