リュカの日記

2013年12月05日(木)

現在午前0時00分。
日が替わった。
今日は親父にとっては辛い一日になるかもな・・・
医者から色々告知されるだろうし。
良い報告があると良いんだけど・・・

俺の誕生日からもう10日も経つんだ。
早いな。

「新・西遊記」で孫悟空を演じた唐沢寿明も当時31歳だったんだよな。
今の俺と同じ歳だ。

現在午前1時09分。
GyaOで「劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師」を最後まで観た。
一度観た事があったかもしれないな。
殆ど、俺の読み通りの展開だったし。
さて、今日はそろそろ寝ようと思う。
今日は大事な一日だから。

現在午前1時46分。
眠れない。
この前、先生から親父に告知?がなされた後、弟が「だったらお父さん、一回家に帰りたいよなぁ?」と言っていて、親父は「帰りたい」と言っていた。
なので、大晦日のカウントダウンは俺は実家で過ごそうかな、とか思ってる。
年越しうどんも作ってもらえるだろうし(俺はそばアレルギー)。
テレビでカウントダウンも出来るしな。
親父と過ごす最後の大晦日かもしれないし。

現在午前3時09分。
眠れないので、色々と考えていた。
やっぱり、俺ももう一度アメリカ行きたいな。
親父も7.8年前くらいにアメリカ行ってきたみたいだし。
俺の義理の母方の祖母もアメリカに行きたいと言っていて、同行者を探しているのだそうだ。
母親からも「○○(俺の名前)、それに立候補してみたら?」と言われたし。
英語を磨く良い機会。
その為にも、ノーパソ一台欲しいよな。
アメリカでもこの日記が書けるように。

今日は午前10時過ぎに目が醒めた。
あまり眠れなかった。

「チャック」に出てきたヴィヴィアンことローレン・コーハンが、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のローズである事が分かった。
顔が似てたからきっとそうだと思ってた。
同時に、wikiで調べたら「スーパーナチュラル」のベラである事も分かった。
これは気づかなかったな。
ベラはヴィヴィアン、ローズと違って長髪だったから。

現在午後13時26分。
病院に到着。
さて、どうすっかな。

母親が今日は年に一度の検査の日とかで、午後14時の面会には遅れる、と昨日聞かされていた。
親父以外の家族に、先生から事前に説明があるらしいのだが、親父に怪しまれないように○○(俺の名前)は病室に居てくれ、と昨日母親に言われていたけど。
親父に対して、俺は今日寝坊した事にすれば、俺も一緒に家族への説明を受けられるんじゃないか、と思って、まだ親父の病室には顔を出さずに一階の待合室で母親からの連絡を今待っている状態だ。
現在午後14時00分。

現在午後14時45分。
ごはんを食べた。
未だに母親から連絡が来ない。

現在午後14時58分。
母親と電話が繋がった。
今は親父の会社に居るのだと言う。
先生から家族への説明は午後16時頃になるだろう、との事。
てっきり親父本人への説明が午後16時頃になるんだと思っていたけど、違ったんだな。
俺は親父に対して寝坊した事にする、と伝えた。

現在午後15時29分。
「耳かき(別)」をやっていた。
耳の痛さゲージがMAXになったので打ち切り。
母親はまだ来ない。

現在午後16時04分。
母親と合流。
今、部屋で弟と先生を待っている状態だ。
母親は相当テンパっている。

先生が来て話をした。
弟は結局間に合わなかった。
先生が言うには95%くらいの確率で肺の小細胞癌なのだと言う。
4種類ある肺がんのうち、性質の悪い種類なのだと言う。
ただ、救いは、その4種類の中で一番化学療法が進んでいる癌なのだと言う。
肺に2個、肝臓に10個、脳に1個腫瘍があるそうだ。
俺が先生に「完治は出来ないんですか?」と聞いたところ、「完治は無理です」と言われた。
母親が先生に「余命はいくらくらいですか?」と聞いたところ「半年はいけると思います」と。
母親が「1年は無理なんですか?」と聞いたところ、「1年は難しいと思います。ただ、半年耐えれたら1年先も見えてくると思います」との事。
一通り説明が終わった後で、親父も部屋に呼ばれて改めて先生から親父に説明がなされた。
俺らに対して話した事と、ほぼ同じような事を話してた。
ただ、余命に関する事は先生は伏せてて、親父も先生には尋ねなかった。
親父の口元が動いて、余命を聞きたそうにしていたのは見て取れたけど。
俺は割と冷静だ。
部屋を出た親父をトイレまで、またトイレを出た親父を病室までエスコートした。
今回は嫌悪感も出ずに親父に触れた。

親父は塩分が足りなくなっているとかで、点滴をする事になったそうだ。
あと、ステロイドと胃薬を飲む事になったとか。
母親は今日は病院に泊まると言っている。
俺は帰るけど。

先生から話を聞く前、母親が弟にメールを打とうとしていたので、俺が「連打せんように心掛けたら」と言い、母親が「そうやった。いや、ちょっと黙って!」と怒鳴ってきたのに少しムカついた。
母親も母親でテンパってるんだろうけど。

母親は「トイレに行く」と部屋を出て行ったきり戻らない。
その間に看護士の女の人がやって来て、「血糖値測る検査しますね。ちょっと指チクっとすると思いますが。血を出して測ります」と言い、親父の人差し指に何かをパチンとやっていた。
痛そう。
毎回これやるのか。
きついよな。

現在午後21時47分。
病院から帰ってきた。
病室を出ると、弟が来ていて母親と話し込んでいた。
大体の事情は聞いたらしい。
いつもヘラヘラしている弟なのだが、いつになく真剣な顔をしていた。
タバコを吸いに外に出たら、またまた弟と遭遇。
そこで「親父余命半年以上、1年未満っての聞いた?」と言い、弟は「聞いた」と。
俺は「俺、全然実感ないわ。半年とか1年とか、俺だって半年後や1年後には死んでるかもしれへんしな」と。
続けて「俺、おかんも心配やねん。この前母方のごっつ長い家系図書いて俺に見せてきたし、あの世の話になって俺が『自殺したら地獄逝きらしいで』って言ったら『何でそんな怖い事言うん?』って反応見せたし、俺が『親父の還暦なんもしてやれへんかったな。おかんの還暦の時は何かするわ』って言ったら『私、還暦まで生きてへんかもしれへん』とか言い出すし。後追い自殺考えてる可能性もあるんちゃうかな、って」と。
弟は「それお兄ちゃんの考えすぎちゃうか?w」と。
病室に戻る。
そこに親父の知り合い(友達?)が2人来て、色々と話してた。
親父の知り合いが「お兄さん(俺の事)、お父さんによく似てはる。弟さんは全然違うけどw」と言ってきた。
俺が「太ってるからですか?」と聞くと、「いやいや、そういう事じゃなく」と。
続けて「御兄弟は仲がよろしいん?」と聞いてきたので、俺は「殆ど関わり持ってません」と返し、弟が「でも、昔よりかは仲良くなれたよな?」と言ってきて、俺は「昔は(弟の事)いじめまくっとったからな。悪かった」と謝った。
その後、親父の知り合いが「御兄弟どっちか、お父さんの仕事継ぎはるんで?」と聞いてきて、弟が「残念ながら、僕らどっちとも全然関係ない世界に居るんです」と。
それからしばらく話して、その2人は帰って行った。
帰った後、母親が「○○、『お父さんに似てる』って言われてたな」と。
俺は「俺が今太ってなくて、それで禿げかけてもなかったら、どうやったかな?」と。
すると、母親は「そしたら『可愛い』んちゃう?あんためっちゃ可愛い顔しとったやん」と。
続けて「□□さん(親父の名前)、○○小さい頃ってめっちゃ可愛かったやんな?○○のバギー押してて、すれ違う子、すれ違う子、どの子見ても○○が一番可愛かった。『勝った』『勝った』『また勝った』って感じやったわ」と。
俺は「親馬鹿やで」と。
母親は「そうやな」と。
親父の友達2人も帰り、部屋には俺と親父と母親と弟と。
親父は寝ていて、母親は弟にも例の家系図を見せていて、俺は一人座ってテレビを観ていて。
弟の奥さんが居ない、本当の家族4人きり。
この家族4人きりで過ごせる時間も、あとどれくらいあるだろう、とか考えた。
途中で弟は長椅子に横になって「ちょっと、5分だけ休ませて。疲れてる」と言い、眠ってしまった。
面会時間は過ぎたけど、俺はこの家族4人きりで居られる時間ももっともっと味わっておきたくて、しばらく居残り続けてた。
弟が起きて、母親が「あんた(弟)、5分って言ったけど15分くらい寝とったで」と。
俺は、弟が「帰る」と言うまで、家族4人きりで居られる限りは病院に残ろうと思っていたけど、弟が「お兄ちゃん、先帰ってええで」と言うので、俺一人先に帰ってきた。
母親は今日は親父の病室に泊まりだし、弟はしばらく休んでから帰ったんだろうな。
その後どうなったのか、俺は見てないから知らないけど。
帰りにまた「ぶらり横丁」で食べて帰ってきた。
今日は牛丼とうどんのセット、500円を食べて帰った。

今日は先生から親父について説明を受けたのだが、その直前に母親に怒鳴られていてムカついてて、そのムカムカにばかり意識が行ってしまってて、親父の余命を聞かされても全くショックを感じなかった。
こういうところが俺、幼稚なんだろうな、と思う。

メッセの子がよく気にしてくれてるみたいで、今日何度かこの日記に飛んできていた。
俺の親父が深刻な状況になっていて、メッセの子が心配してくれてるんだ。
「(俺の親父の事で)何か進展が無いか」って、何度もこの日記に飛んできてるんだ。
そういう状況を思い浮かべて、何故だか俺は笑ってしまった。
つい吹き出しそうになってしまって、笑い声こそ出さなかったけど、顔がにんまりしてしまっていた。
こんな状況を「おかしい」と思えてしまう俺って、やっぱどっか壊れてる。
もう一人の自分、悪魔が面白がっている、みたいな。

子供の頃から思っていたけど、俺の心の中にはもう一人、別人格の悪魔が住んでいると思う。
厨二っぽいけど、ガチな話で。
絶望的な状況を笑ったり、自分の事を気にかけてくれる人に心の中で特に理由も無く誹謗中傷文句を浮かべたりする悪魔みたいなのが住んでいる。
あの子には一度そういう事を話した事があるんだけど「分かるわ。リュカさんって僕と似てる」と言われた。
俺に限らず、誰にでも当てはまる事なのかな。

「悪童日記」シリーズに出てくる「リュカ」に因んでるだけあって、俺って元々サイコパスっぽかったもんな。
エゴグラムをやっても、何度やっても「異常者」みたいな結果しか出ないし。

今日だって、先生からの説明が午後16時にあるんだってので待ってる時間、あたかも「今日はイベント事が発生するんだ」みたいにどこかドキドキ、ワクワク?してる感覚があったし。
説明を受けている間、親父の心配よりも目先の母親へのムカつきの方が優先されていたし。
やっぱ俺ってどっかネジが飛んでるんだと思う。

俺には親父の家族である資格は無いと思う。

俺には良識的な感覚も宿っているので、自分のそういう面、異常な面は極力人前には出さないように努めているけど。

それでも、テレビなんかを観ていて人の悲劇を家族の前で大声を出して笑ってしまう事がこれまで実は何度かあった。
その度に母親からは「あんたって可哀相やな・・・」と言われてた。
俺は死んだら多分地獄逝き。
こんな性格してる奴が天国になんて逝ける訳が無い。

親父は毎日浴びるように酒を飲んでいたのだそうだ。
仕事の日も、午後17時に仕事が終わって、会社の中で酒を飲み始めたり。
その事について「こんなの、建築業界じゃ当たり前や」とか言っていたらしい。
休みの日なんて、朝9時半に起きて、午後23時半に眠るまで、ずっと酒を飲み通しだったのだと言う。
緊急手術を終えて、呼吸器を付けてプルプルしながらも「焼酎飲みたい・・・」とか言ってたし。
俺は半分冗談で言ってるんだろうな、と受け止めてたけど。
弟や母親はそれに対してドン引きしてるみたいだった。
母親が親父に対して「アル中みたいや」と言った事があり、夫婦喧嘩の殆ど無い家族なのだが、その時親父が「☆☆(母親の名前)、それは言ったらあかん事やで」と珍しくキレてきたのだと言う。
そんな事があっただなんて、親父がそこまで酒に溺れていただなんて、今回の事で初めて知った。
今回癌になったのも酒が原因なんじゃないか、と母親は言ってた。
数日前、俺は「でも、親父も酒で死ねるんやったら本望ちゃう?」と言ったのだが、母親は「本望な訳ないやろ。死ぬんやで?」と言ってきた。

親父は結婚後はそこまで酒を飲んでいなかったそうだ。
元々酒は好きだったらしいのだが、普段は毎週カレーライスの日とお好み焼きの日に水代わりに飲むくらいだったとか。
酒の事は好きは好きだったらしいのだが、嗜む程度だったのだと言う。
付き合いで飲む事もあった、と。
ただ、当時親父が務めてた建築会社で、ある会社に出向になって、そこで酒を覚えて、そっからは飲み通しになったのだと言う。
グラスを持つ手がプルプルと震えていたくらいだったそうだ。
完全にアル中。

俺がほぼ毎日病院に通うのは使命感だな。
親父の事を心配してってよりも「会える人には会えるうちに会っておかないと」という感覚から。

俺って本当に酷い奴だと思う。
実の父親が死ぬだろうってなっているのに、涙一つ流さない。
表情一つ変えないし。

「実感が無い」ってのもあるのかな・・・

電車の車両と車両の繋ぎ目、ギーコギーコなっている所がある。
そのギーコギーコなっているところの下は、恐らく皮?みたいな生地でカバーされてる。
そこに大人の体重で、電車が走っている最中、思いっきりジャンプして体重をかけたらズボっと足が線路に突き出てバキバキっと足が砕けてしまうんだろうな、と。
そんな想像が頭の中から離れなくなっている。
果たして想像通りになるのか、それとも大人の体重で両足揃えて全力でそこに飛び降りても皮でガードされて突き出ないようになっているのか。
試したくて試したくてたまらなくて。
でも、同時にそれが怖くて怖くてたまらなくて。

親父の命が1年と持たないのなら、毎日通った方がいいのか。
それとも、週2くらいでいいのか。
分からない・・・

母親が泊まりこみなので、とりあえず明日は行こうと思う。
あと、12月8日に俺が嫌っている10歳上の従兄と、その両親(俺から見たら伯父と伯母、その2人は良い人)がお見舞いに来る予定なのだそうだ。
その俺の嫌っている従兄がどんな反応を示すのか見たいので、8日も病院に行こうと思う。
なんか、俺の中で半分イベントみたいになっていて不謹慎極まりない。
最低の息子だ。


 < 過去  INDEX  未来 >


リュカ

My追加