現在午前0時00分。 日が替わった。 でも、午前2時48分を過ぎるまでは「一昨日まで誕生日」だと思っておく。
親父に見せる用の「踊る大捜査線」を観ているのだが、「こんな事してていいのだろうか・・・」と胸が締め付けられてたまらなくなってしまった・・・ 最悪の場合、親父死ぬかもしれないんだぞ・・・ そんな親父にこんなドラマ見せていいのだろうか、と心が痛む。 全体的に明るいドラマだけど。
一昨日、保険関係で保険会社の本部に行ってきた時、母親が朱肉の事を朱印と言ってた。 俺も派遣で働いて市役所関係の仕事してた時、朱肉の事を朱印と言ってしまって、市役所の女の人にドン引きされた思い出がある。 手淫と取られてしまったんだろうな、と思う。
少し横になろうか。 親父の大腸検査は今日ではなく明日になったそうだ。 脳腫瘍の結果も、そろそろ出てしまうんだろうな。 結果が怖い・・・
弟の奥さんからしたら、今回の事もそこまで深刻な問題じゃないんだろうな、とか思った。 何せ、親父なんてその奥さんからしたらついこの間親戚になったばっかりの関係だから。
昨日サイゼリヤで母親と話してて、母親は夜中ドキドキしてしまって殆ど眠れないと言うので「睡眠薬とか飲んだら?」と勧めてみたのだが、「睡眠薬に頼るんはよくない」と言われた。 俺は「俺なんて毎日睡眠薬飲んでるけどな。病院から出されてて」と。 母親は「あんたみたいな若い子が睡眠薬に頼るなんてあかんで」と。 俺、もう31歳なんだけど、56歳の母親からしたらまだ「若い子」になるんだな。
ちょっと横になろう。 色々きつい。 疲れも溜まってるし、精神的にもまいってきた。
弟が来る前、母親が腰がきついと言うので、俺は「神戸の実家まで付き添おうか?」と尋ねた。 母親は「大丈夫」と返答。 夕方になり、弟がやってきて俺に「お兄ちゃん、お母さんに付き添って実家まで行ったりいや」と言ってきてイラッとした。 弟が来る前、俺は母親が腰がきついと言うので、母親に「明日きつかったら来んでもええで」と言った。 翌日は俺一人でも行くつもりだった。 弟が別れ際、「お兄ちゃん、明日一人でも行きいや」と言ってきてイラッとした。 俺がやろうと思ってる事を、ことごとく薄ら笑いを浮かべながらしたり顔で今更ながらに提示してくる弟にムカついてくる・・・ 確かに俺は弟に対して「××(弟の名前)、よう気い付くな」と褒めてやったけど、自分が思いつくこと思いつく事、全てを妙案だとでも思っているのだろうか、こいつは? んなもん、お前に言われるまでもなくとっくに俺が提示してるっつの。
現在午前1時30分。 「踊る大捜査線」の第1話を観た。 結構面白かったと思う。
俺も体を悪くしたら弟夫婦に見舞われるのかな、と思うとゾッとするな。 一生結婚もしないんだし、いつかそんな日が来てしまうかもしれない・・・
俺が勉強作業に憑りつかれていた頃、「もしもこの勉強さえ終えられたら、後はどうなってもいい。何が起きてもいい」とか思ってた。 その報いが親父の脳腫瘍なのだろうか・・・ 「後はどうなってもいい。何が起きてもいい」と思った結果がこのざまだ・・・
はぁ・・・
現在午前2時44分。 まだ「一昨日まで誕生日」だ。 あと4分。
俺が「面白い」と思った物を親父に見せるなんて、単なる自己満足の押し付けじゃないだろうか。 癌かもしれない親父相手にそんな事をしてもいいのだろうか・・・
現在午前2時47分。 あと1分。
現在午前2時48分。 「一昨日まで誕生日」が終わった。
現在午前2時49分。 秒単位で確実に終わった。
俺と同じ生年月日に生まれた「ミンナ・カウッピ」というスポーツ選手についてwikiを見たのも、もう1年以上前になるんだ。 早いな。
親父は本を読む時は眼帯をしている方が楽だ、と言っていた。 右目が脳腫瘍に神経を圧迫されて物が二重に見えてしまうから。 焦点を合わせられない、とも言っていた。 なので、「踊る大捜査線」も眼帯しながら観てもらおうか。
現在午前3時31分。 「踊る大捜査線」の第2話も観た。 ディスク1もディスク2もなかなか読み込めなくて、何度かトライしないと再生出来なかった。 親父のDVDプレイヤーでちゃんと再生されるだろうか。
今日はそろそろ寝ようと思う。
脳の腫瘍が良性なら、摘出手術はしない、みたいに言ってた気がする。 それだけ危険な手術なのだと。 摘出手術をしないという事は、親父は一生右目が物が二重に見える状態で過ごさなければならないのか・・・ それはそれできついよな・・・ 弟は「それだけで済むならラッキーだ」と言っていたけど。
GyaOでドラマ「静かなるドン」の最終回だけ見逃してた・・・ 親父の事でドタバタしてたから仕方ないか・・・
今日も午前11時前に目が醒めた。 今日は親父に関する夢を見た気がする。
あの子は今週の後半から期末考査に向けて勉強するのだと言っていた。 12月5日から期末考査だとか。 なので、良い結果の報告が出来ない場合、あの子にメールを送るのは控えようと思う。 心配をかけてあの子の勉強に支障をきたしたら駄目だから。
弟は「(派遣会社)フルキャストからめっちゃメールが来る」と言っていた。 俺も毎日のようにフルキャストからメールが来る。 俺も弟もあそこの仕事で働いていた経験があるからな。 それで、未だに解除してないから毎日来るのだ。 俺にとっちゃ、独り暮らしを始めた当初あそこの仕事がライフラインだったから、万が一の為にまだ解除してない。
弟が調子乗ってるのがめっちゃ腹立つ・・・ でも弟に腹が立つということは、それだけ俺の心に余裕が出来てるってことだよな。 いい兆候なのかもしれない。
現在午後13時21分。 病院に到着。 今日も早く着き過ぎた。
病室前で母親と親父の会社の人と合流し、午後14時の面会に行ってきた。 俺が「踊る大捜査線」を借りてきた、1から6までディスクがある、と言うと親父は「お父さん、こんな長いのよう観られへんわ。○○(俺の名前)の気持ちは分かった。その気持ちだけありがたく受け取っておくわ」と。 また、親父の頭に繋がっていたチューブが取られて、今日から一般病棟に移るのだそうだ。 頭の縫い目が痛々しかったな。 一般病棟じゃテレビが観れるから、どっちにしろ「踊る大捜査線」のディスクは要らないな、と。 今まではHCUという大部屋に入院していた。 面会時間が終わり、今は俺一人サイゼリヤに来ている。 母親は整骨院に行くから、後からサイゼリヤに向かう、と。 「先に好きなもん頼んどき」と言うのでミックスグリルのスープライスセットとソフトドリンク飲み放題を頼んだ。 今は俺一人だけだ。
母親は今日親父の脳腫瘍の検査結果を知らされるのだと言う。 「結果が怖い」と言っていた。 俺も怖い・・・
親父が「踊る大捜査線」のディスク要らないと言うので、俺は「じゃあ、俺が(家で)観て返すわ」と言い、母親が「それがええね。せっかく借りてきたんやし」と。 それにしても、弟の言うこと言うこといちいち的外れだよな。 「実家泊まったりいや」却下。 「実家まで付き添ったりいや」却下。 「お兄ちゃんが面白いと思うもん持って行ったりいや」却下。
現在午後16時07分。 母親がサイゼリヤに来た。 整骨院、今回は別の人にやってもらったけど、昨日の人の方が上手かった、と言っていた。 昨日は男の人だったけど、今日は女の人だったとか。 「(男の人じゃないなら)力ないんちゃうん?」と言ったら「そうでもなかった」と。
現在午後22時44分。 病院から帰ってきた。 サイゼリヤで母親と話してた。 母親が母方の家系図みたいな物を書いてきて、俺に見せて色々と説明していた。 「○○に教えてあげようと思って書いてきた」と。 母親の母親、俺から見たら実の祖母は、俺の母親が21歳の頃に亡くなったそうだ。 今まで聞けずにいたのだが、今日思い切って聞いてみた。 「おかんのお母さんが亡くなった時って、やっぱり泣いた?」と。 母親は「覚えてへんねん。ただ、心にぽっかり穴が空いたのだけ覚えてる」と言っていた。 「ほんまに心に穴って空くんやな」とも。 家系図まで書いて俺に色々教えてくるなんて、ちょっとおかしい。 母親は「死って何なんやろう。妹(アメリカの俺の叔母)が、お母さん(祖母)が亡くなる前、〜のおばちゃんに『人は死んだらどうなるん?』て聞いてたのは覚えてる。その時〜のおばちゃんは『死んだら無になる』て言ってた。でも、今は妹(アメリカの叔母)はキリスト教やから『死んでもあの世で会えるからオッケイ』とか言ってる」と。 俺は、もしかして母親は親父が死んだら後追い自殺するつもりなんじゃないかと、ちょっとした予感のような物がよぎってしまって、咄嗟に「自殺したら地獄に落ちるらしいで」と言った。 すると母親が少し血相を変えて「何でそんな怖い事言うん!?」と。 俺は「いや、今あの世の話してたから」と言い訳。 母親がこんな態度に出るなんて、やっぱり少しは後追い自殺を考えている気持ちもあるのだろうか・・・ そんな事をされたら俺としてはたまらない・・・ サイゼリヤで色んな事を長々と話してた。 母親は食が進まない感じで、自分で頼んだピザを食べきるのにかなりの時間をかけていた。 サイゼリヤを後にして、病院に戻る。 今日の午後14時はHCUだったけど、今日の午後16時から一般病棟に移ったらしく、「午後19時から20時までの間しか面会出来ない」という縛りも無くなったので、午後18時頃に病院に行って、親父の新しい病室を訪れた。 4人部屋だった。 そこに入院して2ヶ月のおっちゃんが、うちの親父に話しかけて「ここは日本一の脳外科でっせ。脳に関しちゃここの右に出る病院はない」とか言っていた。 看護師の男の人がやってきて「ご家族全て揃われましたか?」と尋ねてきたのだが、その人が男の俺でもハッとするようなイケメンで、「タイプの子が成長したらこんな風になるのかな」と少し思って、キョドりそうになってしまった・・・ 午後19時を過ぎて弟夫婦もやってきた。 その看護師に対するキョドりと奥さんに対する緊張で相殺されたのか、今日は対人恐怖症は出なかった。 弟の奥さんが「今の人、髪サラッサラやな」と言いだして、俺は少しビクっとなった。 しばらくして、親父の主治医兼弟の叔父がやってきた(親父の兄貴も医者だけど、弟も医者。その2人は同じ医者同士という立場で、意見の違いから大喧嘩してお互い絶縁状態になっている)。 そして、親父と母親と俺と弟夫婦とその叔父の6人で、脳外科の担当の先生から話を聞いた。 「この前胃カメラしましたけど、全然大丈夫でした。胃がんとか気になってたんですが、胃も完全に綺麗で」みたいに言っていた。 俺は「Mちゃん(メッセの子の名前)は肺がんの方が胃がんより死亡率が高いって言ってた。肺について触れないのは何でだろう」と思ってた。 先生が「全然大丈夫」と言うので、親父はすっかり安心してしまって喜んでいた・・・ 先生の説明を終えて、トイレに入って行った親父と母親を待ってる間、叔父が俺に「一生懸命親孝行したりや」と言ってきた。 親父と別れて、俺と母親と弟夫婦と叔父の5人になった時「あの先生、肝臓と肺については全く触れへんかったな。俺もそれが気になっとった」と言いだした。 やっぱり肺がんについて触れなかったのはおかしかったんだ・・・ 叔父は「きびしい状況やな」と。 そして「今は抗癌剤が進歩してて、出来るだけ長く癌と共存して行こうって形になるんやけど。3ヶ月くらいの命かな・・・」みたいな事を言いだした。 親父の兄貴である伯父も「残念な結果」と言い、今日説明を受けた親父の弟である叔父も「きびしい」と言って、全くの同意見だ。 弟が「でも平均したら6ヶ月は生きれるって聞きましたよ」と叔父に言い、叔父は「抗癌剤使って寿命を延ばす事は出来るけど」と。 母親が「抗癌剤って、吐き気がしたり髪の毛抜けたりの副作用が出るんかな?」と言うと、叔父は「いや、昔の抗癌剤はがん細胞以外にも影響を与えてたけど、今の抗癌剤はがん細胞だけに行くようになってるからそれはないと思う」と。 そんな感じだった。 叔父と別れた後、母親と話してて「おじちゃんって親父の主治医なんやろ?何でもっと早く見つけてあげられなかったんや?」と言うと、母親は「□□さん(叔父の名前)も『すまんなぁ』って謝ってくれたけど。でも謝ってもらったところで」と言い、俺が「(謝ってもらったところで)しょうがないやん・・・」と。 母親も「しょうがないよな・・・」と。 大阪駅で母親と別れて、家に帰ってきた。
親父は明日、大腸の検査をするのだと言う。 叔父が言うには「大腸がんの可能性が高い」との事。
病院で母親が「それ(「踊る大捜査線』のDVD)悪かったなぁ。お金かかったやろ」と言い、1000円札を俺に渡してきた。 「足りる?1000円しか払えなくてごめんな」と言ってきた。 実際は1475円したのだが、「いや、大丈夫」と返した。 「せっかくやからそれ(DVD)、家で観て」と言われたので「観る観る」と。 現在午後23時17分。 今から「踊る大捜査線」のDVDの続きを観ようと思う。 親父、弟が今日もレンタルしてきた音楽DVDだけは嬉しそうに受け取ってたんだよな・・・
この前来た会社の人、33.4歳らしい。 母親は「あんたより若い人やで」と言っていたけど、やっぱり俺より年上だったか。 でも、俺老けてるからな・・・ 母親にその人より年上に見られてしまっても仕方ない。
現在午後23時58分。 「3日前まで誕生日」が終わるまであと2分。
現在午後23時59分。 あと1分。
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