マスカな話

2005年08月12日(金) ふと共感

ひさしぶりにその本に目を通したのは、
本屋の文庫本ランキングの一位になっていたから。

東京ブックフェアーの時に
2割引だと買い込んだ本のうちの一冊。
ほかの本はすでに読んでしまっていた。
残ったのが『ファースト・プライオリティー』
別に嫌だった訳じゃない。
誰かを楽しませるようなエンターテイメント性の高いものを
書こうかなと思っていた私にはあまりよくない。
そう思っていたから敬遠していたのだ。

ある日、ふと立ち寄った本屋で淡いピンクの花が
水色をバックにして開いている表紙をみて
読んでみようかなと漠然とおもった。
でも、すぐには読まなかった。

最低限のことしかやらず
あとはダラダラとTVかネット、ときどき読書。
ああ、このままでいいのかなって思った。
ストックしていた本がつきてしまったので
獲物を漁ってこようかと思ったとき
『ファースト・プライオリティー』の存在を思い出した。
今の私は敬遠する理由をすでにもっていなかったので
貪るように読み始めた。
その中には、私が共感できる人物が描かれていた。
結婚や離婚の感覚なんてよくわからないけれど
においがつたわってくるんだ。

いまの私の生活を文章化したら
どんなにおいが漂ってくるのだろうか?
私は、一瞬の思いつきを吹き消した。


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