私はいい意味でも悪い意味でもよく泣きます。
何かの出来事に対して、何も思わない、何も感じない人間にはなりたくないのね。
勿論、感情を表に出さない人もいると思うし、表に出すことだけが良いとはいえないけれど。
何故、そんなことを思ったかといえば、今日、日本テレビでやっていた「THE スペシャル」の
『そのとき胸が熱くなった･･･』を見たから。
この番組は「感動することや涙を流すことを忘れてしまった」若者たち50人を集めて
「絶対泣けるVTR」を見せ、「胸が熱くなりましたか？」と問い掛けるというもの。
最初はモザイクがかかっていて「胸が熱くなった」と言った若者だけ顔出しされる。
番宣を見ていた時から「これって。。。どうなのよ？」と思っていたんですね。
なんか、わざわざ「泣ける」VTRとかお涙頂戴的に見せてどうするんだろうと思ってました。
それでも、まぁ、こんなことでもやらなきゃダメなヤツもいるのかなと。

勿論、「絶対泣けるVTR」は私にとってはもうボロ泣き。
「泣ける」から悲しいわけじゃなくて、世の中にはこういうこともあるんだなぁと
知ってよかったなぁと、伝えられてよかなったなぁと思う感動かな。
「胸が熱くなる」という表現が正しいかどうかはわかりませんが、
要は「貴方の心に響きましたか？伝わりましたか？」ということだと思う。
VTRの中には素敵な心暖まる話だけじゃなくて、障害者の人が頑張っていたり、
失った娘の代わりに小学校に通うおばあちゃんの話などもある。
人の不幸に涙するわけじゃなくて、それをテレビに出して、何かを伝えようとしてくれた
その勇気にも感動する。涙する。「自分も頑張っているから頑張ってくださいよ」と言われているよう。
でもね、この「若者たち」って別に何も思わないらしい。
「胸が熱くなった」と泣く人もいるのですが、結局、50人中10人が残りました。
途中で何も思わない人にコメントを聞いていくのですが、恐ろしいほど自分主義。
「部活とかやったことがないからわからない」とか「よく聞く話だし」みたいな。
確かに自分の身に置き換えるのって、一番、わかりやすい方法かもしれないけれど
結局、自分じゃないものに興味がないんじゃん。
「胸が熱くなった」と言った人も、結局、何かしら自分に関係があったり、共感できたから
泣いたりしているわけです。関係ないものは何とも思わないの。
40人中、本当に何かを感じた人ってもっと少ないと思う。
つくづく、世の中って俺様主義なんだねぇと感じました。
反面、群集心理に騙されて、どうでもいいことに声を荒らげる人もいるけどね。
世の中自分が一番可愛いのはよくわかりますけれど、ちょっとくらい他のものにも
目を向けてもいいんじゃないっすかねぇ。
いい意味でも悪い意味でも個の時代になってしまっているのが原因なのかな。

今日の私はテレビっ子でしてー。
最近、土曜日の朝のお楽しみ馬鹿番組があります♪
カエルが主人公のアニメ「ケロロ軍曹」。
いやね。。。くだらなさすぎて、面白いんですわ。なんかケロロがいい味出してるし。
軍曹に曹長に伍長に二等兵。「のらくろ」かぃ。。。と思わせるそのコトバ。
カエル（ケロン星人らしい）が地球制服を目論んでいるというのもわけわからんし、
スケールがものっすごい小さくて笑える。
元々、偶然、相棒と一緒に見たのですが、先に相棒がはまってしまいまして。
毎週、欠かさずHDDの録画予約をしていくのです。
今日も笑わせて頂きました。
オープニングの歌の「ケロッ！とマーチ」の歌詞も面白くて好き。
「張り切って電話に出たらファクシミリ」「四角いところは丸く掃け」「買ったほうが安い晩のおかず」
「駅から5分は実は15分」全て納得。。。進軍マーチみたいな曲調なのに。

今日は地味にHPを更新して過ごしました。
なんとなく、片付いてきた感じ。でも、まだ先は長いです。
そろそろ、また23本のピンがアメリカから届くはず。。。