想
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宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』を読んでいる。 最近は忙しかったので、やっと下巻の3分の1を読み終えたところだ。
宮部みゆきは凄い。 もう、先生と呼ばせて欲しいくらい凄い。 敢えて言うなら、手塚治虫くらい凄いってところか。
いったい、この人の頭の中はどうなっているのだろう。 物語の中にも出てくる言葉だが、 頭の中に文字が一杯に詰まってるんじゃないだろうか。 そうでなければ、この人は、人間でないに違いない。
日本には八百万の神々がいる。 世界中にも、精霊とか妖精とかそういう類のモノが沢山いる。 宮部みゆきは、差し詰め‘お話の精’といったところだろう。 だから、不可思議な者たちを描くのがとても巧いのだ。 そうだ。そうに決まっている。
そういうことで皆さん、ここはひとつ お話の精の言葉に、共に耳を(目を?)傾けようじゃないか。
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