リュカの日記

2007年12月19日(水)

今日は午前4時半頃に目が醒めた。
寝起き後すぐに親父が起きてきて、洗面所で「うぇ〜・・・、うぇ〜・・・」とえづき始めたので、早速気分が悪くなる。
ニコニコで、今週見逃していた金八のドラマを観た。
話の中に中学生を監禁して陵辱しようという変態野郎が出てきて、少し気分が沈んでしまった。
現在午前8時55分。
少ししたら出ようと思う。

家を出る直前に、金が無い事に気づいた。
行きの電車賃にはギリギリ足りるが、帰りの電車賃が無いのだ。
とりあえず、俺は学校に向かう事にした。
学校に到着する直前に、メッセの子からメールが入った。
自分の身の回りに居る子に起きた事の報告だ。
とんでもない内容だった。
1.2時限目の授業は「彫刻」
授業途中の時間に俺は学校に到着。
彫刻の教室に入るも、中には2.3人の生徒が居るだけだった。
先生は居ない。
もう、後期の授業は終わってしまったのだろうか。
俺は教室を後にした。
食堂に行く。
そして、メッセの子にメールを送った。
先ほど着た報告の詳細を聞こうと思ったのだ。
しばらくしてから返事が着た。
「すいません。また今度話します」との事だった。
詳細を聞く事は出来なかったけど、先ほど着たメール内容がとんでもないものだったので、俺はしばらく震えが止まらなかった。
弁当を食べて、本を読む。
それでも、しばらくはメッセの子が告げた報告内容が頭の中から離れなかった。
昼休みになる。
俺は図書館に移動し、そこでまた本の続きを読み出した。
今度は、物語の内容に引き込まれ、あまりメッセの子の話を意識する事が無くなった。
午前中から昼休みが終わるまで、俺はずっと本を読み続けた。
昼休みが終わっても、まだ40分くらい読み続けた。
3.4時限目の授業は「絵画」
俺は途中から教室に入った。
俺が教室に入ると、先生が「自由課題で絵を描いて」と言ってきた。
そして、先生はそのまま教室を出てどこかへ行った。
辺りを見回してみるも、キャンバスがどこにもない。
また、キャンバスを造る材料すら置かれてない。
絵を描けと言われても、どうしようもなくなってしまった。
なので、俺はまた本を読み始めた。
1時間ほどそうしていたけど、結局先生が戻ってこなくて、キャンバスをどう調達すれば良いのか質問する事が出来なかった。
授業終了30分ほど前になり、俺は教室を出た。
5時限目の教室に向かう。
5時限目は「民俗学」だ。
授業が始まるまで、また本を読み続けていた。
今日だけで、ずいぶん読み進めた気がする。
授業時間になり、授業が始まる。
講義をノートに書き写している途中、突然生きている事が後ろめたい気持ちになった。
漠然と、どうしようもないほど。
俺は死ななければならないんじゃないだろうか、といった意識に捉われる。
そんな気持ちになったところで、俺には自殺する事なんて出来ないのにな。
寿命を待つより仕方ない。
それでも、ずっと「死ぬべきなんだ、死ぬべきなんだ、死ななくちゃいけないんだ」といった感覚に憑かれ続ける。
それが何だか辛かった。
実際のところは確かめる術も無いけど、家族も俺の死を強く望んでいるような気がしてならないし。
江戸時代に存在していた人間達。
その数、地球で数十億人。
その中で、今現在生きている人間なんて一人も居ない。(もしかしたら、何人かは居るのかもしれないけど)
死亡率100パーセント。
そんな事を浮かべてみて、ゾッとした気持ちになった。
午後18時に授業が終わった。
帰りの電車賃が無いので、徒歩で帰るより仕方が無い。
俺は家に向かって歩き出す。
とても寒かった。
「今が冬じゃないのがせめてもの救いだな。もし冬だったらこんなもんじゃ済まなかったろうな」と思った。
そう思った数十秒後に、今が冬である事を思い出した。
季節感狂ってんのかな。
もうすぐクリスマスなんだという意識を持ってる癖に、10月くらいの感覚になってたような気がする。
最初の1キロくらいはそこらでクリスマスの飾りを見る事が出来たのだが、だんだんと道が寂しくなっていく。
学校から徒歩で帰るのは、今回で何回目くらいだろう。5回目くらいか。
正面から歩いてくるおっさんとすれ違う度、俺は身構えるような気持ちになった。
俺の中じゃ、おっさんという生き物は五分五分くらいの確率で、すれ違い様に咳かクシャミを吐きかけてくるという認識だから。
しばらく歩いているうちに、小柄な若者集団とすれ違う。
すれ違った後で、中学生の一団なのだという事に気づいた。
一人、やたらと高い声を出している子が居たので振り返ってみた。
すると、背の小さい少年が一人だけ混じっているのが見えた。
他の奴らがその子の頭に手をかけて「お仕置きするぞ」とほざいてた。
よく聞き取れなかったけど、その小さい少年は笑い声をあげているように聞こえた。
もしかしたら、声が高いから笑っているように聞こえただけで、本当は嫌がっていたのかもしれない・・・
ただ、その子が子供扱いされて、ふざけているだけだと良いんだけどな。
チラっとだけ、メッセの子もこんな容姿をしているのかな、と思った。
歩き続けている途中、左脇腹の下辺りがチクチクと痛み出した。肝臓だろうか。
地元に入った。
今じゃ殆ど外出しないが、8年くらい前まで俺がよく徘徊していた地域だ。
なので、自然に昔の事が思い出された。
そういえば、俺は昔から作文を書くのが好きだった。
その作文について、中学時代の話を一つ思い出した。
音楽祭?みたいなものがあり、それについて作文を書くのだ。
そして、生徒達が書いた作文は、全て後ろの掲示板に貼り出されていた。
クラスに一人、オタクっぽくて大人しい生徒が居た。
そいつは普通に冗談を言ったりするような人間だったのだが、そいつの作文。
『何故俺がこのような馬鹿どもと一緒になってこんな事をしなければならないのか。早く終わってくれという願いでいっぱいだった。愚かなこいつらの〜』といった感じの内容だった。
こんな内容であるにも関わらず、生徒達はそいつを吊るし上げたりする事もなく、「この作文すごいね〜」と言って笑っていた。
今だと「中二病」の一言で片付けられたりするんだろうけど、当時の俺にはそいつがそんな内容の作文を書いた事、それが他の生徒に混じって普通に掲示されてた事が驚きだった。
別にどうでもいい事だけど、それが何か印象に残ってて、歩きながらその出来事を思い出してた。
友達を作ったところで、自分の中の何も埋まらなかったし、満たされなかったし、慰めにもならなかった。
俺は当時から、友達なんかよりも自分を理解してくれるただ一人の恋人の存在を強く望んでいたのだと思う。
こういう書き方をすると、まるでそのショッキングな『作文』を書いたのが俺自身であり、それを第三者の事として語っているように聞こえてしまうが。
友達に望みを持っていなかったという事と、その作文を書いた奴の事は、それぞれ全く関係の無い別々の思い出話。
恋愛なんて、もう俺には一生縁の無い事なんだろうな。
でも、そうやって誰とも付き合わずに一生を終えるという事は、宗教的、または魂的には何かしら価値がある事になるらしいな。
色んな事を考えているうちに、だんだん家が見えてきた。
寒さと疲労と空腹で、既に頭は朦朧としている。
と、そこで、俺とすれ違ったおっさんが、すれ違う瞬間に俺に咳を吐きかけてきた。瞬間、俺は舌打ちをした。
そのおっさんがスーーーっと鼻で大きく息を吸い込み、こちらを振り返る気配がした。
「絡まれる!」と感じたのだろうか、俺は無意識にポケットからカッターを抜き、おっさんの方に向き直っていた。
目が合った後、おっさんはそのまま踵を返して歩いて行った。
まともな思考力が失われている感じになってた。
あのままおっさんが向かってきてたらどうなっていたのか。
自宅マンションに到着。
1時間ほど歩いていた事になる。
現在午後20時34分。

なんか欝っぽい・・・
漠然と辛い気持ちに満たされている。
今日も早めに寝ようと思う。


 < 過去  INDEX  未来 >


リュカ

My追加